新・徒然煙草の咄嗟日記

つれづれなるまゝに日くらしPCにむかひて心に移りゆくよしなし事をそこはかとなく紫煙に託せばあやしうこそものぐるほしけれ

「幕末太陽傳」復活! だそうです!

2011-12-23 22:32:44 | 映画

今日の昼休み(きょうの私は出勤日)、asahi.comを眺めていると、思いがけない見出しが目に飛び込んできました。
それは、


日活の象徴「幕末太陽傳」復活 デジタル版で公開


というもの


一部抜粋しますと、


来年、映画会社・日活が創立100年を迎える。一連の記念企画を準備中だが、第1弾として「幕末太陽傳」のデジタル修復版を公開する。1957年の川島雄三監督作品。「こけらおとし」に選ぶにあたり、日活には「必然」の理由があった。

として、

日活にとっての「幕末太陽傳」。佐藤直樹社長は「おそらく全社員が、この会社を象徴する1本と考えている」という。その背景は社の歴史にある。日活は戦後、配給会社として存続していたが、53年に製作再開を宣言。監督や技術者を他社からの移籍組に頼り、若手俳優を発掘して態勢を整え、54年に撮影所を建設した。このため「幕末~」の冒頭、「日活製作再開三周年記念」と画面に出る。
「自前の撮影所で、若い力で映画を撮っていくと意思表示をしてから3年目の作品。この時、川島監督は39歳、フランキー堺さんは28歳という若さ。当時の撮影所の力を感じます」。かかげた理想が、結実した作品なのだ。


ということ。


このブログでは「幕末太陽傳のことを2回取り上げました(こちらこちら)。
とにかく「幕末太陽傳は私の大のお気に入りの1本です
DVDを買っただけでは飽き足らなくて、NHK BSで放送されたものをブルーレイディスクに落としてコレクションにしています。


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そんなお気に入りの作品が、


この作品を日活は昨夏から、東京国立近代美術館フィルムセンターと共同で修復してきた。オリジナルのネガフィルムが現存しないため、35ミリの上映用プリントと複製の映画フィルムからデジタル復元、音声は、黒沢明監督「羅生門」の復元も手がけた米国の音声修復プロダクションに頼んだ。


そして、


◆23日から各地で公開


だそうです


この記事、なんとも中途半端で、むず痒いものに留まっていて、わたしとしては不満(もっと言えば、できの悪い記事)なのですが、大好きな作品「幕末太陽傳」が、デジタル処理されて公開されるという事実は、相当にうれしい話題です。


私、古い日本映画の最大の弱点は「」だと思っています。多くの出演者が早口で、そして、妙なエコーがかかっていて、セリフが聞きにくいといったらありません

それが、「修復」を加えることによって、どう変わるのか、かなり期待してしまいます



あ、そうだ


志ん朝の「居残り佐平次」、いいですよぉ~


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