今回は高尾に咲いていたキンラン(金蘭)を集めて見ました。この季節にはキンランの花を求め、奥高尾を歩く人も多いようです。
「金襴緞子(きんらんどんす)の帯締めながら、花嫁・・・」は、新潟県生まれの蕗谷紅児(ふきやこうじ)作詞の童謡「花嫁人形」です。こちらの金襴緞子は、絹に金箔で織り込んだ豪華な織物です。
明日からの越後路は、花嫁人形を口ずさみながらの旅になりそうです。 (高尾山)
「金襴緞子(きんらんどんす)の帯締めながら、花嫁・・・」は、新潟県生まれの蕗谷紅児(ふきやこうじ)作詞の童謡「花嫁人形」です。こちらの金襴緞子は、絹に金箔で織り込んだ豪華な織物です。
明日からの越後路は、花嫁人形を口ずさみながらの旅になりそうです。 (高尾山)
連鷺草/ラン科/ツレサギソウ属。
日当たりのよい草地や湿った林下に生える多年草。
葉は5〜8枚が互生し、下方の葉は狭長楕円形。乳白色の花を10数個をやや密に付ける。
名前の由来:花がサギ(鷺)に似て連れだって花がたくさん咲くことからこの名がついた。
花期:5~6月。
(高尾山)
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日当たりのよい草地や湿った林下に生える多年草。
葉は5〜8枚が互生し、下方の葉は狭長楕円形。乳白色の花を10数個をやや密に付ける。
名前の由来:花がサギ(鷺)に似て連れだって花がたくさん咲くことからこの名がついた。
花期:5~6月。
(高尾山)
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全国の街路樹や公園で見られるユリノキ(百合の木)が、新宿御苑の1本の木の子孫であることは、「ユリノキの紅葉」で述べた。
その原木に出会ったのは3年半前であるが、相模原市の麻溝公園でやっとユリノキの花と対面できた。周囲の林から1本だけ突き出た高木で、チューリップに似た花が広い葉に隠れるように咲いていた。 百合の木/モクレン科/ユリノキ属。
北米原産の落葉高木で明治初期に渡来した。別名ハンテンボク(半纏木)、チューリップツリー。
葉は掌状に2~4裂し、春先に枝先にチューリップに似た淡い黄緑色の花を咲かせる。
名前の由来:ユリに似た花が咲くことからこの名が付いた。
花期:5~6月。
(相模原市立麻溝公園)
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その原木に出会ったのは3年半前であるが、相模原市の麻溝公園でやっとユリノキの花と対面できた。周囲の林から1本だけ突き出た高木で、チューリップに似た花が広い葉に隠れるように咲いていた。 百合の木/モクレン科/ユリノキ属。
北米原産の落葉高木で明治初期に渡来した。別名ハンテンボク(半纏木)、チューリップツリー。
葉は掌状に2~4裂し、春先に枝先にチューリップに似た淡い黄緑色の花を咲かせる。
名前の由来:ユリに似た花が咲くことからこの名が付いた。
花期:5~6月。
(相模原市立麻溝公園)
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きのうは数百年に1回という、大規模な金環日食で日本列島は盛り上がったようです。こちらでは、朝は青空が広がっていたのですが、日食の1時間ほど前に曇り空となりました。そんなことからテレビの前でカメラを構えて世紀の瞬間を待っていました。
外から歓声があがり出てみましたら、金環はすでに雲に隠れてしまった後で、金のリングを見逃してしまいました。この画像は金環が切れた2分後に撮ったものです。雲がメガネの役割をして肉眼でもよく見えたので、直接望遠レンズで撮りました。 晴れていれば下のような画像が撮れたのでしょう。次に日本で広範囲な金環日食が観測できるのは、2312年だということです。
外から歓声があがり出てみましたら、金環はすでに雲に隠れてしまった後で、金のリングを見逃してしまいました。この画像は金環が切れた2分後に撮ったものです。雲がメガネの役割をして肉眼でもよく見えたので、直接望遠レンズで撮りました。 晴れていれば下のような画像が撮れたのでしょう。次に日本で広範囲な金環日食が観測できるのは、2312年だということです。
恒例の春の旅が、1週間後に迫ってきました。今年は旅で何が待っているか楽しみです。そんなことから今月はちょっと早いお宝の登場です。
きのうの朝、 ニッコウキスゲ(日光黄菅)が一斉に咲きました。ニッコウキスゲが我が家にきたのは、いつだったのか思い出せません。ニッコウキスゲは1日花で、今朝は花はしぼんでいました。
一方、 フナバラソウ(舟腹草))は数年前に我が家にきたもので、それほど古くはありません。芽が出る時には何本も顔を出すのですが、育つのはたった1本で不思議に思っています。挿し木でふやそうとするのですが、うまくいきません。高尾の本にも載っているのですが、いまだ山で見たことがありません。
ところできょうは金環日食です。観測用めがねも用意し、あとは天気次第ですが、このあたりの予報は曇りです。でも朝の太陽が窓から差し込んでいます。期待しましょう。 (寅太の庭)
きのうの朝、 ニッコウキスゲ(日光黄菅)が一斉に咲きました。ニッコウキスゲが我が家にきたのは、いつだったのか思い出せません。ニッコウキスゲは1日花で、今朝は花はしぼんでいました。
一方、 フナバラソウ(舟腹草))は数年前に我が家にきたもので、それほど古くはありません。芽が出る時には何本も顔を出すのですが、育つのはたった1本で不思議に思っています。挿し木でふやそうとするのですが、うまくいきません。高尾の本にも載っているのですが、いまだ山で見たことがありません。
ところできょうは金環日食です。観測用めがねも用意し、あとは天気次第ですが、このあたりの予報は曇りです。でも朝の太陽が窓から差し込んでいます。期待しましょう。 (寅太の庭)
高尾山で見るのは ハンショウヅル(半鐘蔓)、そして新潟県などでは トリガタハンショウヅル(鳥形半鐘蔓)がよく見られる。
キンポウゲ科センニンソウ属のハンショウヅルの仲間に、もう一つ代表的なのがシロバナハンショウヅル(白花半鐘蔓)である。ハラン(葉蘭)の花を見学に行った、瑞穂町の「耕心館」の庭に咲いていた。 白花半鐘蔓/キンポウゲ科/センニンソウ属。
山地や丘陵地の林の縁に生える蔓性半低木。
葉は長い柄を持つ3出複葉で、小葉は卵形で対生する。葉の脇から長い柄を伸ばし、黄白色の花を下向きに付ける。
名前の由来:ハンショウヅルの仲間で、花の色が白いことからこの名が付いた。
花期:4~6月。
(瑞穂町耕心館)
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キンポウゲ科センニンソウ属のハンショウヅルの仲間に、もう一つ代表的なのがシロバナハンショウヅル(白花半鐘蔓)である。ハラン(葉蘭)の花を見学に行った、瑞穂町の「耕心館」の庭に咲いていた。 白花半鐘蔓/キンポウゲ科/センニンソウ属。
山地や丘陵地の林の縁に生える蔓性半低木。
葉は長い柄を持つ3出複葉で、小葉は卵形で対生する。葉の脇から長い柄を伸ばし、黄白色の花を下向きに付ける。
名前の由来:ハンショウヅルの仲間で、花の色が白いことからこの名が付いた。
花期:4~6月。
(瑞穂町耕心館)
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笹の葉のようなハラン(葉蘭)を取り上げたのは、もう4年前のことである。この時、ハランの花の蕾らしきものを見つけたが、その後の状態をを確認しなかった。
友人oさんから瑞穂町の社会教育施設「耕心館」で、ハランの花が咲いているいう情報が入った。江戸時代に建てられた豪農の屋敷跡で、名前も良いので雨の中を瑞穂町まで出かけた。土砂降りの中での撮影となったので、禁じ手のフラッシュを使用した。
我が家のハランは、その後も花を咲かせていない。
中国原産で江戸時代初期に渡来 した常緑多年草。
長い葉柄を持つ葉は長さ約50~70cm。春先に地面に半分埋まった暗紫色の花を咲かる。
葉に抗菌防腐作用があり、昔から寿司を包んだり、刺身や弁当に添えられた。
花期:4~5月。
(東京都西多摩郡瑞穂町)
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友人oさんから瑞穂町の社会教育施設「耕心館」で、ハランの花が咲いているいう情報が入った。江戸時代に建てられた豪農の屋敷跡で、名前も良いので雨の中を瑞穂町まで出かけた。土砂降りの中での撮影となったので、禁じ手のフラッシュを使用した。
我が家のハランは、その後も花を咲かせていない。
(止むなくフラッシュ撮影) (庭のハランの葉 2008.02)
中国原産で江戸時代初期に渡来 した常緑多年草。
長い葉柄を持つ葉は長さ約50~70cm。春先に地面に半分埋まった暗紫色の花を咲かる。
葉に抗菌防腐作用があり、昔から寿司を包んだり、刺身や弁当に添えられた。
花期:4~5月。
(東京都西多摩郡瑞穂町)
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日影沢で葉はセリ状に切れ込み、タネツケバナ(種付花)に似た白い十字形の花に出会った。
いつも持ち歩いている「高尾山花と木の図鑑」(菱山忠三郎)と「高尾・奥多摩植物手帳」(新井二郎)の本には載っていない。運よく林野庁の職員が通りかかり、「高尾山の花」でジャニンジン(蛇人参)を探してくれた。 蛇人参/アブラナ科/タネツケバナ属。
山地の木陰や湿地に生える1年草または2年草。
葉は奇数羽状複葉で互生し、7~17個の小葉があり、小葉はさらに切れ込む。茎の先端や葉腋から総状花序をだし、4枚の花弁を持つ十字形花を付ける。
名前の由来:名がついた。
花期3~6月。
(高尾山)
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いつも持ち歩いている「高尾山花と木の図鑑」(菱山忠三郎)と「高尾・奥多摩植物手帳」(新井二郎)の本には載っていない。運よく林野庁の職員が通りかかり、「高尾山の花」でジャニンジン(蛇人参)を探してくれた。 蛇人参/アブラナ科/タネツケバナ属。
山地の木陰や湿地に生える1年草または2年草。
葉は奇数羽状複葉で互生し、7~17個の小葉があり、小葉はさらに切れ込む。茎の先端や葉腋から総状花序をだし、4枚の花弁を持つ十字形花を付ける。
名前の由来:名がついた。
花期3~6月。
(高尾山)
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