知的資産?!

知的財産っていうと、特許やノウハウのことだということはなんとなく知っていましたが、知的資産っていわれると・・・、なかなかよくわからず・・・、でも最近、経済産業省なんかがそういう眼に見えない資産を指標にした経営を目指すべきだと唱えているとも耳にしたこともあり・・・。
『知的資産』とは、人材、技術、組織力、顧客とのネットワーク、ブランド等の眼に見えない資産のことを指すようで、企業の競争力の源泉となるもののようです。
そういえば、今までバランスシートにヒトやネットワーク、商品力や企画力、外部との関係や協力企業等は記載されてはいませんでした。
いかにそういう知られざるものを“見える化”することが大切かという話で、みえるものにすることで、・会社の強みや弱みが明確になり、・社内的にも啓蒙活動が進み・社外的にも独自性がアピールできることになるそうです。
企業の固有の知的資産を認識し、それらを有効に組み合わせて活用していくことを通じ、それらを活かすことで収益につなげる経営を“知的資産経営”と呼ぶそうで、従来からいわれているアメリカ型のグローバル経営とはまた異なった視点で、企業を“みえる化”し、次に進むべき方向性を明確にしたり、収益構造を強化したりする手段としてはなかなか面白いもののようです。