百姓通信

自然と素直に向き合い、全身で風を感じて私は百姓しています。
①土づくり②循環型③無農薬・無化学肥料④永続性を大切に!

丹波ハピー農園!!

2006-11-02 20:33:11 | 農業
丹波ハピー農園の堀悦雄さんが、わざわざ『大地と自然の贈り物』・・・黒米、あか米、虹いろ米・・・を持参して下さった!!彼のお米は無農薬・無化学肥料だけではなく、無肥料で育てられているので、本当の意味の愛情栽培であり、大地と自然からの贈り物と言える。無肥料で栽培出来るの??って言われるが、土づくりさえ出来ていれば、可能だと僕達は考えているし、僕自身も昨年はトマトを無肥料で栽培した。但し、僕はまだまだ未熟なので収量があからず、今年は少し酵素オカラと魚粉末の力を借りた。土づくりが進むと、土中のバクテリアの数(1g中2億から40億へ)が増え、自然と植物の育ちやすい環境が整えられるはずだと僕達は考えている。

LLP(有限責任事業組合)って???

2006-11-01 23:30:54 | 農業
昨年8月施行された新会社法の内容の一部で、その代表的な特徴は・有限責任・内部自治・構成員課税といわれている。株式会社や民法上の組合とは異なり、責任は有限で、柔軟な組織で、法人税課税ではなく税金は構成員が支払うというパートナーシップをフルに活用しつつ、いろいろな業種業態の連携や産学官の連携等の強化を図っていきたいという政府の考え方に沿った法律であり、今回、農業者が集まって出資をし合い、各々の自慢の農畜産物を持ち寄り、消費者の方々と直接繋がることが出来ないか等について僕達もいよいよ検討を始めた!!!
生産者と消費者の結びつき方には生協のようなカタチもあることはあるが、生協は生協法に基づいており、都道府県を跨ることは(昨年来議論の中で緩和されつつあるらしいが・・・)困難、その点、LLPは自由で拘束が少ない(原則は県内としたいが・・・地産地消やフードマイレージを考えると・・)。税金も個々の構成員課税の為、個々が儲ける構図をしっかり残しながら、オペレーション経費だけをLLPが持てば良いという、比較的軽い組織でいられる点等の特色は魅力的。その特徴は、内部自治でもあきらかで、出資割合に応じるのではなく、全員一致を原則にしたり、極端な話、出資比率に関係なく利益や権利の分配が決められるという。よく考えなくてはならないのが・全員が意思決定に参加しなくてはならず、簡単にケンカ別れ出来ないという家族のような緩やかなパートナーシップをどう維持出来る組織にするかということのようだ。
何かまた、留意ポイントがあれば教えて下さい。