Various Topics 2

海外、日本、10代から90代までの友人・知人との会話から見えてきたもの
※旧Various Topics(OCN)

HPVワクチンからエアバスまで-市場原理&科学至上主義者たちが作り出す未来はバラ色か?

2018年01月31日 | 社会(歴史・都市計画含む)

HPVワクチン被害において、ワクチン被害を訴える側を攻撃するワクチン過激推進派の人達の人達にはデジタル脳の人が多く、被害者の立場で考えるワクチン慎重派の人達はアナログ脳が多いと思います。 

まあ、人間は複雑なので、「この人はデジタル脳」「この人はアナログ脳」とスパッと単純に分類はできませんが、前者のほとんどが「科学至上主義者」である限り、彼らの思考回路、価値観が似ているということはあるでしょう。 

科学至上主義の問題-私と海外の友人達とは、しばしばテクノロジーの進化の疑問、問題点について話題にします。 

たとえば、 

テクノロジー・バブルと人間性の崩壊
http://blog.goo.ne.jp/afternoon-tea-club-2/e/881d3fdbf2f8c29587c9127368f1b2c1 

日本のオタクアニメ・漫画とソフトバンクの「ペッパイ」-Hentai国家となりませんように
http://blog.goo.ne.jp/afternoon-tea-club-2/e/fa8a74dbd953ac7fe9d50827a33f7078
 

JRのロボット開発に対するスウェーデン人の友人の意見・アンドロイドクローンとパーマンのコピーロボット
http://blog.goo.ne.jp/afternoon-tea-club-2/e/286cd152548c8cf90532aa6e9126e5e5 

日本人はなぜ人間型ロボット(人間のお友達ロボット)が好き?
http://blog.goo.ne.jp/afternoon-tea-club-2/e/69368cca568e19876a871ca3bac27ca0 

科学至上主義者と市場原理主義者は相性が良く、政治家、資本家に支援を受け、世界的にテクノロジー進化がとまりまりません。 

(「JRのロボット開発に対するスウェーデン人の友人の意見・アンドロイドクローンとパーマンのコピーロボット」で紹介した以下の記事は、ロボット工学者の石黒浩氏の研究について書かれています。 

Guardian
Android clone v human: will you be able to tell the difference at work?
https://www.theguardian.com/sustainable-business/2016/nov/03/android-clone-v-human-will-you-be-able-to-tell-the-difference-at-work
 

偶然ですが、「人間と機械の間 心はどこにあるのか」という本を石黒浩氏と共同執筆をしていた池上高志氏は、村中璃子氏の御自慢の従兄です。
ペッパイを作り出したソフトバンク・・。) 

ほかにも、 

エアバス-「ヒューマンエラーが多いから自動操縦」という前にすべきだったことは
http://blog.goo.ne.jp/afternoon-tea-club-2/e/b02d65b67758168221ab02c13af55de2
 

エアバス幹部の良識的発言
http://blog.goo.ne.jp/afternoon-tea-club-2/e/c215d9d2119b278580083909045df225 

ジャーマンウィングス航空機事故-ブルームバーグからレオニド・バーシドスキー氏の意見http://blog.goo.ne.jp/afternoon-tea-club-2/e/a976b4cdd2feb343bad3ccb6d9b284da) 

など、2015年3月のドイツのジャーマンウィングスの事故の話から自動操縦の話もしました。 

あの事件は、事故原因をよく調べぬ前に、「副操縦士が鬱病で乗客乗員を道連れに自殺した」ということにして、エアバスの不具合については調べぬままで終わりました。 

エアバスの不明な事故(進路を変えて行方不明)はジャーマンウィングス前にも、マレーシアの航空会社でもありましたが、それも「パイロットが鬱病」いう憶測を出しただけで、飛行機の不具合を調べようともしませんでした。 

(HPVワクチン被害に対する製薬会社、ワクチン過激推進派の対応とも似ている・・・)

テクノロジーの進化は総合的に見て人類には必要だとしても、過信のあまり、不具合を疑う、認めることなく、そして広角的長期的な視野を失って進化するのであれば、それは人類にとって「害」になるのではないか、と思います。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 「貢献」と「征服」の境界線... | トップ | 女性器の癌が非常に気になる... »

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

社会(歴史・都市計画含む)」カテゴリの最新記事