百姓通信
自然と素直に向き合い、全身で風を感じて私は百姓しています。
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「吾輩は猫である。名前はまだ無い。どこで生れたかとんと見当がつかぬ。」という書き出しで有名な『吾輩は猫である』(わがはいはねこである)は、夏目漱石の長編小説。1905年1月、「ホトトギス」に発表されたもので、それは106年も以前になる。
昔はネコはあまり好きではなかったが、ある切っ掛けで飼うハメになり、飼ってみるとなんともなんとも奇妙に面白い。
何が奇妙なのかというと、不思議と私の気持ちを感じ取っているかのように思えてならないシーンに出くわすことが多い。
私が慌てていると「何をそんなに慌てているの、そんなに慌てる必要ないよ・・・」という視線を私に投げかける。私が少し悩んでいると「何を悩んでいるの、悩んでも自分では解決できないことには悩んでいても仕方がない・・・でしょう」と諭すような目つきをする。
何が面白いのかというと、ネコが猫だとあまり認識していないのではないかと思う事が良くある。他の猫が窓際に誘いに来ても見向きもせず、お客さんが来られて話しが盛り上がりだすとわざとお客さんと私の間に割り込んできて『私も中に入れろ(決して話すわけではないが)。』というような仕草をする。
『ネコの気持ち』というと『猫』と認識していないネコさんに対して若干失礼だが、もっともっと『あなたの気持ち』を知りたいものだ。

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