濡れ手にアワの外資 郵政民営化の真実は/ウツ患者生む？Nスペ 都会はジャングルか

The　global　finance　industry　will　have　to　wait　a　little　longer　to　get　its　hands　on　that　$3,000bn　of　Japanese　savings．

　「3兆㌦がもう少しで外資の手に入る」。pcおたくでないから、さほどの長時間、画面とニラメッコする訳じゃない。が、この英紙FinancialTimesのコピーをあるサイトで見て、腰を抜かしそうになった。

　（実は、3兆の位の確認に数分かかりました。ナイショです）

　同紙は日本で言えば日経に当たる。05年8月9日付。郵政民営化を控え、英紙がこうした見方をしていた！これは、先ごろ、参院委で国民新党の委員が持ち出した。

　勿論？ニュースにならなかった様子。民営化のプラスが実感出来ない国民にすれば、ハッキリして欲しいところ。某竹中氏は、民営化の道半ばと言い張ろうが。

　▽「無縁社会」（31日Nスペ）；都会の片隅で人知れず旅立つ人々。NHKらしく、丹念に追う。登場人物、ナレーションともに繰り返される言葉。職場を離れると、社会とのつながりを失う…これには疑問が。自らきずなを断つということがあることを、身近な例で知っている。あまりに悲観的な場面が続き、出かかかった涙が途中で蒸発した。番組を見通した者のうち、百人単位でウツ状態になったのでは。ラストに出てきた幼い姉妹の姿にやっと救われた。