防犯にマイナス？ 米性犯罪者のネット公開

　性犯罪者をネットに掲げ、防犯に役立てる。こうした狙いが役立っていない、どころかマイナス面も。英誌エコノミストが指摘＝11日付DailyYomiuri。

　（以前、この事実は当ブログ既報ながら）全米で“公開”されるoffenderは67万人以上で、人口比で日本なら27万人。小さな県庁所在地クラスか。皆さんの前歴たるや、スゴイ。露出なら（32州）ともかく、prostituteのvisitorさえ公開するのが5州ある。

　おかげで？彼らが被害者になってしまう。イジメにあう、はまだしも、職を奪われ、果ては殺される例も。学校、公園などに近づけないという規則はじめ、制限も多い。フロリダでは、ホームレスのｏffendersが集団で住むcampが。

　該当者をキメ細かくチェックし、真のエッチ者だけ目を光らせる必要がありそうだ。そのため改革を進めるのに要注意なのは、政治家のビビリ、タブロイド紙、それに親達などをエコノミストは挙げる。この辺、どこかの国でも一緒か。