放射線量の観測網で値をチェックする際、その値の意味づけについては、
新聞などに出ているものを参考にすればいいのだが、いまいちピンとこないかもしれない。
なので私なりの参考値を紹介する。
ちなみに値の大きさをわりやすくするため、
私のブログでは1nSv/hr=1円と置き換えた円換算値を使用する。
今地球上で、人が浴びている平均値(自然放射線による)は年間1200μSv(120万円)。
これを測定値と同じ1時間当りになおすと、140nSv/hr(140円)となる。
つまり南関東の今の値は、実は世界平均レベルにすぎない。
なので、日常生活のどこも変える必要はない(東日本はもともと平均以下だった)。
放射性物質の付着の問題も、基準値以下ならまったく問題ない
(基準値は、医学的根拠に基づいている)。
つぎにずっと深刻になって、「屋内退避」、
つまりできるだけ屋内にいて、無用な外出は避けたほうがいいという基準。
真の屋内退避基準は5000μSv/hr(1時間当り500万円)とずっと高いのだが、
これは外出禁止レベルなので、現実(福島県の今)にはもっと低い段階で発動された。
そこでの基準はご存知のように”原発からの距離”によっていた。
私が推奨する屋内退避の基準値は、10μSv/hr(10000円)。
その根拠は、この値までなら年間合計してあびても安全という値を、
1時間当りに直した値11.4μSv/hrを参考値としている。
たとえばこの基準によると、今の屋内退避域は半径30キロであるが、
北西側関しては40キロ圏の人も屋内退避していた方がいいことになる。
それから、実際の退避か避難かという基準には、測定された高い放射線量が一時的なものか、
今後も持続するのか、あるいはさらにどんどん高くなるのかの判断(予想)が必要となる。
それには、現在の測定値だけでなく、発生源である原発の事故状況が重要なのだ。
実際、今日になって現在の屋内退避域の住民に自主避難を推奨しだしたのは、
今の状況が今後も改善されないという認識にたったためだろう。
ただ、私のブログをずっと読んできている人なら、
(暫定基準値など)安全基準を超えた途端に危険域になるものではないことはご存知だと思うが。
まだ根本的には釈然としないかもしれないが(その理由は分かっている)、
とりあえず今はこれにて。
新聞などに出ているものを参考にすればいいのだが、いまいちピンとこないかもしれない。
なので私なりの参考値を紹介する。
ちなみに値の大きさをわりやすくするため、
私のブログでは1nSv/hr=1円と置き換えた円換算値を使用する。
今地球上で、人が浴びている平均値(自然放射線による)は年間1200μSv(120万円)。
これを測定値と同じ1時間当りになおすと、140nSv/hr(140円)となる。
つまり南関東の今の値は、実は世界平均レベルにすぎない。
なので、日常生活のどこも変える必要はない(東日本はもともと平均以下だった)。
放射性物質の付着の問題も、基準値以下ならまったく問題ない
(基準値は、医学的根拠に基づいている)。
つぎにずっと深刻になって、「屋内退避」、
つまりできるだけ屋内にいて、無用な外出は避けたほうがいいという基準。
真の屋内退避基準は5000μSv/hr(1時間当り500万円)とずっと高いのだが、
これは外出禁止レベルなので、現実(福島県の今)にはもっと低い段階で発動された。
そこでの基準はご存知のように”原発からの距離”によっていた。
私が推奨する屋内退避の基準値は、10μSv/hr(10000円)。
その根拠は、この値までなら年間合計してあびても安全という値を、
1時間当りに直した値11.4μSv/hrを参考値としている。
たとえばこの基準によると、今の屋内退避域は半径30キロであるが、
北西側関しては40キロ圏の人も屋内退避していた方がいいことになる。
それから、実際の退避か避難かという基準には、測定された高い放射線量が一時的なものか、
今後も持続するのか、あるいはさらにどんどん高くなるのかの判断(予想)が必要となる。
それには、現在の測定値だけでなく、発生源である原発の事故状況が重要なのだ。
実際、今日になって現在の屋内退避域の住民に自主避難を推奨しだしたのは、
今の状況が今後も改善されないという認識にたったためだろう。
ただ、私のブログをずっと読んできている人なら、
(暫定基準値など)安全基準を超えた途端に危険域になるものではないことはご存知だと思うが。
まだ根本的には釈然としないかもしれないが(その理由は分かっている)、
とりあえず今はこれにて。