百姓通信

自然と素直に向き合い、全身で風を感じて私は百姓しています。
①土づくり②循環型③無農薬・無化学肥料④永続性を大切に!

めいほうハム

2010-02-17 23:27:57 | 料理
岐阜の地に生まれて55年の歴史を持つ明宝ハムは、「新農村建設国庫補助」事業から始められ、紆余曲折の結果、1980年以降の自然食ブームに乗って『幻のハム』とまで呼ばれるに至る。
着色料・防腐剤・酸化防止剤を使わず良質な豚肉を原料に「手作り作業で100%豚肉」が売りで、地域が一致団結、村をあげて手づくりハムの生産を行っているという特徴があり、昭和63年1月には村内の7つの各地区の消費組合・商工会・森林組合・畜産組合・村が共同で出資し、村民総参加による第3セクターハム製造販売会社『明方特産物加工株式会社』を設立。
今や、郡内はもちろん岐阜市、高山市、美濃加茂市などの代理店を通して精肉店、スーパーなど約450店舗、および百貨店(大丸や高島屋他)に出店している。
そんなハムを岐阜の知人から頂いた。何でも粘り強く熱い想いでやり続けることだ。

雄性不稔

2010-02-17 19:46:36 | 農業
雄性不稔は今やF1品種をつくるのに欠かせない技術だといわれている。
いままで人工的に一つひとつ雄しべを取っていたその手間が省け、確実に交配が可能になる。
雄性不稔とは、雄性器官(雄ずい、葯等)の異常によって起こる不稔を意味し、花粉を作る能力を欠いたもの、花粉粒は作るものの正常に発芽できないもの、葯の裂開が物理的に不可能なことによるものなど、いろいろなタイプがある。
メンデルの法則に従うと優劣の法則というか、優性遺伝子と劣性遺伝子(遺伝子的にいうと顕在性と潜在性というらしいが)の劣性はその特定をしやすく、固定しやすいという特徴があり、この雄性不稔はその特徴を有効に活用しているといえる。