さっそく、使用できる状態にしたが、画面の設定やiアプリのダウンロードなど1からやり直しなので、完全復旧するのは数日先。
やはり、紛失の影響は小さくなかった。
さて、”携帯電話紛失”という誰にとってもショッキングな災難を経験したので、実際にどう対処したか報告する。
反省点も含めて、読者の皆さんもこの災難予防の参考してほしい(ただしドコモ用)。
1.紛失に気づいたら
紛失に気づいたら、まずできるだけ早くドコモに連絡して、「おまかせロック」をしてもらう。
これにより、データの閲覧やおサイフケータイ機能もロックされる。
また「ケータイお探しサービス」というGPS機能を使って、携帯の居場所を確認できる有料サービスがあるが、これは契約していなかった。
10月1日から無料でできるというので、今後はまずこれをトライしてみるといい。
おサイフケータイを利用しているので、モバイルSuicaと Edyに電話して使用停止を頼んだ(おまかせロックで使用不可になるが、念のため使用停止を申し込んだ方がいいとドコモ側はすすめるので)。
Suicaの方は、契約解除になって、残金は手数料200円取られて銀行振込され、再開は再登録が必要だという。
Edyの方は単なる停止でOKだという。
この時点では、Edyはさすが使いやすく、Suicaの方は対応が硬いなと不満を感じる。
あと補償契約を結んでいたのが何より幸いで、ICカード再発行3000円と電話機再交付5000円で、再び同じ機種を使える。
データは、パソコンにバックアップしていたので、住所録などは問題ない。
と、ここまでは損害を感じなかったが、microSDカードを本体に差していたのを思い出した。
それは本体データのバックアップ用にしていたのだが、このカードは当然ロックがかからないので、見られてしまう。
カードは必要な時だけ挿すようにして、挿しっ放しというのはよくなかった。
2.使用再開
さて、新しい電話機が来て、同封の冊子にある手順にしたがって再開手続きをする。
この冊子では入力作業のあとに#入力が必要であることが記されておらず、音声案内でも、作業案内の後、ちょっと間をおいて「#を入れろ」と言ってくるので、気が急いでいるとかえってミスをして何度もやりなおすハメになる。
記述と音声案内ともに改善が必要だ。
データをパソコンから移し、おサイフケータイも再開したいので、Edyに電話。
アプリをダウンロードして登録したら、5000円ほどあるはずの残金が0円になっている。
もう一度Edyに電話したら、一度停止すると、残金が0円になるシステムだという(停止せず、機種移行ならOK)。
Edyは2万までチャージできるが、残金は常に少なめにしておく方が安全ということだ。
その点Suicaの方が、きちんと残金を返還してくれるので、かえってこっちの方が安全とわかった。
Suicaの株が上がった。
モバイルSuicaは、 東京ならば、JRだけでなく私鉄も都営も地下鉄もバスも使え、駅の売店やコンビニ、ビックカメラでも使える。
名古屋では使いようがないが、東京では必須。
ただしチャージがEdyより不便というのが難。
3.予防策
そもそも、携帯電話を紛失するのを予防すべきだ。
私が紛失したのは、おそらくいつも外出時にたすきがけで下げるバッグへの出し入れの時。
財布を落とした時も、その瞬間だった。
財布はそれ以降、カラビナ付きのコードをつけて、必ずカラビナをバッグの紐の取り付け口などにフックすることにしている。
携帯電話もそうするのが一番だが、考えてみると、原因はバッグ側にあるともいえる。
縦長のバッグなので、中に入れる小物類は、上下に積み重なってしまう。
下にあるものを取出す時、上のものが引きずられて落ちる事がありうる。
今回はそれを疑っている。
財布を落とした時は、財布を入れるポケットが縦長で入り口が狭いため、入れたつもりで外に落ちたと思われる。
すなわち、縦長のバッグは、入れる時も出す時も外に落とす危険を伴う。
ただ、この B5縦のバッグ、縦長だから体の邪魔にならず、国会図書館に持ち込める限界の大きさで重宝していた。
横長のバックを探してみるが、とりあえずは携帯電話にもカラビナつきのコードをストラップ代わりにつけた。