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今日こんなことが

山根一郎の極私的近況・雑感です。職場と実家以外はたいていソロ活です。

福島第一原発での放射線量

2011年03月12日 | 東日本大震災関連
本日17時すぎ、福島第一原発の建物外部で、 1015μSv/hrもの放射線量に達したという。
1000μSvは、一年間に浴びる自然放射線量におよそ等しい。
ということは、日常生活での1年分の自然放射線を1時間で浴びる量に相等する。

下の記事にも記したが、屋内退避開始となる基準量は、5000μSv/hr。
ちなみに、東京の実家の室内での放射線量は、
この記事アップ時で午前中と変わらず 0.1μSv/hr(100nSv)。
屋外も同じ程度だった。
つまり、いつもよりは高い値だが、まだ正常範囲内。

値が変化したら、報告する。

追伸:どうやら最悪の事態は免れたようだ。上の数値が最大値に近かったらしい。
つまり、仮に被曝していたとしても、 CTスキャン(6900μSv)にも及ばないだろう。※←この表現は政府答弁なみに正しくないので削除したい。正しい理解は先の記事「500(μSv/hr)ってどうかのか」をご覧下さい。

巨大地震と大津波の被害だけでも大変なのに、チェルノブイリ級の原発事故が加わったら、もうおしまいだった。

一応、放射線測定

2011年03月12日 | 東日本大震災関連
地震の被害は、揺れそのものによるだけでなく、
それに誘発される津波、土砂崩れ、そして火災によって拡大される。
それが現実におきて恐ろしい。
上空からの、津波が次々を押し寄せる映像は資料的に重要。

震源に近い東北で被害が大きいのは分かるが、
震度5強の東京で、建物が損壊して死傷者を出すとは問題だ。
古い九段会館も耐震補強が不充分であった。
町田の駐車場は、欠陥構造といえる。
耐震基準では、これらは震度6強でも倒壊してはならないはず。
関東が震源の大地震だったらどうなることか。

福島原発も気になるので、
東京の室内でガイガーカウンター(Inspector+)のスイッチを入れてみた。
通常の2倍ほどの値(110nSv/hr:ナノ・シーベルト)を示した。

これは広域の地震によって土中からラドンが出現、いや噴出したためともいえる。
値的には、日頃から高めの東海地方の通常レベル(東海>関東)なので、
(まだ)心配することはない。

ちなみに、日本の室内平均値は64nSv。人が被曝する世界平均値は140nSv。
対策推奨値は592nSv。
そして屋内避難開始(外出禁止)は5,000,000nSv(=5000μSv)