百姓通信

自然と素直に向き合い、全身で風を感じて私は百姓しています。
①土づくり②循環型③無農薬・無化学肥料④永続性を大切に!

元肥

2011-03-29 23:57:09 | Weblog
時期的には少し遅いが、田んぼに元肥を撒く。
肥料には元肥と追肥があげられるが、基本は土づくりが出来ていれば、あとは微生物の餌として考えれば結構わかりやすい。
従来からいわれる窒素分としての肥料を考えると無機態で如何に土の中に入れ込むかということになるが、有機態で土の中にある炭素分との比率等を考えながら施肥する窒素分は遅効性であることが前提なので、出来れば元肥は秋の稲刈り後のあとすぐに施肥したい。追肥は葉色をみながらの投入ということになるが、なかなかそのあたりは難しい。その時々の温度や気象状況の変化を機敏に仮説をもって施肥する必要があり、どちらかというと追肥というより葉面散布で対応した方が速効性があり、微調整も可能になる。