山野草愛好家の仲間で開いている展示会は、順位を競うものではないが、最近は先生の閉会後の感想で、1点だけ手本にしたい作品が発表されるようになった。
先生お勧めの今年の1点は、ベテランの先輩会員が出展したシコタンソウ(色丹草)である。
色丹の名から高山帯と岩が連想できるが、作品は見事に自生の自然の姿を作りだしている。
こんな作品が作れるようになりたいが、先生の目では「寅さんはまだヒヨコ」と言われているようである。才能のない親鳥ではなく、頑張れば将来に可能性を秘めた親鳥になれるのだと考えよう。 色丹草/ユキノシタ科/ユキノシタ属。
高山帯の岩場に生える多年草。レブンクモマグサ(礼文雲間草)。
葉の披針形から倒披針形で厚く、先は尖り縁には剛毛がある。花は白色で小さく内側に黄色と紅色の斑点がある。本州中部から北海道の高山帯に広く分布する。
名前の由来:色丹島で発見されたことからこの名が付いた。
花期4~6月。
(春の山野草展示会より)
【山野草の索引(2)へ】
さすがに鋭いところを突きます。
鉢選びと寄せ植えでは植物の組合せがあります。
例えば、ヒマワリの周りにユキノシタがあってはおかしいですね。
鉢の上に自然を作るのだと、いつも言われています。
デコさんなら、自生地を見ていますから、バッチリ良い作品が完成しそうです。
先ずは試しに、先日のイワウチワなどはいかがでしょう。
岩山と団扇
当方、アルプの里で花開いているシコタンソウと出会っています。
この盆栽、花開くと素晴らしいでしょうね!
アルプの里のシコタンソウの花を見ました。
やはり岩場という雰囲気の中にありますね。
寅はちゃんと撮っていたので、先生に叱られることはありませんね。
寅が撮ってなかったら大変なことに
本人も花を咲かせたかったでしょうね。
でもこれ以上次点を離しては、みんなから嫌われます。
色丹島にも早く春がくると良いのですが・・・。
これと比べたら寅太は50点