高尾山などの「寅太の山野草」

中越地震で被災した小千谷市と長岡市にある戊辰史跡の復興を応援しています。
山野草を中心にしたブログです。

クワガタソウ

2010-05-11 01:05:03 | 山野草
ピントが甘いといわれるレンプクソウ(連福草)の撮り直しに、最後の可能性を求めて裏高尾に入った。やはり葉は見つかるが、花は終わってしまったようである。少し花期が遅いクワガタソウ(鍬形草)がたくさん見つかった。クワガタソウの名前の由来は少し曖昧になっているが、果実に萼のかたちが「鍬形」で残るといわれる。今年はじっくり観察できそうである。

 
(左は淡いピンク色、右はやや白い花)

鍬形草/ゴマノハグサ科/クワガタソウ属。
山地の木陰に生える多年草。
上部の葉は大きく卵形でやや尖り、鋸歯は切れ込みがやや深い。基部はくさび形で短い柄となる。花は上部の葉腋から花序を出し、紅紫色の筋がある花を1~5個付ける。
名前の由来:果実に残る萼のかたちが「鍬形」に似ていることからこの名が付いた。
花期5~6月。
(裏高尾)
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コメント (6)
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