三日坊主日記

本を読んだり、映画を見たり、宗教を考えたり、死刑や厳罰化を危惧したり。

ジャン=フランソワ・プリオ『大いなる休暇』

2005年12月23日 | 映画

道路に雪が積もっている中、ジャン=フランソワ・プリオ『大いなる休暇』を見に、バイクで映画館に向かった。
ここで転んで死んだら格好悪い、でも「映画に死す」だ!と思いつつ、無事に映画館に到着。
こんな天気じゃ私一人かと思ったら、2~30人ぐらいの人がいて、いささかびっくりした。

で、『大いなる休暇』である。
うふふと笑いつつ、いい気持ちで映画館から出て、外の冷気にふれると、あれこれと引っかかることが出てくる。
カナダの人口125人の離島、ほとんどの住民が8年前から生活保護を受けている。
そこで、なんとか工場を誘致しようと・・・という映画である。
しかし、税金を免除するなどの優遇措置をとったにしても、そんな人口の少ない離島に小さなプラスチック加工工場(タッパーを作っているらしい)を作っても、運送料などの経費がかかるばかりで、もうからないように思う。

そして、そういう過疎の島、日本だったら高齢者が半数以上で、20代はほとんどいないだろう。
ところが、子どもな結構いるし、働きたいという年代の人が大部分である。
カナダと日本の離島事情は違うのだろうか。
こういうどうでもいいことが気になる。

コメント (2)
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