意外とおいしい柿ジャム

今日は立冬。冬の入り口で風がますます冷たく感じられる。
朝、ひんやりした空気で目が覚めた。
すっかり葉の落ちた枝に、澄んだ青空をバックにして、ぶらさがっていた柿もかなり熟れてきてしまった。ずいぶんあちこちにあげたが、食べきれず、熟しすぎちゃって。。。
そこでもったいない精神がムクムク。
姑が「柿のジャムは聞いたことないよね。」と言っていたが、柿羊羹があるんだから，柿ジャムだって・・・
早速熟れた柿を採って来てジャムを作ってみた。
最初からどろどろしていたのを選んだので、つぶす手間もなく簡単にできてしまった。
とりあえず柿10個・砂糖適量（いちごジャムの時と同じぐらい）最後にバニラエッセンスを使用した。
かなり甘いが、柿の風味がほんのり残る不思議な味、まずくはない！
出来上がってからインターネットで検索したら・・・あるある・・・。馬鹿だねえ、先に調べればよかったのに。
「和生菓子の甘さは干し柿をもって最上とする」という言葉があるそうだ。
和生菓子の甘みが強すぎると、くどく、下品な味になるので　干し柿以上の甘さにしてはいけないということなのだそう。柿ジャムも甘すぎない方が体にもいいはず。
今度は砂糖を入れないジャムをもう一回作ってみよう。最後にレモン汁を入れて。　
このジャム、カレーに入れたり、ヨーグルトやバニラアイスにかけるのもいいみたいだ。