以前は田圃などでよく見たと思うが、最近は見ることがなくなった。水面に広がる葉の様子は、水草のホテイアオイ(布袋葵) とよく似ているが、花や布袋状の袋がなく水底に根を張るところなどは異なる。古名はナギ(菜葱)であるが、仲間に葉や花が細いコナギ(小菜葱)がある。
友人のブログで、東京薬科大学にあることがわかったので出かけてみた。
水辺や田圃に生える水生の一年草。別名ナギ(菜葱)。
葉身は心形で長い柄があり、葉柄は膨らまず、水底に根を張る。頂部に総状花序を出し、青紫色の花を多数付ける。
名前の由来:水辺に生え、葉の形がカンアオイ(寒葵)に似ていることからこの名が付いた。
花期:9~10月。
(東京薬科大学・植物園)
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