Various Topics 2

海外、日本、10代から90代までの友人・知人との会話から見えてきたもの
※旧Various Topics(OCN)

南海会社バブル事件-株で儲けて王立音楽アカデミーを設立した(?)ヘンデル-1

2022年06月13日 | コンベルソ、イエズス会、クエーカー、オカルティズム

イヤーワーム(=音楽が勝手に脳内再生) - Various Topics 2 (goo.ne.jp)

を書いて、イヤーワームのことを気にしなくなったら、聴こえてくることもなくなった音楽。

今朝起きたら、なぜかクラシック音楽のイヤーワームがうっすら聴こえていました。

あこの音楽は聴いたことがあるけど、なんであったか忘れていました。バロック音楽であるだろうと想像できるくらい。

バロックと言えば、昨夜「ヘンデルのことを書こう」と思っていたこともあり、「この音楽はヘンデルでは?ラルゴかな?」と思い、朝パソコンをつけてから調べてみたら、正解でした。

ヘンデル「ラルゴ」(ロンドン交響楽団) - YouTube

すっかり忘れている音楽も、潜在能力で覚えていて、「ヘンデル」と考えたときにイヤーワームになるのではないか・・。そのように思えます。

ゲオルク・フリードリヒ・ヘンデル - Wikipedia

 

中学の時に音楽家を選んでレポートを書く宿題がありました。私はバッハが昔から好きなのでバッハを選び、その関係でヘンデルも一緒に調べてレポートにしました。

当時から現在まで、バッハとヘンデルは生まれた年が一緒であるとはいえ、バッハとヘンデルが同レベル扱いされる理由がわからない、音楽は聴くのだけ好きな私。(偉大さは二人一緒。ただ、「音楽の父」「音楽の母」という呼び名は日本だけのもののようです。)

全く興味のなかったヘンデルが気になったのは、実は、コルベルソ、ユグノー(クエーカー教徒メイン)のことで英国の17~18世紀のことを調べていた時に出てきたウィキペディアの一つに彼の名が出てきたからです。

それは、

南海泡沫事件 - Wikipedia

のなかに、

「当時王立造幣局長官を務めていたアイザック・ニュートンは南海会社の株で一時7,000ポンド儲けたものの、その後の暴落で結果として20,000ポンドの損害を被っている[注釈 3][1]。その一方でゲオルク・フリードリヒ・ヘンデルは南海株の売買で得た利益を元に王立音楽アカデミーを設立、自らの音楽活動の拠点としている[要出典]。」

という記述があったことからです。

「要出典」なので確かなことではないのでしょうが、それでもこういう話があるだけで興味がわきました。

追記:

友人からの情報

「そこにある「王立音楽アカデミー」とは、そういう目的で貴族らが一緒になって立ち上げた私企業であり、いわゆる音楽院としての「王立音楽アカデミー」とは(英語での名前も同一ですが)全く別物です。

ヘンデルの方のアカデミーは、その出だしもあぶく銭だったようですが、1719年に創立したものの、ずさんな経営の結果1728年に倒産します。なお、本当のアカデミーは1822年創立です。」

 

関連:

ロイズとジョン・ジュリアス・アンガースタイン-4(The South Sea Company) - Various Topics 2 (goo.ne.jp)

クエーカー教徒とコーンウォール(William Cookworthy) - Various Topics 2 (goo.ne.jp)

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ヘンリー8世とトマス・クロム... | トップ | 南海会社バブル事件-株で儲... »

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

コンベルソ、イエズス会、クエーカー、オカルティズム」カテゴリの最新記事