山野草愛好家の仲間で開いている展示会は、順位を競うものではないが、最近は先生の閉会後の感想で、1点だけ手本にしたい作品が発表されるようになった。
先生お勧めの今年の1点は、ベテランの先輩会員が出展したシコタンソウ(色丹草)である。
色丹の名から高山帯と岩が連想できるが、作品は見事に自生の自然の姿を作りだしている。
こんな作品が作れるようになりたいが、先生の目では「寅さんはまだヒヨコ
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高山帯の岩場に生える多年草。レブンクモマグサ(礼文雲間草)。
葉の披針形から倒披針形で厚く、先は尖り縁には剛毛がある。花は白色で小さく内側に黄色と紅色の斑点がある。本州中部から北海道の高山帯に広く分布する。
名前の由来:色丹島で発見されたことからこの名が付いた。
花期4~6月。
(春の山野草展示会より)
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