今日こんなことが

山根一郎の極私的近況・雑感です。職場と実家以外はたいていソロ活です。

大晦日をすごす

2012年12月31日 | 時事
大晦日から新年を迎える儀式が始まっている。
カウントダウン・打ち上げ花火よりも、
神妙に新年を迎える日本式が好きだ。

実家の風呂場の掃除は毎回私が担当。
2時間半かけて徹底的に磨く。
これで新年の入浴は新鮮な状態で入れる。

午後は、弟一家の4人と一緒に、ひと足早い新年の霊廟(祖霊)参り。
本来なら正月にすることなのだが、正月は全員実家で飲み喰い三昧なので…
目黒の霊廟(仏壇形式)に新年用の供え物と酒を振る舞う。

そのまま実家に戻り、皆で”年越しそば”。
軽くワインで乾杯も。

小さい甥・姪がいるので弟一家は21時すぎに帰宅。
実家では、母はおせち料理の準備に全精力をそそぐ(明日が楽しみ!)。
手持ちぶさたの私は、屠蘇の準備程度。

きれいになった風呂で今年最後の入浴をし、一年のアカを落す。
風呂上がりに肌につけるのは赤い褌(この日に赤い下着をつけるのは欧州の風習だが)。

あとは神妙に「ゆく年くる年」を見ながら、年が替るのを待つ。
年が替ったら、再び軽くワインで乾杯し(日本酒はおせち用!)、近所の寺に除夜の鐘を打ちに行く。
日本人であることを堪能するかのように。

読書三昧の準備

2012年12月30日 | 歳時
正月休みは、一年で最もプレッシャーのない時期なので
食べて飲んで、あとは読書三昧の予定。
もちろん仕事として(専門書)ではなく、あくまで娯楽の本。

小説もいいが、正月休みはいつにも増して伝統回帰の気分なので、
歴史関係、とりわけ関東の戦国史を読みふけることにしている。
そのための本を、久々に”書店”に行って購入してきた
(Amazonは今の時期だと日数がかかる)。

ローカルな史書として、今回も『羽生城と木戸氏』、『松山城合戦』と埼玉の城の本を買った中、
めずらしく『のぼうの城』という小説(やはり埼玉の忍城が舞台)も加わったのは楽しみ。
小説といえば、司馬遼太郎の『箱根の坂』も関東の戦国を切り開いた北条早雲の話なので、
まずは上巻(講談社文庫)を購入。

あと、幕末史のおさらいとばかり、大佛次郎の『天皇の世紀』の第1巻(文春文庫)を買った。
今後、12巻まで読むことになるんだろうか…
正月ごと、12年かけてまで読まないだろうな、たぶん。




今年の我が身を振り返る

2012年12月29日 | 歳時
正月準備モードに入り、掃除と買物三昧。
気分はもう来年なので、今年の我が身を振り返ることにする。

まず、元同僚3名が鬼籍に入ったことが心に残る。
中でも私を今の職場(大学)に導いてくれた人の訃報には驚いた。
そのため、用意した賀状の枚数も減った。

自分自身の変化としては、1月にNikonのハイエンドデジカメを買って、
高校以来のカメラ熱が再燃した。
ただし風景を目で見て感動する以上に撮影熱が高まるのは本末転倒だと思っている。
撮影はあくまで感動の切り取りであって、撮影を自己目的化したくない。

環境計測の機器が充実したのも大きい。
従来のガイガーカウンター、電磁波計、各種気象計、お化け探知器に加え、
地磁気を測るミリガウスメーター、静電位を測る電位計、水分の酸化還元電位計、
それにストレスを測定する唾液アミラーゼモニターを新たに揃えた。
ブログ上で自らを「計測オタク」から「計測魔」、そして「ケーソクマン」と名乗るようになった。
来年は何を追加しよう。

毎月ノルマとしている温泉旅は、定宿化した所ばかりで、
新しい旅先は3月に行った福島の飯坂温泉と5月の飛鳥だった。
飛鳥では大和三山を自転車で縦走した。

5月といえば、つくば市に竜巻被害を見に行った。
その結果は防災の授業と講演に使わせてもらった。
9月に危機管理主任の昇級試験を受けて合格し、
防災へのかかわりはより深くなった。

右膝痛が変形性膝関節症と診断されたのはショックだった。
なにしろ80過ぎの母と同じ診断名なので。
要するに歳なのだ。
なんとか治療をして、痛みはなくなった。

論文はノルマとしている2本(礼書翻刻と心理的距離の理論)をこなし、
作法と防災の講演も経験した。

ワードローブにはL.L.Beanの衣類が一挙に増え、中でも
フィールド・コートがお気に入り。
アウトドアヘの回帰が始まっているようだ。

来年は、カメラを片手に、L.L.Beanのウエアを着て、
いろいろな計測器をぶら下げて、
膝痛もなく野山を駆けずりまわりたい。

年末の募金

2012年12月28日 | 時事
今日28日は仕事納め。
あちこちに月末の入金をすませ、また年末年始の資金を引き出し、
ついでに郵便局から東日本大震災の被災地にも送金をした。

冬のボーナスもらったけど、特に買いたいものがないので、
自分への買物のつもりで…。

前回は岩手・宮城・福島の3県宛に同額ずつ送金したが、
それでは茨城や千葉など関東の被災地にはいかない
(←私の記憶違いで、前回は5県に送金していた。前々回の送金が3県)。
なので今回は、赤十字宛にした
(行った郵便局には、これ以外の振込用紙がなかったこともある)。

こんな事をあえて記すのは、読者の皆さんの中にも、
余力があったら、やってほしいため。
もちろん募金以外にもいろいろ助力の方法がある。
旅行に行ったり、買物をしたり。
とにかく、復興が遅々としている現実を忘れないこと。

前政権では義援金や復興予算の運用がダメダメで、
それがまた義援金を送る動機を下げてしまった。

新政権には、被災地の復興をまずはなんとかしてほしい。

最後の北軽井沢

2012年12月26日 | 
冬期休業の初日、予約していた北軽井沢の温泉ホテルに母を連れて行った。
この宿は、ここ毎年今ごろ年末の慰労として使っていたのだが、
勤務先の共済組合の会員期限が今年で切れるので、
今回で、最後の宿泊となるだろう。
母を連れて行ったのもそのため。

慰労の旅なので、することは入浴とバイキングの食事だけ。
夕食後は、満腹の腹をかかえて母は賀状書き、私は年明け〆の原稿書きで時間をつぶした。

この旅が終われば、あとは正月の準備が残っているだけ。
こうして淡々と無常に時は過ぎていく。

止めることのできない”時”をどう生きたらいいのか。
自らの"存在"を自覚してしまった存在者(現存在)として、
その存在性=時間性をどう生きたらいいのか。

とりあえずは、老母との”共在”の時間を大切にしたい。

東京にとんぼ返り

2012年12月25日 | お仕事
朝、名古屋に戻って、大学で1時間の会議をこなして、東京にとんぼ返り。
いわば、名古屋に日帰り出張(実質的な就業は1時間)。
これで年明けまで業務は完璧に無い

子どもたちが冬休みに入るためか、新幹線(自由席)は往きも帰りも満席。
業務が終わった帰りの車内で、一応、今年の業務終了を祝して発泡酒で軽く祝杯。

急いで帰京するには理由がある。
今晩は、12月25日生まれの甥っ子’柊聖(しゅうせい)’の誕生会(上写真)。
大人にとっては、小学校3年の主役をさしおいての”祝杯”でもある。

クリスマス会

2012年12月23日 | 歳時
弟宅でクリスマス会。
義妹お手製の見た目もカラフルなオードブルを肴に
ローマの姉から送られてきた”フェラーリ”の発泡ワインで乾杯(写真)。

それが空いたら、次に私が多治見で買ってきた修道院自家製の赤ワインを開け、
パスタやイタリア風鍋料理を賞味する。
パンも家で焼きたてで中が柔らかい。

大人たちは、これらの飲食で充分満ち足りたが、
9歳を迎える甥っ子はその後のケーキとプレゼントが待ち遠しそう。
確かに、私が小さい時もクリスマスってケーキとプレゼント以外の記憶がない。

5歳の姪には、犬か猫かわからない人形をあげたら、肌触りがいいようで、頬ずりしていた。

帰宅しようとマンション12階の扉を開けたら、スカイツリーがクリスマス・バージョンのイルミネーションになっていた(写真)。


タイムマシン部2が終了…

2012年12月22日 | 作品・作家評

数あるPodキャスト番組の中で、私が最も愛聴している白井良氏の「タイムマシン2」が
突如終了することを番組で知った。
同じくらい愛聴していた江幡女史の「ひと見坂」がすでに停止中(再会未定)なので、
これからの私はいったい何を楽しみにiPodを持ち歩けばいいのか。

実はこのDJ両人、双方の番組のADを担当している笠原氏とともに、
演劇専門学校の元同期生で、現在およそ28歳。
私は、この三人が一緒にやっていた「四畳半スクリーマー」からのファンだった。

「タイムマシン部2」は、主に身辺雑話的な内容なのだが、
人見知りで定職なしのDJ自身の自虐ネタが、面白おかしく語られる。
といっても演劇畑らしい濃い語り口に抵抗感を覚える人もいて、
万人受けするものではないが、私のようにハマる人には
とことんハマる(たぶん私が愛聴者の最年長かも)。

いわゆる街の小劇場の役者稼業の人たちって、
その”稼業”だけでは食べていけないので、
バイトをして食いつないでいるわけで、
しかも明るい未来が約束されている確率も決して高くはない。

笠原氏と江幡氏は、それでも役者を続けているが、
白井氏は、とうの昔に足を洗ってしまったようで、
近ごろはバンド活動をしていたが、最近それも解散。
プロのラジオDJとしての道を目指したようだが、採用されなかった
(以上の情報は番組から)。

28歳(アラサー)という齢(よわい)は、
自分の生き方の方向を検討し直す時期として、けっして早くはない…。

彼らを含めて、半シロウトがやっているPodキャスト番組には面白いものがたくさんある。
だが、それらにはスポンサーがつかず、本業やバイトの空き時間を探しての
自腹を切っての”自己表現”。
時間とエネルギーを費やした無料配信の番組であり、入場料もCD収入もない。

こうしてファンもついて、社会的な存在感は確保しているが、
それが彼らの”本業”に相乗効果を与えてくれているわけでもない。

私の両親も20代は演劇人だった。
白井氏の番組で「スタニスラフスキー」という言葉を聞いた時、
演出担当だった父がその理論を乗り越えようとしていた話を思い出した。
両親は結婚後は演劇をやめ、定職についた。

彼らの”今”のファンとしては、ぜひとも放送再開を待ち望んでいるが、
彼らの人生の決断にも、応援の気持ちを持ちたい。

私なりに彼らの現在の苦しみ・迷いは理解できるつもり。
なにしろ、34歳まで定職につけなかった自分だから。


冬休み!

2012年12月21日 | お仕事
今日で年内の授業を終えた。
朝のうちに散髪を済ませ、通勤途上のガソリンスタンドで洗車をした。
すなわち勤務先の地で年内に済ませるべきことはほぼやり終えた。

なので、晴れて帰京の途につく。
品川で降りて、高輪のプリンツヒェン・ガルテン(写真左の建物)で小さい甥・姪用にクリスマスグッズの買物。

年明けに締切の仕事が2つほどあるが、
実家でできることだし、しばらくは、解放感にひたって、自由に読書などを楽しみたい。

夏休みは論文原稿に追われ、春休みは新年度の準備に追われる。
心から羽を伸ばせるのはこの冬休みだけ。
学生並の長さの冬休み、お先に失礼。


卒論という試練

2012年12月20日 | お仕事
卒業論文の提出が終わった。
卒論指導の担当としては、各学生の卒論原稿をその論理性や表現レベルも指導する。
学生は卒論を完成する過程で、論理的構成力や表現力が鍛えられる。
すなわち、卒論をやる前と後では、学生の頭脳が質的に変化している。
学生の変貌を目の当たりにする者からすれば、その変貌以前の評価は正しくない。

なので、できたら、世間(企業)は卒論完成後の学生を評価してほしい。
就職活動が3年次から始まっている現在、変貌前の未熟な学生を企業は採否することになる。

私からすると、卒論という試練をきちんと乗り越え、頭脳を鍛えられた状態において評価してほしい。
言い換えれば、そこに持っていくまでが、大学側の責務なのだ。

人、とりわけ若い人は、変貌する。
彼らが本気を出した時のパワーは、年配者には理解できない。






卒論指導

2012年12月17日 | お仕事
わが学部は卒論提出締切が今月20日とやたら早い。
なので、今は卒論の追い込み。

学生は卒業をかけて真剣に取り組んでいる。
その熱意に応えるのが教師の役目。
学生の真剣な態度こそ、教師にとってうれしいことはない。
今の時期は、私の空き時間を卒論指導に費やす。

私の場合は、パソコン室で学生の隣に座って、
パソコン画面(卒論の原稿やデータ分析画面)を共有しながら指導する。
具体的には、原稿の”お直し”。
安易な妥協はさせない。

12000字以上の文章をいかに論理的に構成するか、
学生にとって最初で最後の”論文”を、きちんと完成させる。
大学4年目が一番勉強したということを痛感しているだろう。

今日は11時から18時まで、昼休みもとらず、1回トイレに行っただけで、
ぶっ通しでゼミ学生1人1時間の指導をこなした。
終わる頃にはこっちの頭もクラクラしてくる。
明日も同じスケジュール。




選挙結果に思う

2012年12月16日 | 時事
今までの自分にとって、最も面白くない選挙結果は、
「自民党安定過半数」だった。
その意味で今回の結果も確かに「面白くない」。

もっとも今回は、民主党を政権の座から引きずりおろす選挙だったから、
その目的は果たされているので、”最も”面白くないわけではない。

ただ、過去何度も自民党に脱皮を期待すべく”お灸”をすえた国民を
裏切り続けてきたのを目の当たりにしている。
それがまた繰り返されそうで、その意味ではやはり「面白くない」。

民主党に比べれば、その前のダメだった自民党のほうがまだマシだったという
のが国民の感想だとすれば、一番不幸なのは国民だ。

選挙区で自民が圧勝したのは、
民主以外で政権を託せそうな候補者は自民しかいなかったためで、
比例区で自民が伸びなかったのは、
党として支持しているわけではないということ。
私自身の投票もこの内容
(ただ、党総裁が安倍氏だったからこの結果なわけで、
谷垣氏だったらこうはいかなかった)。

自民が内から改革できるかといったら心もとない気がする。
何しろ、世代交代といっても、2世への交代ばかりだから
(4世の小泉進次郎は期待できるが)。

まぁ、せいぜい維新とみんなに頑張ってもらうしかない…といいたいところだが、
維新と未来、それに民主も分裂する可能性があるな。
政権担当可能な自民以外の党に再編成することが先か。

大・大掃除

2012年12月16日 | 生活
冬期休業による帰省を前にした日曜、
名古屋の棲み家を大掃除。
年に一度のこの時のためにとっておいた掃除なので、
大・大掃除(だい・おおそうじ)と呼びたい。

今日は大掃除の日と決めておいたが、取り掛かるまでにだらだらと二時間は要した。
掃除って取り掛かるまでの敷居が高い。
まずは布団干しとシーツの洗濯で心のウォーミングアップ。
でも一旦始めると、もうエンジンがかかりっぱなし。

動作を促進するために、iTunesから元気な音楽を大音量で鳴らす(隣室は無人)。
モー娘の「Loveマシーン」なんて聴いていると、昔の日本は”明るい未来”があったんだな~と掃除をしながらもつい感慨にふける。
一番ノリがいいのは、クラシックながら「Bugler's Holiday」
これは運動会気分になれる。

最初にとりかかるのは居間。
部屋の隅からは、節分の豆やらBB弾やらが出てくる。
これらは心当たりがあるのだが、
靴下の片方が出てくるのは解せない。
だって、靴下は履く時も脱ぐ時も両足なのに、
なんでいつも片方だけ行方不明になり、こうして片方だけ出てくるのか。

掃除をして出てくるのは、こういう不要なものだけではない。
先日、お気に入りの木製腕時計が室内で行方不明になったのだが、
大掃除の時に見つかるだろうと楽観していたら、案の定見つかった。
探した所とはまったく別の所から出てきたから、大掃除のおかげだ。
さらに、なんと、封筒入りの八千円が出てきた!
いままで大掃除でゲットした最高金額。
まるで宝探しだ。

居間の掃き掃除・ぞうきん掛け、ワックス掛けを終えると
次はドアの向うの台所。
昨年まではコンロ回りのこびりついた掃除がたいへんだったが、
今年はIHになったので流しだけの掃除で済み、楽。

音楽はクリスマスソングに変更。
マライア・キャリーの「All I Want for Christmas is You」なんかは掃除にいいのだが、
山下達郎の「クリスマス・イブ」はついシンミリしてしまってよくない。

台所が終わると、次は難物・浴室。
敵は黒いカビと排水溝。
ただ、最近は毎日のシャワー時にお湯で浴室の天井・壁を洗っているので、
へんな汚れはない。

そして最後はトイレ。
掃き掃除、ふき掃除の後、
ここまで使っていた雑巾を捨てるつもりで、便器の外と内を拭く。

これで終わった。
朝10時から開始して、昼休みもとらず、掃除し続けて、午後3時に終わった。
掃除してきれいになった台所などを見ると、もっと頻繁に掃除しようと思う
のは、今日だけだとわかっている。

干していた布団をしまい込み、シーツは生乾きなので、まだ干し続け、
スーパーにシュークリームを買いに行って、
掃除後のきれいな部屋で、コーヒーブレイク(シュークリームが昼食代わり)。

これで名古屋宅での年末の最重要作業が終わった。






投票に迷う人へ

2012年12月15日 | 時事
投票日前日。
私自身は期日前投票を済ませたが、
まだ投票先を決めかねている人も多かろう。

小選挙区制のいいところは、投票行動が政権政党をダイレクトに選択できる点にある。
すなわち、「投票してもしなくても変わらない」という無力感が少ない。

ただ、今の乱立している政党の中で積極的に支持できるものがない、
という場合、投票先に困るのは確か。

政党で選び難いのなら、人物で選べばいい。
というより、最初から人物で選んだ方がいい。
今乱立している政党の党首の多数が自民党出身者であるように、
政党のアイデンティティなど儚いものだ。

私は実行力、というより突破力で選んだ。
口先だけの甘言はまったく信用しない。

判断基準も、原発・TPP・消費税というマスコミ基準に従う理由はない。
自分が重要視する問題で判断すればいい。

小選挙区に入れたい候補者がいなければ、そこは白票にして比例区だけ投票すればいい。
あるいはその逆でもいい。

政権選択できる選挙だからといって、民主か自公かという二者択一にこだわる必要はない。
むしろ、自分の一票が”死に票”になることを忌避することは
ただ”勝馬”に票を投げ売るに等しい愚民の行動。
”民意”とやらに迎合せず、自らの判断で最適な所へ投じることが、
投票という権力を行使する者の誠意だ。

二大政党にほど遠い、個人商店的なミニ政党だって
政策を左右するほどの政治的存在感を発揮できることが、
支持率0.5%の国民新党や社民党によって証明された。

結果は結果、
投票に無駄な一票などない(選挙区による一票の重みに差があるのが問題だが)。
投票用紙に記入する直前まで迷えばいい。
迷う事は、真剣に選んでいる事の証し。
明日は絶好の投票日和。

忘年会

2012年12月11日 | お仕事
今日、今年最後の教授会の後、学部の忘年会。
名古屋駅近くの高層ビル内のおしゃれなレストラン。

職場の忘年会って、公式行事なので、仕事の一部。
残業代は出ないが。

ネットで見ても、たいていの人は職場の忘年会を嫌がっている。
気分もメンツも仕事の延長なので、楽しくないからだ。

私も正直言って、面倒なのだが、
会費は年会費としてすでに徴収されているので、
出ないと損になる。
晩めし代りだ。

メンツは同じでも、日ごろはできない会話ができるので、まぁそれなりに楽しい。

立食形式なので、ドリンクはフリーだが、料理はオードブル的。
晩飯にはちと足りなかった…。
それに家に帰って仕事なので、酒は飲めないし。

そう、気が乗らない一番の理由はこれだ。
まだ仕事が終わっていない!