Various Topics 2

海外、日本、10代から90代までの友人・知人との会話から見えてきたもの
※旧Various Topics(OCN)

CELL誌とワクチン-リュック・モンタニエの講演

2018年03月24日 | 福祉・医療

3月12日に村中璃子氏が 

「「ネイチャー」「サイエンス」と並ぶ科学誌「セル」に「子宮頸がんワクチンに迷いは不要」のタイトルで論説が出ました。地図は各国の疾病負荷とワクチン接種率。日本の子宮頸がんワクチン問題と私の仕事・裁判・受賞にも触れています。(後略)」 

とツイートしていましたがこれより前の3月10日には、 村中璃子氏応援団の一員の衣笠万里氏が、 

「Nature, Scienceに続いてCellにもこのような論説が掲載されました。このCellは山中教授らのiPS細胞の論文が掲載された高名なジャーナルです。既に世界の趨勢は固まっています。 「HPVワクチン、待ったなし」」 

とツイート。 

彼ら、「WHOが言っている」「Natureに書いてある」と、実体を調べることをせずに、ただただ権威(and/or ブランド?)の意見を盲信する方たちですが、CELLとはどういう雑誌か- 

ウィキペディア
セル
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%BB%E3%83%AB_(%E9%9B%91%E8%AA%8C) 

セル』(英語:Cell、細胞の意)はアメリカのセル出版(エルゼビア社傘下)が発行している、1974年創刊の隔週刊の学術雑誌。医学・生化学・分子生物学等、ライフサイエンス分野における世界最高峰の学術雑誌である。同誌からの論文の引用の数を示すインパクトファクターが高いことで有名。2012年のインパクトファクターは31.957。Nature, Scienceとともに三大科学誌に数えられ、それぞれの頭文字をとってCNSと呼ばれる。HIVの発見で2008年のノーベル生理学・医学賞を受賞したリュック・モンタニエとフランソワーズ・バレ=シヌシの論文など、医学史・科学史に残る論文が多いことでも有名。 

(後略) 

このウィキぺディアの説明に取り上げられているノーベル賞受賞者のリュック・モンタニエ氏が最近韓国の国際会議で行った講演内容を、村中氏も衣笠氏も、ご存じでしょうか、ね。 

View Point(2018年2月25日)
ワクチンの危険性指摘、ノーベル賞受賞者モンタニエ氏
https://vpoint.jp/world/korea/107598.html
 

 エイズウイルス(HIV)の発見で2008年にノーベル医学生理学賞を受賞した世界エイズ研究予防財団のリュック・モンタニエ理事長は24日、韓国ソウルで開かれた国際会議で講演し、「ワクチン接種への過信は危険だ」と訴えた。 

(中略) 

人間は新たな疾病に弱い状態にある。この疾病というのはエイズや小頭症のほか、エボラ出血熱のような伝染病も含まれる。今後も私たちは未知の病気に悩まされるだろう。だが、私が強調したいのは、ワクチン接種を通した病気も懸念されるということだ。私はこうした危険性を昔から指摘していたが、考慮する人は少なかった。

 例えば、デング熱に対するワクチンは、タイとフィリピンで多く使用され、ある程度の効能を見せたが、ワクチン自体に病気をもたらす危険性があることが最近、分かってきた。死に至ったケースまである。病気を治したいという思いと、反対の効果が表れているのだ。現在では、デング熱のワクチンを使用する際に、多くの注意が必要となっている。

 ワクチン接種の危険性はデング熱以外にも言える。特に子供たちへのワクチン接種は、注意が必要だ。無知からなる感染で死亡することもあるからだ。

 ワクチンの多くには免疫応答を高めるためにアルミニウム塩が使用されている。フランスで行われた動物実験による結果では、このアルミニウム塩とリン酸アルミニウムが健康や脳に影響を与える可能性があることが分かった。

 ワクチンを過信すべきではない。危険性を常に念頭に置く必要がある。これまでにも多くの医者や関係団体が、こうした問題を指摘していたが、まだ正しく認知されているとは言えない。 

(後略) 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする