ホップ ステップ エイジング

車の免許を取ったのもパソコンを始めたのも55歳過ぎ。
興味を持ち楽しみながらゆっくりゆっくり年を重ねていきたい。

七草粥の日に想う

2024-01-07 16:40:01 | 料理

能登半島では余震も続いており、いまだ予断を許さず、災害が現在も進行している状況です。

今日の北陸地方は雨が降ったりやんだりを繰り返していて一番の寒さ、この後8日にかけて大雪となる恐れがあるそうです。

そんな中で本当に被災地のみなさんは不安な日々を過ごされている事でしょう。

不安材料が多く、避難生活を送るという心理的恐怖は想像を絶するものだと思いますが、温かく過ごせる事を願っています。

こちらは強い西風が吹いているものの快晴で、松の内が明け、今日は七草粥です。

この1年の無病息災を願って、我が家はお供えした鏡餅を割って七草がゆに入れるというのが代々の習慣です。

お粥が好きな私は良いのですが、「今日はお粥かぁ」という声もどこからか聞こえてきます。

「せり、なずな、ごぎょう、はこべら、 ほとけのざ、すずな、すずしろ、春の七草」
子どもの頃におまじないのように覚えましたっけ。

この寒い時期、自然の中からこの7つを見つけ出すのはとても難しい!

整腸作用や健胃、抗酸化、免疫力アップなど、暴飲暴食続きのお正月後に食べる料理なので、家にある野菜やキノコ類を適当に入れて、「7種類あればいいじゃん!」と自己判断でこの習慣を毎年続けています。

ちなみに七草粥を食べる風習が始まった江戸時代、宮中行事や皇族、貴族などの間で行われる行事では 米、アワ、ヒエ、キビ、ミノ、小豆、ゴマの7つの穀物を入れたお粥だったようです。

今年も年末年始から食べすぎて疲れた胃腸にも七草粥が染み渡りました。

七草粥を食べながら、改めて当たり前の日常の食事ができる幸せをかみしめたものです。

 

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