その昔、蓮如上人の時代、吉崎御坊は何度か火災に見舞われる。
1474年3月、大火に包まれ、みんなが脱出する中、『教業信証(経典)』を本坊に忘れてきたことが判明。
焼失させてはなるものかと、猛火の中に飛び込んだ若い弟子・本光房了顕は大火の中、再びお堂の外へ出られないことがわかった瞬間、彼は真一文字にお腹を切り裂き、命にかえて経典を守り抜いたという。
現在の経典の表紙が赤色なのには、そんな理由があった。
1474年3月、大火に包まれ、みんなが脱出する中、『教業信証(経典)』を本坊に忘れてきたことが判明。
焼失させてはなるものかと、猛火の中に飛び込んだ若い弟子・本光房了顕は大火の中、再びお堂の外へ出られないことがわかった瞬間、彼は真一文字にお腹を切り裂き、命にかえて経典を守り抜いたという。
現在の経典の表紙が赤色なのには、そんな理由があった。