百姓通信

自然と素直に向き合い、全身で風を感じて私は百姓しています。
①土づくり②循環型③無農薬・無化学肥料④永続性を大切に!

お茶

2010-02-09 23:25:59 | 農業
『日本政府観光局が外国人観光客を対象に実施したアンケート調査(複数回答可)によると、日本滞在中に購入したい商品のうち、最も人気が高かったのは日本茶(32.6%)だった。2008年の3位から上昇し、07年の調査開始以来、初めてトップに躍り出た。2位はカメラ・デジタルカメラ(30.9%)、3位は着物・浴衣(30.7%)だった。』という。
アンケート方法が複数回答で、お茶がどれだけ人気が高かったのかはわかりづらいが、極めて広い範囲で望まれている事がよくわかる。
私たちは、よくどういうお客様が私たちの栽培しているものを欲しがっているか勝手に想像することはあるが、こういう記事を読むと私たちの想像の範囲外で販売出来るチャンスがいっぱいあることに改めて気付かされる。
灯台下暗しというか、そのものの本質的な意味、意義、特異性について私たちはもっといろいろな角度から栽培している農作物について考えるべきだし、その価値を見出すべきなのだろう。

AMAP

2010-02-09 00:00:53 | 農業
サンチョク、テイケイ、CSA、そしてAMAP。
食の問題は、社会や文化に深く根差しており、最近では環境問題とも大きく関係してきている。
「サンチョク」は産直、「テイケイ」は提携(日本でいう生活協同組合)、CSAは、Community Supported Agriculture の略で、一般には「地域で支える農業」という意味ですが、最近では広く、消費者や販売者などが、生産者と連携あるいは生産者を支援し、自分たちの食糧生産に自分たちも積極的にかかわる、という形の農業のことをいう。
そしてAMAPとは、フランスで一人の生産者とグループの消費者が契約を交わすアマップという農産物の産直システムのことで、家族経営の農業を守る会の略称でアマップと呼ばれている。『アマップ・AMAP ・Associations pourle Maintien d'une Agriculture Paysanne』
世界各地でさまざまなカタチで食と農、地域の連携が模索されているが、決してまだ答えが見えたわけではなく、お互いがお互いの立場に立ち将来を見据えた中で結論を導き出したい。