イランのイスラエル報復攻撃は日本も欧米も非難しますが、規模が違うとはいえ、イスラエルがイランにしたことはほとんど反応しません。
2024年4月2日産経新聞:
イスラエル、シリア・ダマスカスのイラン外交施設を空爆か 革命防衛隊の幹部司令官ら死亡 - イザ! (iza.ne.jp)
【テルアビブ=佐藤貴生】イランの英語衛星テレビ、プレスTVは1日、イスラエルがシリアの首都ダマスカスのイラン大使館領事部を空爆し、革命防衛隊のザへディ幹部司令官ら7人前後が死亡したと伝えた。イランの駐シリア大使は攻撃は国際法違反だとし、「決定的な返答」を行うと述べ報復を示唆した。
イランはパレスチナ自治区ガザを実効支配し、イスラエルと戦うイスラム原理主義組織ハマスを支援している。イスラエル軍はシリアで革命防衛隊幹部らを空爆で殺害するなどしてきたが、外交関連施設を爆撃したのは開戦後初とみられる。イランの出方次第で中東の不安定化が加速する可能性もある。
イスラエル軍のハガリ報道官は米CNNテレビに対し、攻撃に関与したか否かには触れなかったが、「イランは事態を悪化させた主要な国であり、現場は在外公館ではなく革命防衛隊の精鋭、コッズ部隊の軍事用の建物だ」と述べた。
イスラエル軍は最近、シリア北部アレッポを爆撃し、レバノンの親イラン民兵組織「ヒズボラ」の戦闘員らを殺害した。イランがシリア経由でヒズボラなどの民兵組織に兵器を供給しているとみて、対シリア攻撃を強めていた。
昨年5月に、イタリアのマッジョーレ湖で、こんな事件がありました。
Lake Maggiore boat incident - Wikipedia
Google翻訳:
2023年5月28日、イタリア北部のマッジョーレ湖でハウスボート・グッドーリア号が転覆し、乗船していた23人のうち4人が死亡した[1][2]。 この事件は、乗客乗員のほぼ全員がイタリアとイスラエルの国家情報機関の関係者であったことが明らかになり、注目を集めた[3][4]。 死亡した4人のうち、2人は現在イタリア諜報機関に勤務しており[3]、1人はモサドに勤務していた[5]。 船長とその妻を除く乗員は全員、諜報機関または国防機関の従業員または元従業員であった[4][6][7]。
イスラエル人の生存者10人は尋問が行われる前に軍用機でイスラエルに帰国した[3][6]。 ボート上での会合は当初、誕生日パーティーだと説明されていた[8]。 その後の報道では、この会談は「イランの非通常兵器能力」に関する共同作戦に関係していた [9] 。 捜査員らは地元産業とイラン軍と関係のある地域のロシア人住民を捜査していた[10][11]。
事件から4日後にアシュケロンで行われたイスラエル諜報員の葬儀では、モサド長官デヴィッド・バルネアが追悼の言葉を述べた[12]。
死亡した4名は、1人が54歳(元)モサドエージェント、2人がイタリア諜報機関、もう1人が船長のロシア人の妻だったそうです。