今日こんなことが

山根一郎の極私的近況・雑感です。職場と実家以外はたいていソロ活です。

財布を買い替える

2022年11月29日 | 生活

長年愛用してきた我が「不死身の財布」が壊れた。
不死身の財布たる由縁は、過去5回外で落としても、いずれも中身とも無事で返ってきたから→不死身の財布

そういうラッキーアイテムだったので、革がボロボロになっても布テープで補強して使い続けてきた。
だが、チャックが壊れて開いたままとなり、バッグの中にコインがこぼれてしまうので、買い替えざるをえなくなった。

愛用してきた革製の長財布は、カードがたくさん入れられて、コインスペースの中にさらに小さな袋があって1円玉専用にできた。
もうこれと同じものは手に入らない(ブランド物ではなく、どこで買ったか覚えてない)。

バッグの店に行って革製の長財布から気に入るものを探す。
長財布にこだわるのは、札は折らずに入れたいし、折畳み財布だと厚さが倍になるから。
もちろん絶対的なこだわりではなく、アウトドア用の財布は、ベリッと剝がす折畳みタイプ。

カードがたくさん入れて、コイン入れのなかにカードを2枚いれられる物を見つけて購入。

自宅に戻り、まずは中身を入れ替え、新旧の財布それぞれを仏壇に飾り、旧い財布は今までのお礼とねぎらい、新しい財布にはこれからよろしくという気持をこめて祈った。


住みやすさの微妙な差

2022年11月28日 | 生活

東京と名古屋の二重生活をしていて、どちらの都市でも、同じ地域内でも住みやすさに微妙な差が広がっているのを感じる。

居住地を選ぶとき、その差の変化傾向を考慮しないと、どんどん不便になっていくことになりそう。

その微妙な差とは、毎日の買い物先(スーパー、商店街)の盛衰。

例えば、名古屋の棲み家がある名東区の藤が丘は、以前は駅周辺にスーパーが3軒あったが、今は1軒だけになっている。
ただし、食料品を安く売っているドラッグストアが2軒できたので、不便は感じない(勤務先の近くにもスーパーがあってそちらを利用しているためでもある)。

むしろ、1駅先の本郷は駅前にスーパーが1軒あったが、ビルの建て替えでそれがなくなり、今は駅周辺はコンビニだけになってしまった。
※コンビニの用途は、公共料金の支払いとATMが中心で、買い物はスーパーが閉まっている深夜用で生鮮食料品は買えない。
すなわち、本郷駅周辺に住んでいたら不便になっていた。

東京の自宅付近は、徒歩圏内にスーパーが3軒、スーパーより小規模ながら使い勝手がいいマイバスケットが1軒、食料品もあるドラッグストアが2軒、100円ショップが1軒、スーパーより野菜が安い八百屋が1軒ある。
おかげで93歳の母も日々の買い物に苦労しない。

ただし、同じ近所でも、坂の上にはコンビニしかない。
なので坂の上※の住人は、坂の下のスーパーで買い物をした後は、重い荷物を持って坂を登って帰らなくてはならない(高齢者にはつらい)。
※坂の多い文京区とその周辺はたいてい、坂の上は(ちょっと高級な)住宅街で商店街は坂の下になっている。坂の上は静かだが…。

またちょっと離れた「田端銀座」と言われていた商店街が、今ではど真ん中にマンションが建って商店街が崩壊し
、スーパー1軒に縮小傾向になっている。
一方、同程度に離れた「谷中銀座」は、休日は外から観光客が集まるくらいに繁盛している。
言うなれば、近くにスーパーや商店街があっても、それらがそのまま続くとは限らないのだ。

こういう変化を目の当たりにしている私だが、結局、名古屋宅も東京宅も不便になっていない。
これって運がいいだけかもしれない。


高校の同期会2022

2022年11月27日 | メモリアル

今は亡き我が母校・都立秋川高校(全寮制)の同期会が、例年の場所(同期の一人が築地で営んでいるイタリアレストラン)で開催され、3年ぶりに参加した→前回の記事

以前は当時の先生たちも参加されていたが、逝去された方も増え、今年は参加者はいなかった。

一方、”生徒”側にもガンを患って来れなくなった常連もいる。
こうして集まった同期たちも、寄る年波(としなみ)でそれぞれ体の不調を抱えている。
もちろん参加できるのは健康な者たちだが、中には脳梗塞を発症して、後遺症なく参加している同期がいた。

幸い私はあえて節制する必要もないので、この時だけはマスクを外して、ワインを飲みながら互いの近況や昔話に花を咲かせて久しぶりに酔った。
かように制限なく飲んでしまうのは、この仲間たちとの飲み会だけ。

最後は肩を組んで、いまだに忘れない寮歌を歌う。
ふらつく足で帰ったものの、二日酔いにはならずに済んだ。


祝!ドイツ戦勝利

2022年11月24日 | 時事

23日から24日にかけていい夜を過せた。

サッカー・ワールドカップで日本がドイツに勝利した感激を味わえたから。

結果的に、サウジアラビアがアルゼンチンに勝利したのとおなじ得点パターン。
すなわち PKの失点の後の2本のゴールによる逆転勝利。

1点の重みが大きいサッカーでは前半での失点が重たかったが、
2点目と思われてた失点がオフサイドで帳消しにされて、望みがつながれた。

気分一新した後半は、攻撃が奏効しはじめ、またドイツのシュートの精度が悪かったので(キーパー正面か枠外)、いけそうな気がした。
といっても負けていたので、引き分けで御の字と思っていたら、堂安のゴールで息を吹き返し、さらに浅野の神業的トラップ&シュートで逆転してしまった。

日本の勝利が決まった瞬間、感動が込み上げた。
それは思いも寄らぬ奇跡だからではなく、
日本代表のレベルが確実に上がっていることを確信できた嬉しさだから(昔とは違う力強さ)。
その意味での歴史的瞬間を共有できた。

日本代表チーム、ありがとう。
次も期待する。

 


髭剃り忘れた

2022年11月23日 | 生活

本日、なぜか髭を剃り忘れて出勤した。
でも、人前ではマスクをつけているので、まったく問題なかった。

考えてみたら、今のご時世、毎日律義に髭を剃らなくてもいいのかもしれない。

むしろ、密かに髭を伸ばしてみようか…。

追記:やや伸びた髭を見たら、けっこう白髪が混じっていたので、伸すのは諦めた。


収穫祭としてのボジョレー・ヌーボー

2022年11月17日 | 歳時

本来、人々が一年で一番喜び・感謝すべき”収穫祭”が日本から消えてしまって久しい(昔は11月23日がそれだった)。

なので、その代わりにボジョレー・ヌーボーの解禁日を祝う(名古屋で)。
日頃飲むのはメルシャンの最低価格(298円)のワインだが、本日だけは惜しげもなくその10倍支払う(かように、本日解禁の新酒はそもそもワインとしては高級品ではない)。

ライトな口当たりで、飲むほどに気分が良くなるので、なおさら収穫祭を祝える(神道とキリスト教は酒を聖なるものとして宗教に取り込んでいる)。
新酒を味わっている時、東京の母から電話がきて、「本日ワインを買ったから、今度帰った時に開ける」とのこと。
2箇所でヌーボーを味わえる。

本日は、わが愛車の車検を済ませた日でもあり、その意味でも個人的に肩の荷が下りて祝杯をあげたい。
ちなみに、前回の車検は20万かかったが、今回は15万で済んだ。
これを2年に1回支払うのだから、車ってつくづく”贅沢品”なんだと実感する。

この額、ローンもない今の自分には一度に支払う最高額なのだが、言ってみればそれは”学費”を払う側でないからだ。

まぁ、こうやって皆で経済を回していけば、景気が回復し、お互いに潤うということか。
ケチるのもほどほどにしておこう、と今日の自分なら言える。


車の中に子どもを置き忘れない方法2

2022年11月14日 | 防災・安全

またしても車の中に我が子を置き忘れて死亡させるという痛ましい事故が起きた。
これは、送迎バスに園児を置き忘れる事故と同系統のミスだが、”自家用車内での我が子”という私的状況である点がやや異なる。

前回の2年前の時に、「車の中に子どもを置き忘れない方法」という記事を書いたが、そこでは、二重過程モデルのシステム1とシステム2で解説したので、今回もそれを踏襲する。
※システム1:条件づけなどによる直感(無自覚)的反応。覚醒時に優先的に作動
※システム2:思考・表象による意識活動。システム1で対処できない場合に作動

「子を預けた」という思い込みは、システム2によるもの。
この思い込みは、ルーティン化されている行動の予定と過去の記憶が混同されて、過去の記憶が行動完了と解釈されてしまうもの(鍵の締め忘れなどに発生する)。
そして完了したという思い込みによって、車内の確認は不要と判断されてしまう。

本来誤りの少ないシステム2がこうやって誤ると、同じシステム2(思考力)では訂正できない。

それ(思い込み)に逆らうことが可能なのは、別のメカニズムで作動するシステム1だ。
例えば、車から降りて家に入る時は、無条件に車内の後ろ(3列目)まで目をやることを習慣化する(窓が透明なら車外からでも可)。
※:今回の車も窓が不透明に加工されていたという。
これはシステム2の思い込みとは独立した(それに影響されない)習慣行動として条件付けするもの。
目視だけでなく、指先点呼を併用すると尚いい。

例えば、外出する時、ドアを施錠するのはシステム2だが、その後私がやるドアノブを引っ張って施錠を確認する動作は無自覚化されているのでシステム1だ。


横浜の神奈川県立歴史博物館

2022年11月13日 | 東京周辺

帰京した週末の日曜、山に行きたかったが、午後から雨の予想なので、雨が降っても大丈夫な”ローカル博物館巡り”に切り替えた。

今回は横浜の旧市街(中区)にある神奈川県立歴史博物館
県ではなく横浜市の歴史博物館はずっと山側で新興住宅地の都築にあって建物も新しく充実した展示だったが、神奈川県立の方は旧市街地の歴史的建造物を使っているので、きっと狭く、横浜市に比べて見劣りするに違いない。
ただ付近には横浜港関連の資料館もあるので、それらをハシゴすれば少しは充実するだろう。

そう見込んで、東横線経由でみなとみらい線の「馬車道」で降り、地上に上がると、付近は横浜旧市街の風情で、石造りの装飾のあるビルが立ち並ぶ。
その中でもひときわ異彩を放つ横浜正金銀行本店跡のビルはすでに国の重要文化財になっていて、そこが今では神奈川県立歴史博物館(写真)になっているのだ。
※:横浜での外国との取引のために設立された政府系の銀行で、後の東京銀行。ということは私も口座を持っている今のUFJ銀行につながる。

まずは昼食を摂りたいが、せっかくの”横浜”なので、いつもの駅そばや町中華でなく、ちゃんとした中華飯店で食べたい。
店が開く11時半になろうとしているため、博物館を素通りして、少し先の広東料理を謳う中華飯店「生香園新館」に入り、迷わず私定番の「五目焼きそば」を注文する。

この店は、もともと五目焼きそばが有名らしく、周囲のほとんどの客もそれを注文している。
また神奈川では珍しく?内税で、店頭の値段のままで食べれた。

腹を満たして、歴史的建造物の側面に廻って、県立博物館に入る。
鎌倉の廃寺である永福寺についての特別展(12/4まで)もやっていて、そっちも含めると入館料は1200円なのだが、なんと私は”老人割”が効いて特別展合わせてたった250円(950円引き!)。
昨日の話題に続いて、年取った事のメリットを享受した(まだ慣れない)。

まずは特別展に入る。
鎌倉の永福寺跡は、瑞泉寺の入り口近くにあり、廃寺ながら敷地は鎌倉最大級で、頼朝肝煎りの由緒ある寺だったことは知っている。
廃寺なので、展示も瓦などの発掘品中心だが、運慶作と推定される大日如来坐像や鶴岡八幡宮所蔵の着衣弁財天(いずれも重要文化財)を拝めた。
頼朝が開いた関東の鎌倉が、政治のみならず文化的にも京都に対抗する地にすべく力を入れた象徴がこの永福寺だったということがわかり、思ったより充実した内容だった。

気分を変えて、常設展に向かう(エスカレータに乗って3階から見て回る)。
ここも他所と同じく旧石器時代から始まるが、関東ローム層の展示は実物ではなく写真パネル(この点豊島区に劣る。”自然”が入らない歴史博物館だから仕方ないか)。
ただ縄文時代の大きな顔面土偶は地元出土だし、縄文・弥生・古墳時代の住居・集落を模型で示している点は比較しやすい。
そして何より、展示と連動したスマホアプリ「ポケット学芸員」による音声の説明が充実しているのがいい(いわゆる特別展の「音声ガイド」と違って無料だが、ヘッドホン持参のこと)。

あと県立ということもあって県全体が展示の範囲だから、中世の鎌倉、戦国の小田原、江戸時代の東海道、そして幕末明治の横浜がそれぞれ詳しく展示されているので、他県にない充実感がある。
特に、国宝建築の鎌倉・円覚寺の舎利殿の内側が再現されていたのは嬉しく、じっくり味わいたくて二度入った。

最後は民俗展示で終わって、出口に達したときは15時半になっていた。
正午頃に入館したので、全部見るのに3時間半もかかったことになる(最長記録更新!)。
実際、途中で休憩を入れたくなって、自販機で「午後の紅茶」を買って、ベンチで休憩した。

この後、近くの開港資料館に行こうとしたが、16時で閉館なので諦め。
実は時間だけでなく、気力も残ってない。

結局、今日は神奈川県立歴史博物館だけで終わってしまった。
千葉でもそうだったが、やはり”県立”レベルは充実している。
甘く見過ぎた。

帰途は、横浜乗り換えで京急線経由で帰る。
横浜駅構内で、横浜土産の定番「崎陽軒のシウマイ」を買う。
実は東京駅や上野駅でも崎陽軒の売店があって売っているのだが、やはり「シウマイ」は地元”横濱”で買いたい。
なのであえて行列(横浜に来た人はみんなそう思っているようだ)に並んで買った。


東海道新幹線を3割引で利用(高齢者限定)

2022年11月12日 | 生活

週末を挟んで、実家のある東京と職場のある名古屋を往復する生活。

自由席片道ざっと1万円とすると、往復2万円。

今まで、毎回金券ショップを利用していたが、割引額はせいぜい片道600円程度(≒車内用の軽食代)

それが今では、3割引で利用できることになった。
すなわち往復14000円ですみ、6000円も浮く。

学生時代、「学割」という2割引を利用したが、それよりも割引率が高い。

この割引を実現しているのは、JR東日本の「ジパング倶楽部」。
年会費は4500円ほどだが、上の往復1回ですでに会費分は回収している。

ここに入ると、 JR東日本管内の路線で往復200kmを越える切符が割引になる。
細かくいうと、年間、初めの3回までは2割引、それ以降の20回まで3割引で使える。

そして嬉しいことに、別会社のJR東海管内である東海道新幹線も同じ割引が適用されるのだ(ただし「のぞみ」はダメ。また超繁忙期は使えない)。

乗れるのは「ひかり」だが、1時間に2本あり、そのうち1本は「のぞみ」の停車駅に豊橋か小田原の1つ増えるだけなので、所要時間は「のぞみ」と大差ない。
むしろ「ひかり」は自由席が多く、名古屋からならゆったり座れるので(豊橋から混む)、私は以前から「ひかり」を利用していたほど(東京発は無問題)。
利用回数に限度があるので、名古屋—東京を往復で買う(総キロ数によって利用日数が増え、この区間の往復だと6日間使える)と一回分ですむ。
専用の切符は、みどりの窓口で買うのだが、嬉しいことに、JR東海の名古屋駅でも会員専用のボタンを押すと、窓口の行列に並ばずに、すぐに購入できる。
なので、乗る当日に並ばずに買える。

こんな嬉しい倶楽部だが、入会できるのは、 WHOで定義された「高齢者」に限られている。
私もそれに達したわけで、堂々と特典を享受しているということ。

JR東日本のこのサービスはズバリ定年退職者を想定しているはず。
いくら暇な退職者でも年20回分の割引(毎月1,2回の往復200kmの鉄道旅)は使い切るのが難しいが(私の母も一旦入ったが使わずじまいでやめたという)、私のようにその歳になっても現役でバリバリ使う者にとっては、この上なくありがたいのだ。

ただ、夏休みや春休み期間中は、「青春18きっぷ」の大サービス(鈍行のみ片道2400円)ぶりにかなわない。


軽口の重さ

2022年11月11日 | 時事

法務大臣が発したパーティで笑いをとるつもりの軽口が、重い結果となってしまった。
失敗した他人を責めるのではなく、わが身を引き締めるためにこの問題を考えてみよう。

パーティの挨拶で笑いを取ることはまったく問題ない(期待されている)。
問題は、どう笑いと取るかだ。

自分を卑下(自虐ネタと)して笑いを取るのは、揶揄する相手が自分自身だから問題ない(むしろ一番安全)。

そのバリエーションとして、自分が担当している仕事を卑下して笑いを取るのは、同じレベル同士(だけ)の集まり、たとえば、大臣同士だけの内密の会話で己の担当を卑下するなら問題ない。

ところが、それ以外の第3者に開かれた場面でこれを言うと、その仕事にかかわる他者(仕事の相手、同僚)をも卑下(軽蔑)することになってしまう。
たとえば大学教員の私が自分の仕事を仮に「つまらない仕事」と言ったなら、学生と同僚を軽蔑したことになる。

つまり、自分を卑下しているつもりで、他者をも一緒に卑下(軽蔑)してしまう。
これは本人の気持ちの当否にかかわらず、論理的(客観的)な含意の問題なのだ。
なので野党の悪意の解釈も無用だが、「そのつもりはなかった」という弁明も無効。

それゆえ、卑下の範囲と聴衆の範囲によって、軽口の社会的適否が異なる。
こういう配慮に慣れない限り、安直に卑下して笑いを取りにいかない方がよい。
軽口は意外に”重い”ことを肝に銘じたい。


同い年の従兄弟の訃報

2022年11月05日 | メモリアル

小さい時から一緒に遊んでいた同い年(同年齢)の従兄弟(いとこ)の訃報が届いた。
なんでも手術中の死亡ということで(疑念が湧くが)、本人は全身麻酔中に帰らぬ人となったわけだ(11月2日)。

血縁の同年齢で、家族ぐるみで旅行にも一緒に行き、二人で山にも行った仲で、友人以上の近さがあっただけに、ショックも大きく、同時に「死」というものが急に身近に感じられてしまう。

なにしろ、別系統のやはり同年齢の従兄弟も、脳梗塞で半身不随になった。

そして何より、今年の私(従兄弟たちも)の年齢は亡父が死去した年齢に等しい。
ということもあり、今年一年は無事に過ごして父の寿命を越えることを目指していた。
その矢先の訃報だけに、父の寿命を越えることがより大きな試練として、残された私に課せられたようだ。

 

 


祝、ジブリパーク開園

2022年11月01日 | 名古屋周辺

本日、愛知県の長久手町にジブリパークが開園し、地元の各テレビ局はそれぞれ現地取材で盛り上がっている。

遅れて来たジブリ・ファンとして、名古屋の我が棲み家の目と鼻の先にジブリのテーマパークがオープンしたことは、観光資源に乏しい愛知だけでなく、自分自身にとってもこの上なく嬉しい。
※:長久手町は私が住んでいる名古屋市名東区の隣町
はっきり言って、 TDLやUSJが来るよりよりもジブリの方が嬉しい。

もっとも予約はしていないので、実際に行けるのは来年2月以降となろう(その頃だと平日に行ける)。

全体的には未完成で、3/5の部分開園なので、急ぐこともない。
その間にジブリのアニメを詳細にチェックして、園内の仕掛けが全て分かるように頭に入れておきたい。

そもそも愛知万博の会場だったあの愛・地球博記念公園は、愛知県立なので愛知の公的観光地としての役割もある。

ならば愛知が舞台となった「風立ちぬ」の世界の再現に力を入れられる(すでに「シベリア」は発売)。

愛知万博当初(2005年)からあった「サツキとメイの家」を中心に、「となりのトトロ」の世界の再現が最も期待されるだろうが、
※この頃はジブリ・アニメに全く興味なかったので、愛知万博には幾度か行っても、ここは申し込まなかった。
個人的に一番体験できたらいいなと思うのは、「千と千尋の神隠し」の油屋の薬湯(パークには温水プールがあった)。

私とジブリ・アニメの最初の接点は「紅の豚」で、子供・若者向けでない珍しいアニメなので観ようと思ったわけ。

その結果、いつしか名古屋の松坂屋で、その主人公のフライトジャケットを模した(全く同じではない)ジャケットを購入することに。

今では自宅と研究室のあちこちに、ジブリのキャラクターが置かれている。