ホップ ステップ エイジング

車の免許を取ったのもパソコンを始めたのも55歳過ぎ。
興味を持ち楽しみながらゆっくりゆっくり年を重ねていきたい。

いまさらですが・・・。 

2022-08-16 20:34:47 | 雑記

今日は旧盆の最終日、お盆の後片付けをしましたがとにかく暑い!猛暑でしたね。

ご先祖様が里帰りしてこの世に生きる私たちと、大切な亡き人とが触れ合う大切な行事が終わりました。

昔は小さな舟形に載せて、川や海に流す送り盆が行なわれたようですが、今は環境問題から盆送りも様変わりしています。

それぞれの地域、家庭によってお供え物も異なるでしょうが、盆飾りは、義母から受け継いだ我が家の慣習に従って行っています。

お墓にお参りし、お花やお線香を供え、夜迎え火を灯します。

「キュウリの馬」と「ナスの牛」を飾りますが、今まで知らなかった事があります。

「キュウリの馬」は、迎え火の時はご先祖の精霊をお迎えする車であるので内向きに、送り火の時は外向きにお供えするそうです。

ナスの牛はお帰り用の車であり、亡き人の霊がゆっくり後ろを振り返りながらお帰りになるよう、外向きにお供えするそうです。

この頃はキュウリ馬とナス牛を飾る家庭も少なくなり、2割足らずだそうです。

例年米と生茄子、胡瓜などをサイの目に切ったものを、ハスの葉などに盛って供えていますが、これは「水子(流産や死産した胎児)」の為の供養なんだそうです。 

そんな事は気にせず並べていましたが…。

お盆の期間中は、お団子やソウメン、ぼた餅など、15日の夜はてんぷらを揚げてお供えします。

それぞれの地域や家庭で盆飾りもいろいろです。

今更でしたが、意味を知ってお供えすることで、仏さまやご先祖さまへの気持ちをこめることができるのですね。

年に一度の帰宅を果たした先祖の御霊に手を合わせ、生死を越えた「つながり」の尊さを再確認しながら、大切に過ごしたいものだと感じました。

 

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