高尾山などの「寅太の山野草」

中越地震で被災した小千谷市と長岡市にある戊辰史跡の復興を応援しています。
山野草を中心にしたブログです。

キキョウソウ

2010-05-16 18:00:47 | 山野草

近くを歩いていると青紫色の5弁の小さな花に出会うことがある。先日東京薬科大学で学習してきたので、キキョウ(桔梗)に似ているので、キキョウソウ(桔梗草)とわかった。
この植物は閉鎖花を付けるようだが、花後に閉鎖花を付ける植物が多い中で、キキョウソウは先ず閉鎖花で子孫を確保するようである。似ている帰化植物にヒナキキョウソウ(雛桔梗草)があるようだが、いままで気付いたことはない。

 
(右は東京薬科大学で撮影した)

桔梗草/キキョウ科/キキョウソウ属。
道ばたや荒れ地などに生える一年草。別名ダンダンキキョウ(段々桔梗)。
北アメリカ原産の帰化植物で、葉は円形~心形で鋸歯があり、茎を抱くように離れて互生する。花は葉腋に数個の花を付け、花冠は5深裂し、花色は紅紫色~濃紫色である。初めは閉鎖花を付け、5月下旬頃から通常の花になる。
名前の由来:花は小さいがキキョウに似ていることからこの名が付いた。
花期6~8月。
(多摩丘陵)
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コメント
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