コーラ、発売禁止!!!

今月に入ってアメリカでは、『学校販売を原則禁止!!!』を発表。内容はコカ・コーラなどの清涼飲料大手３社と米業界団体は、子供の肥満防止対策として全米の公立学校での炭酸飲料の販売を原則禁止することで基本的に合意。2008年夏頃から実施し、販売できるのは甘味料を使わずカロリーを抑えた100％果汁や低脂肪牛乳などだけとなる模様。
そういえば、昨年9月「シュワルツェネッガー知事、校内での炭酸飲料販売を禁止」という報道がなされたように、米国ロスアンゼルスでは、肥満防止の為に炭酸飲料の発売を禁止し、米農務省ではその当時、約30％の子供が太りすぎかその傾向にあると分析していた。
今月4日オーストラリア南東部のビクトリア州政府でも、公立の小学、中学、高校にある売店や自販機でのジュースの販売を今年中に禁止することにしたという。豪州でも子供の肥満の増加が社会問題化しており、ジュースはその一因とされている。販売だけでなく、持ち込みも認めない方針で、私立学校にも同調するよう呼び掛けているようだ。
もう人類は自己で“食”のコントロール出来なくなっているのか。“食育”（それぞれの業界の身勝手な解釈では決してなく）がしっかりなされないと駄目なのか。何が間違っているのか、単純に原因を見定めないと解決策には決してならない。原因があって結果があるのだから。