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新・徒然煙草の咄嗟日記

つれづれなるまゝに日くらしPCにむかひて心に移りゆくよしなし事をそこはかとなく紫煙に託せばあやしうこそものぐるほしけれ

12月21日は「回文の日」だそうな

2011-12-21 23:31:15 | 日記・エッセイ・コラム

今朝の通勤時、クルマを運転しながらラジオを聞いていると、きょう12月21日は「前から読んでも1221なら、後から読んでも1221だからということで『回文の日』だ」ということが紹介されていました。


回文というのは、前から読んでも反対から読んでも同じ文になるもの、有名どころでは「竹藪焼けた(たけやぶやけた)」というのがありますな。
ちなみに、「山本山」とか「妻夫木夫妻」のように漢字が前後同じな言葉や、ローマ字が前後同じな「赤坂(AKASAKA)」は回文とはいいません。

あくまでも、(日本語の)「読み」がひっくりかえてもOKなものだけデス。


回文の日」なるものがあることを知ったのは、今日が初めてですが、私の蔵書にとんでもない珍本があります。


111221_1_1
いまは亡き名コピーライター土屋耕一さんによる「土屋耕一回文集 軽い機敏な仔猫 何匹いるか」です。


もう30年近くも前もに買った本で、こんな大きさ(小ささ)なのに、お値段は2,500円(まだ消費税のない時代
当時の私にしては、かなり思い切った購入デス


今朝のラジオでは、回文の一例として、


阪神は弱いわよ、阪神は(はんしんはよわいわよはんしんは)


などという、かなりレベルの低い作品が紹介されていました。
阪神は(はんしんは)」と「弱いわよ(よわいわよ)」と、単独で回文になるフレーズをつなげただけなんて、初歩中の初歩
例えば、「宇津井健氏は神経痛(うついけんしはしんけいつう)」なんかと比べれば、デキの善し悪しが明白です


一方、この「土屋耕一回文集 軽い機敏な仔猫 何匹いるか」は、タイトルからして期待がふくらみます。
なんたって、「軽い機敏な仔猫 何匹いるか(かるいきびんなこねこなんびきいるか)」ですから


111221_1_2


この本は、大事な大事な蔵書の一冊であります。


最後は、これまで、さんざ寄席で語り継がれていて、ついに「今年の回文」になってしまったことは疑いのない、こちらでしめましょう。


談志が死んだ(だんしがしんだ)


合掌

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