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井山裕太名人と伊田篤史十段・第3回

新しい発見2題

井山裕太名人と伊田篤史十段

第3回

 その様なわけで7年前、井山裕太さんの強い運気から将来への相当な活躍は予想していたものの、どちらかというと囲碁を打てず、将棋の好きな私はNHKの将棋の時間は見るが、それに続く囲碁の時間はほとんど見たことがないほどの囲碁音痴である。

したがって囲碁界におけるこの7年間の井山さんの目を見張る活躍ぶりには全く気付かなかった。5月3日、新聞を整理中に4月22日付日刊ゲンダイの記事で井山さんが囲碁界の七冠目を獲得したことを初めて知った。

棋聖、本因坊、王座、天元、碁聖、名人、十段という七大タイトルのうち、今まで聞いたことがあるのは、本因坊と名人だけであった。

そのくせ好きな将棋界の七冠は知っていた。

竜王、名人、棋聖、棋王、王位、王座、王将である。

 そこで今回の『新しい発見2題』の1題めは囲碁界の七大タイトルの名称とそれを史上初の独占的獲得者が井山裕太さんであったことだ。まだ26歳の若さである。彼を中心に囲碁界の熾烈な戦いが続いて行くのだろう。

 ところで『新しい発見2題』の2題めは、井山さんが先日獲得した十段のタイトル前保持者伊田篤史さんの存在である。

1994年3月15日生まれ。三重県鈴鹿市出身。

馬場 滋九段門下。

平成21年入段、22年二段、23年三段、

25年四段、同年本因坊戦挑戦者に成り七段昇進

平成27年

NHK杯優勝(史上最年少優勝20歳11か月)

第53期十段戦で高尾紳路十段を3―2で破りタイトルを奪取した。

伊 田 篤 史

6  5 16 5

天格・伊田   11画

人格・田篤   21画大吉

地格・篤史   21画大吉

外格・伊史   11画大吉

総格・伊田篤史 32画大吉

○成功運

天(一)―人(一)大吉

成功順調、希望平安に達成す。

○基礎運

人(一)―地(一)大吉

基礎安泰、助力者ありて心強し。

○三才の配置

天(一)―人(一)―地(一)大吉

万事順調に進展し最大の吉祥をもたらす。

◎偉大な隆昌の運気を表して必ずらず人の上長となり尊敬を受け、繁栄を致す。

◎陰陽天賦の幸福を受け、万事順調に進展し、富貴繁栄を極む。

◎僥倖多望の運気を有し、上位の引立て厚く、俗に云う濡れ手に粟の好誘導を受け、長く幸福を子孫に伝うる。

井山裕太さんに負けず劣らずの強い好運気であり、これから先の15年ぐらい、囲碁界は二人を中心に熾烈な戦いが展開されていくと思う。

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ちなみに将棋界の一時期七大タイトルを保持して、今も活躍中の羽生善治(はぶ・よしはる)さんも18画・21画・15画・32画を有する完全大吉名者である。 続く

 

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