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ナチスドイツとホロコースト-13(ユダヤ系アメリカ人バーナード・バルークにとっての戦争)

2021年05月07日 | ナチスドイツとホロコースト・ホロコースト産業

反ユダヤ主義者と言われるから、大っぴらに研究できないことを気が付かせてくれるウィキペディア。

匿名性故、間違いや、偏る記事ももちろんあるのだけど、ウィキペディアは個々人がそこで気づいたことを確認する作業をすることで、歴史が教科書だけではわからないということを教えてくれます。

「戦争を起こすのはユダヤ人」と言っていた、ヘンリー・フォード。
そう彼が唱えていたのは正しくはないけど、戦争を起こすきっかけを作ったユダヤ系の人々がいたのは本当。

(ユダヤ系、特にロスチャイルド家が陰謀の元にされることが多いですが、ロスチャイルド一族も色々だし。そもそも本当の悪は表に出てこないようになっていると思います。)

実は最近、20世紀前半に、欧州の王族や貴族でユダヤ人の女性と婚姻しているのことを調べた時にリヒャルト・クーデンホーフがでてきて、その英語版のウィキペディア

Richard von Coudenhove-Kalergi - Wikipedia

にこのようなことが書かれていました。

According to his autobiography, at the beginning of 1924 his friend Baron Louis de Rothschild introduced him to Max Warburg who offered to finance his movement for the next three years by giving him 60,000 gold marks. Warburg remained sincerely interested in the movement for the remainder of his life and served as an intermediate for Coudenhove-Kalergi with influential Americans such as banker Paul Warburg and financier Bernard Baruch.

ここに書かれているバーナード・バルトークの日本語版ウィキペディアは、公正に書かれているとは言えなそうですが、ヨーロッパで同胞が殺されている時代も、こういうユダヤ系の人がいたことも知るべきかと思います。

バーナード・バルーク - Wikipedia

バーナード・マネス・バルーク(Bernard Mannes Baruch [bəˈruːk]、1870年8月19日 - 1965年6月20日)はアメリカ合衆国の官僚、政治家、投資家。サウスカロライナ州カムデン出身のユダヤ系アメリカ人。戦争を一種の公共事業と認識している人物で、第一次世界大戦ではウッドロウ・ウィルソン大統領の側近(大統領選挙に協力した見返りとして大統領府へ自由に出入りできる立場)となり、戦時産業局長官を務め、当時世界最大の工業国家となったアメリカにおける軍産複合体の実権を握り[1]、外交分野でもドイツに巨大な賠償金を課した賠償委員会の議長として活躍した。

以後もハーディングやクーリッジ、フーバー等の歴代大統領に対し、特別顧問という特権的な肩書きでアメリカの重要政策に関わり続ける事でアメリカの執政に必要なあらゆる政治的ノウハウを学ぶと同時に、重要な政治部門の実力者と個人的なパイプを強化し、実質的に大統領以上の政治的影響力を行使できる立場に立った。

その結果としてルーズベルト政権が成立した1930年代には、強大化した政治的な影響力を利用し、公的にも金融界の大物から長老政治家というスーパーエリートへ転身を遂げることに成功。フランクリン・ルーズベルト大統領の顧問として大いに専権を振るった。

ハリー・トルーマン政権でもその影響力は低下することなく国連原子力委員会の米国代表に選ばれ、バルーク案によりアメリカの核独占による世界平和を唱えた。冷戦という言葉を初めて用いた一人であり[2]、それが戦後の世界情勢を意味する言葉として認められた事実は、彼の特権的な地位を証明している。

Bernard Baruch - Wikipedia

マックス・ヴァールブルク - Wikipedia

Warburg family - Wikipedia

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