「私の気質はフランス(都心部)系とドイツ系のミックス。理屈っぽかったり、哲学的だったり、頑固で真面目、気難しいことがあるから。」
と私はそう思ってきて、だからペンフレンドはドイツやフランス(都心部系)を中心に考えてきていました。
ところが、ここ数年、
「いや、そう言いながら、自分の友人やペンフレンドで『楽』に付き合える相手というのは、むしろラテン系の人達なのではないか・・・」
と思うように。(これは夫の指摘でもあり。)
前に、『縁を楽しむ』
http://blog.goo.ne.jp/afternoon-tea-club-2/d/20120304
で書いたように、意図せずとも私にはイタリア人の友人がすぐ出来てしまうのですが、それとともにスペインやラテン系米国人とは少し話しただけでなんだかすぐ親近感を抱いてしまう人が多いです。とにかく私には彼らとのメール交換も一緒にいるのも楽。
イタリア人やラテン系の友人達-リアーナさん、リアーナさんのパートナーのファビオさん、ルイジさん、トリノのファビオさん、スマレ先生、エリーさん、ヴィンセンツォさん、ロビーさん。スペインのベゴーニャさん。フランスのジュリーさん(アリーヌさんもフランス人ですが、「私はフランス人でなく日本人のようだ」というくらいなので、ラテンっぽくない)。
最近ではトスカーナに住むマリオさんという30代の男性ともちょっと話をする機会があったのですが、とにかく皆、性格はそれぞれなのですが、なんだろう・・・昔から知っていたような親近感をすぐ持つことができ、言葉の壁があるのに、皆『外国人』という気がしないところで共通しています。
非ラテン系である他の外国人のペンフレンドや友人たちも、私は大好きで、気が合うから続いているわけですが、それでもラテン系の友人達の場合と違って彼らの場合は時として少し緊張のようなものがあります。彼らが『外国人』であるという意識もこれはなくなる瞬間もない。
もちろん人種や国籍云々の前に、性格や相性は人それぞれなんですが、それはともかく、「『縁』は『偶然』だけでは『偶然』で終わってしまう。『偶然』に加えて『(主観的ではない)相性』が合う相手(人、国、国民性)だから『縁』となる」という当たり前のことをふと考えたりしました。
・・・なんて考えるから私は非ラテン系っぽいのですが、ようは「正反対の性格の人達だから合う」というところか-これって、案外盲点だったりします。
ペンフレンド・友人から結婚、そして仕事などもですが、「自分はこの性格だから、この人(この国の人、この仕事)とは合わないだろう」「自分はこの年齢だから、こんなに年上(こんなに年下)と話が合わない」等々、決め付けてしまうことは、知らぬ間に、『縁』を遠ざけていることということも、気付きづらいです。
私のラテン系のペンフレンド・友人たちは、条件に拘って最初から決め付けることがないので、彼らは私に近づき、こうして私は彼らとペンフレンドや友人になれたわけでしたが・・・鈍感でした、反省。
(最近、こうした、固定観念や思い込みが強くなく、“間口の広い”日本人女性や若者たち数人にペンフレンド紹介やネットワーク作りのお手伝いをさせてもらいました。これも今回改めて考えるきっかけになりました。)