Various Topics 2

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※旧Various Topics(OCN)

受信料で建てる3,400億円のNHK御殿もSTOPを!

2015年07月18日 | 国際・政治

新国立競技場、国民の反対があっても、「変更は不可能」と言い続け、国民の声が大きくなると「自分の責任じゃない」と皆がそれぞれ弁明ばかり。最後は首相の、「僕が収めてやった」的パフォーマンス。 

産経新聞(2015年7月19日)
新国立「白紙」 首相、森氏説得したA4文書…国交省に作成指示
http://kokuch.blog.jp/archives/1013532529.html
 

「2019年ラグビー・ワールドカップ(W杯)日本大会には間に合いませんが、お許しいただきたい」
 安倍晋三首相は17日午後、首相官邸5階の執務室で、2020年東京五輪・パラリンピック組織委員会会長の森喜朗元首相にこう頭を下げた。

 それでも不満そうな表情の森氏に首相が示したのが、建設計画を見直した場合の工期などを示した1枚の紙だった。

 「ギリギリ間に合うと希望的なことを言ってできないとかえってまずいでしょう」

森氏は、内容を確かめると小さな声で応じた。

 「それじゃ、やむをえませんね」

 首相が示したA4の文書は、国土交通省などが作成したものだった。もう一度、コンペをやり直して半年以内に設計を決定し、20年春に完成させ、五輪には間に合わせるという計画見通しが示されていた。

 首相が工期などの計画見直しを文部科学省に指示したのは6月2日頃だった。総工費や工期など現状計画の変更が可能かどうか検討するよう伝えた。

 「計画の見直しを再検討してみてほしい」
 これに対し、文科省の回答はかたくなだった。 
 「できません」 

(中略) 

このため首相も最終決断に踏み切るまで悩み抜いていたようだ。首相は9日夜の会食で、次世代の党の松沢成文幹事長に「下村(博文文科相)さんは『絶対大丈夫』と言っている」と話し、松沢氏が「見直さないと世論が持たなくなる」と指摘すると、首相は苦り切った表情を浮かべた。 

(後略) 

・・・「自分が国の代表」「法律の解釈は自分がする」というような発言をしたりしている人が、自分の意思と反対のことをさせることを許しますか?普通。

この記事は、「安倍首相には責任がないんだよ」と言いたげですが、大体が、「日本が世界での日本の評判に傷をつけるから」と強硬に突っぱねていたのは、それこそ安倍首相(発表は菅官房長官ですが)だったのではないでしょうか? 

ま、ともかくも、案を取り下げたことは、よかったです。 

ついでに安倍首相には、こちらにもストップをかけてほしいです。
籾井氏をNHKのトップに据えたのは、安倍首相ですし。 

豪華絢爛な御殿を立てるために、年貢を納めさせられる国民の立場になってほしいと思います。

(ちなみに、総工費ですが、虎ノ門ヒルズの総工費2,340億円、日本テレビ1,100億円、テレビ朝日500億円、スカイツリー&スカイツリータウン1,380億円だそうです。NHKの建て替ええは3,400億円といわれているそうです。)

毎日新聞 (2014年11月14日)
NHK会長:受信料値下げせず
http://kokuch.blog.jp/archives/1013532529.html 

 NHKの籾井(もみい)勝人会長は13日の参院総務委員会で、2015年度からの3年間の次期経営計画期間中、東京五輪に向けた資機材の購入や、老朽化した放送センターの建て替え費用が膨らむため、受信料の値下げは行わない方針を明らかにした。民主党の難波奨二氏の質問に答えた。

NHKは計画案で、13年度末現在74.8%である受信料の支払率を80%に引き上げ、約1000億円の増収を見込んでおり、来年1月に経営委員会で正式議決する予定。経営委員の中には、増収分は受信料引き下げの原資とすべきだとの意見もあるが、籾井氏は「受信料の値下げに踏み切った場合、(3000億円超といわれる放送センターを)建て替える時に借入金が相当増える。その返済のため値上げをしなければいけないという逆の現象が起こる」と値下げのリスクを強調した。

追記:今年8月12日に東京新聞「こちら特報部」が、「NHKが批判を受け、6月に3,400億円の金額を白紙」と報じていました。(9月2日)

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