今日こんなことが

山根一郎の極私的近況・雑感です。職場と実家以外はたいていソロ活です。

リンリン

2008年04月30日 | 東京周辺
上野動物園最後のパンダ・リンリンが死んだというニュースは、
最初リンリンが療養のため展示をやめるニュースのことだと思っていた。

4月、なぜか我が家は上野動物園に2回も行き、2回ともリンリンを見た(私自身は何十年ぶり?)。
もうその時は、空のプール内から上半身を客に背を向けたままで身動きすらできない状態だった。
なので、リンリンの展示をやめるニュースもウチで話題になっていた。
あれが見納めだったのか…

立派なパンダ館の住人がいなくなるのは、動物園にとっても痛手だろう。
最初のランランの時ほどではないが、私にとっては、最近見たこともあり、ナンシー関が死んだ時以来の驚きかな。

通話vsメール

2008年04月28日 | お仕事
東京での作業(原稿執筆)場になっている都立中央図書館が来月から今年いっぱいかかる改修工事に入るので、行き納めをしてきた。
ここはテーブルがゆったり使えて、開架書籍を気分転換に読めるし、レストランのメニューも手頃でお気に入りがあって、学生時代からずっと気に入っていた。
今夏の"書き入れ時"は、第二候補の国会図書館に通うかな。

さて、前々から感じていたのだが、仕事に電話(通話)を使う人って、効率悪い使い方してるね。
私は昼間は、授業や図書館での作業なので、当然電話には出れない(可能の場合は”ら抜き”を推進)。
すると「また、電話します」という伝言が残される。
こちらから電話してみると今度は相手が出れない状態。
こっちも用件がわからないから「また電話します」と言って切る(本来なら「電話ください」でいいんだけど、一応儀礼的に相手に負担かけない配慮をするわけ)。

このやりとりってまったくバカらしい。
用があって電話したなら、ちゃんと用件を言ってよ。
いや、仕事の用件なら通話ではなく、メールという記録に残る文書にするのが、21世紀の常識にしてほしい。

実際、自分の仕事関係(大学事務や同僚・学生との連絡)は対面以外はほとんどメールなので、24時間どんどん用件が進む(メールなら勤務時間外でも対応するのがめんどうでない)。

ところが、学外の民間の人の方が、かえって通話でやりとりしようとする。
そのあげく、メールなら30分間に1往復で終わる情報交換が、
互いに忙しい就業時間内の電話に頼るため、ほとんど情報のない数往復を含めて数日も要する。

日本のオフィスの生産性は、先進国の中でぐっと低いのは実感的にわかっているが(それを問題にする企業研究所にいたので)、会話に執着する旧来の対面主義がそれを象徴している感じだ。
文書交換だと、それだけで公式の仕事のやりとりになるのだが、口答でのやりとりって公式の仕事に入る前段階の口約束にすぎない。
その段階でぐずぐずして時間を費やして、仕事した気になってる(それとも、この人たちって、ビジネスにも情緒的人間関係を求めてるのか)。

あるいはこういう人たちって、メールは失礼で、電話の方がコミュニケーションとして格が高いと勘違いしているのかな。
何しろ、「メールで失礼」と書いてくる人はいるけど、「電話で失礼」って言ってくる人はいない。
電話の方がよっぽど失礼なメディア(来客中でも割り込んでくるアポなしの突然訪問に等しい)なのにね。





舎人ライナー沿線ショッピング

2008年04月26日 | 東京周辺
暫定税率とかチベット問題とか、言いたいことがないわけではないのだが、このブログの趣旨として、”私的近況の雑文”に徹したい。

さて、昨晩帰京した私は、かの新選組局長・近藤勇の命日の翌日の今日、
まず板橋駅前の寿徳寺墓所を訪れた。
昨日慰霊祭が行なわれ、来月25日には地元商店会主催の「新選組祭り」が開催されるという。
前回訪問時と異なっていたのは、埋葬当時の墓石と小さな全身像が建っていたこと。
隣の定食屋で寿徳寺発行の「新選組と近藤勇文集」第二集(¥2500)を購入した。
池袋に立寄った後、西日暮里から舎人ライナーに乗って「西新井大師西」で降りる。

めざすは楽天市場で有名な「土屋鞄店」。
この店のメール会員にはなっていたが、
工場直結の店の近くに舎人ライナーの駅ができたのを知って、やはり実物を見て買いたいから、店に行ってみることにしたわけ。
だが、iモードで検索した地図付近に行っても、どこだかわからない。
近くらしい別のオフィスに入り込んで尋ねたら、隣だという。
そこは大きな工場のような建物で、壁に地味な看板があった。
目印になる看板類がないので、初回訪問時は注意が必要だ。

広いウッディな店内には、オリジナルで手作りの革バッグ類がスペースをとって展示してある。
こう言っては失礼だが、足立区内とは思えないしゃれた雰囲気。
作りもデザインもいいのであれこれ迷うが
4万円のショルダーバッグとキーケース、ストラップを買った。

再び舎人ライナーに乗って、オフィス街ぽくなってきた終点日暮里で降りる。
駅前の高層ビルにはEDWINの「デニム・ギャラクシー」という旗艦店がオープンし(写真)、
土屋アンナや速水もこみちらがモデルになったオープンイベントをニュースで見たばかり。
EDWIN(江戸勝)はお気に入りのジーンズブランドなので、こんな大きな店が近くにできたのはうれしい。
店内には幼児用の遊び場もあり、幅広い年齢層で混んでいる。
御祝儀代わりに、速水もこみちと同じ型のジーパンを購入(でも顔の型が…)。
日暮里は、知る人ぞ知る裏ファッションタウンだったが、これで少しは表になれるかな。
かくして舎人ライナー沿線は、意外に買物を楽しめることがわかった

日進は紫外線注意

2008年04月23日 | お仕事
昨年12月から、愛知県日進市のキャンパスでも常時気象観測を開始した→「日進気象台」
その結果、数キロ離れた名古屋市千種区の星が丘キャンパスでのさまざまな気象観測値と比較できるようになった。
10分ごとの観測値を見比べていて、一番気になったのは、有害紫外線指標であるUVindexが、日進の方が1ランク高い傾向にあること。

そして、今日の日進のUVindexの最大値は午前11時23分に9.3にもなった。
一方星が丘では12時9分に7.4止まり。
WHOによれば、UVindexが8を越えれば、UVケアどうのこうのより、外出そのものを控えるレベルとなる。
つまり今日の日進は紫外線の危険値だったのだ。

なぜ、日進は星が丘より有害紫外線量が多いのか。
まず疑うのは計器間の誤差(器差)であるが、両方とも同一機種でしかも同一時期に購入した物なので、器差は考えられる最小だ。
実際、日射量の方は差がない。

とすると、上空の大気の差と思える。
星が丘は、名古屋都心部の空気が卓越風で東進して滞留しやすい場所だという。
日射量とUVindexとの対応関係は、星が丘は東京のひぐらし気象台とほぼ同じ。
つまり、星が丘は東京と同じ都市部の大気を示している。
それに対し、日進は日射量は星が丘と差がないものの、日中のUVindexは1ランク高くなる。これは郊外の大気になっていて、波長の短い紫外線がより通りやすくなっているのだろう。
空気が澄んでいる分、有害紫外線量も多いというのは、皮肉だが、
日進市民は、名古屋市民よりもなおいっそう、UVindexケアをした方がよいということになる。

山の中で車が…

2008年04月20日 | 失敗・災難
「月1回は宿泊旅行」をノルマとしている私の、今年度初月の宿泊先は浜名湖畔の準定宿。
というのも、最近の旅行目的は未知の土地の訪問ではなく、日常からの気分転換だから、気に入った宿へのリピートでも満足。

ただ、昨年秋から、愛車(17年目のローバー・ミニ)で遠出すると、車が旅先で動かなくなって、レッカー車のお世話になる事が続いた。
旅先のしかも山の中で車が動かなくなるという、考えただけでも顔面蒼白になる困惑事態を複数回経験すると、さすがに”学習”してしまって、車で遠出するのが恐くなる。

といっても、その後あちこち修理(部品交換)して、今のところ車の調子は悪くない。
そうなるとやはり、毎月の遠出をしたくなり(2,3月は電車旅行だった)、懲りずに今回も車での旅行とした。

さぁ、出発の日は朝から青空。
この天気ならと、四角い革製の旅行用ボストンバッグをミニの屋根(ルーフキャリア)に紐でくくりつける。
このいでたち、いかにも小粋なイギリス紳士のドライブスタイルだね、と一人で悦に入る(写真)


浜名湖は名古屋からなら東名高速を使えば、インター脇なのでてっとり早いのだが、それではドライブとして面白くない。
なので浜名湖行きは、毎回、高速を使わずに、一般道で三河高原を横断し、さらに愛知・静岡県境を峠越えして浜名湖に降りることにしている。

頭にボストンバッグを載せた我がミニは、車体の小ささに似合わぬ重低音を響かせて、一路浜名湖へ目指して走り出す。
香嵐渓の新緑が美しい(ここを目的にしても充分満足)足助の町を抜けて、新緑におおわれた三河高原に入って行く。
国道の一本道を、風景を味わいながらマイペースで走っていると、背後に 4WDが追いついてきた。
こちらもスピードを上げるが、張り付いてくる。
こっちは急ぐ旅ではないので、先に行かせようと、見通しのいい所でウインカーを出して路肩に寄って停車した。
すると4WDは私の右側を追い越しざまに停車して、運転席のおじさんが大声で何か言ってくる。
窓を閉めていたので、何を言っているのかよくわからなかったが、怒っている風でもない(道を譲ったのだから礼を言われて当然だし)。
ただ発音と身ぶりから、私の車の後ろのバンパーの下に異状があるという指摘は読み取れた。

「やってしまったか」とその時気づいた。
実は、先ほどから、この車の真下から後ろにかけて変な音が断続的に響いていたのだ。
その音は、この車に後から付けたマフラーの管の取付けが弛んで、カーブやシフトチェンジごとに管が道路や車体にあたる音だとわかっていた。
車を降りて、後ろへまわると、重低音自慢の2本のマフラーが車体から離れて、力なく地面に着かんとしている。
思っていたよりひどい。
車の下の覗くと、マフラー管そのものは車についているが、それをささえる留め具がすべて無くなっていた。
つまり、この道を快走している時に留め具の最後が落ちたのだ。
このまま走行を続ければ、マフラーは自重と振動と遠心力によって、私の背丈ほどの長さの管ごと車から脱落することは必定。
今すぐになんとかしなければ。
しかし、ここは三河高原のど真中。
行くも戻るも山の中。
あ~、また山の中でトラブルだ!

停車した所が集落の入り口だったので、中を歩き回ってみたが、車の整備工場などあるはずがない。
尋ねようと思った駐在所も無人で「パトロール中」の札があるだけ。
民家の庭に婦人がいたので、付近に車の整備屋はないか尋ねた。
その人は丁寧に、電話帳で調べて、思い当たる所に電話をかけてくれたが、いずれも休業日らしく誰もでない。

しかし次の手がある。
こういう故障時も、任意保険で契約している保険会社に電話すれば、レッカー車の手配をしてくれることを前回の故障時に知ったので、携帯で電話してみる
(前回のトラブル時は、携帯のバッテリがへたっていたので、パソコンで充電しながら通話した。実は携帯電話を買い替えたのは、この経験から)。
保険会社さらにはJAFと幾度かやり取りして、この山の中にJAFに来てもらうことにした。
しかし何時に着くかは、出回っているレッカー車に問合せ中とのこと。
また、着いても応急処置しかできないが、最低2万円ほどかかるという。

いつ来るかわからないJAFを待っている間、
「今は宿に行く途中なのに、戻るに戻れない。はたして旅は続けられるのか」と落ち込んだが、
さっきの「応急処置」という言葉が心に残っていた。

何もせず待っているのは暇なので、自分でもその「応急処理」とやらはできないだろうか。
ひたすら誰かに頼ろうとしていた心を改めて、冷静な目でもう一度マフラー周辺を点検してみる。
脱落しそうなマフラーを車体に固定できれば、奥のエンジンに続く管も不安定でなくなる。
マフラーを留めていた金具代わりになるものは何もないが、マフラー脇の車体側左右に紐を通せる丸い穴が開いているのを発見。
ひらめいた。

私は、車の屋根に載せていたボストンバッグの紐をはずしにかかった。
イギリス紳士を気取ってる場合でない。
ボストンバッグを車内にしまい、そのバッグの固定専用の紐を持って、車の後ろにまわり、思いきり身を屈めて、車体の下に手を廻した。
まず紐の端をマフラー横の穴に通し、マフラーの下をくぐらせて、もうひとつの穴に通す。
これを3度ほど繰り返して、最後に紐を止めたら、マフラーは手で押しても動かないほどにしっかり固定された。
柔軟な紐の方が金属の鎖よりもマフラーを包むようにしっかり固定できる。
ただ布製で強度は弱いので、マフラーの熱や衝撃による断裂が懸念されるが、今回の旅の間はもつだろう。
前にまわってエンジンを回転させ、後ろに回ってマフラーの振動具合をみる。
OK。紐がゆるむことはない。
再び保険会社とJAFに電話を入れて、救援要請をキャンセルした。

道路脇の自販機に進み、あたたかい缶コーヒーを安堵感を味わうかのように飲み干し、
出発。
数十分ぶりに車は地面にこすれる音を出さずに正常に走り出した。
ときたま車を止めて、マフラーをチェックしたが、紐の緩みも断裂もなく、マフラーはしっかり固定されたまま。
やがて、わが愛車はチェックイン時刻前に予定通り宿の駐車場に到着した。

昨年秋の一回目のトラブルでは、なすすべもなく無駄に時間が経過し、結局行き当たりの人にJAFの連絡先を教えてもらった(レッカー代を支払った)。
今年の冬の二回目のトラブルでは、他人に頼らず、自分で保険会社に電話して、保険契約内でレッカーを頼んだ。
そして春の三回目のトラブルでは、幸い車は動くこともあり、自分で応急処置をして、 レッカー車要請をキャンセルするに至った。
トラブルは続いているが、自分の対処法は進歩しているようだ

日本語キーボード

2008年04月19日 | 雑感
学内の一室にiMacを設置してきた。
最新のiMacはさすがにかっこよく、MacBookユーザーの私もつい欲しくなってしまう。
でも、わがノートパソコンは研究室内ではモニターとキーボードを外部につなげてデスクトップとして使っており、ノートパソコン主体のこの使い方の方が実用的にすぐれてる(何しろ、パーソナルなコンピュータ=携帯できるノートタイプなのだから)。

それにしても思ったのは、かっこいい最新デザインのキーボードなのに、なぜ相も変わらず「かな」がついているの?

今や、自治体でのお年寄り向けのパソコン講座でも、ローマ字入力を教えているというのに。
JIS配列の「かな」を使うなんて大昔の和文タイピストだけでしょ。

かっこいいキーボードに、誰も使わない「かな」が表示されているだけで、デザイン的にうざくなる。
だから、「かな」なしの英字キーボードも売られているのだが、これはまさに英語圏での製品なので、全体的なキー配列が日本語キーボードと異なって使いにくい。
われわれが欲しいのは、「かな」が刻印されていないローマ字だけの日本語キーボード!

もちろん、機能キーの配列などをカスタマイズできるものも売っているが、キーボードそのものの魅力が乏しかったら買わない。
そういう「変わり種」としてではなく、メーカー純正のキーボードが「かな」無しをデフォルトにすべきでしょ。
どうしても「かな」で打ちたい少数派にこそ、そういう「変わり種」を提供すればいい。

上野公園再訪

2008年04月15日 | 身内
甥っ子柊ちゃん(4歳)とその祖母(私の母)と三人で、二週間ぶりに上野公園を再訪した。
私と母が国立博物館の「薬師寺展」を観たかったから、(祖)母宅に預かる柊ちゃんも連れてきた。
前回の上野公園は桜が満開だったが、今日は八重桜とシダレ桜が一本づつ花をつけているだけで、あとはみずみずしい新緑がひろがっている。
まずは、動物園に行き、前回見損なった、ゾウなどを見る。
でも動きがゆっくりのゾウは柊ちゃんには興味の対象になりえず、キリンの人形をほしがる。
あと前回興味をもったゴリラとトラは満足して見て回った。
トラはサービス満点で、目の前をアップで通りすぎる(小さい子は恐がり、大人は大喜び)。

そして国立博物館へ。
奥の平成館の薬師寺展に直行。
目当ての日光・月光両菩薩像の前では、見学者の最年少である柊ちゃんだけが、上半身を折って深々と合掌礼をする。
大勢の客の中で、両菩薩を美術彫刻ではなく仏とみなしているのは、この小さい男の子だけだった。
そういえば、奈良って名古屋からだと日帰りで行けるな(でも今薬師寺に行っても宝物は不在だが)。

モバイル生活…

2008年04月13日 | 失敗・災難
モバイル生活になれば、現金はもとより、財布の中を占領するあのカード類も減らすことができる。

それを目指して、まずはビックカメラに行って、ポイントカードを携帯に吸収させた。
これでカード1枚が財布から引退する。

試しに店内で買物して、レジで、ポイントカードを出す代わりに携帯電話を出して、
ポイントを貯める。
次に、iD(クレジット払いのおサイフケータイ)で支払う旨を言って、iDの読み取り機に携帯を乗せる。
これでカードも現金も不要のモバイル生活実現!

と、思いきや
読み取り機は「読み取りに失敗しました」と表示して受け付けてくれない。
日曜の混雑時にレジの店員二名を動員して、30分以上試行錯誤してもらちがあかず、
とうとう1階のドコモショップに案内される。

ドコモショップでパソコンにつないでチェックしてもらったが、私の携帯の方は異状なし。
それでまたレジに行って支払を再開したが、やはりidを読み取ってくれない。

もうこの支払手続きだけで1時間にもなるので、業を煮やして別のおサイフケータイである「モバイルSuica」の方で支払った。
今回は、金額が安かったからモバイルSuicaで済んだが、
万単位の買物はiDでないと…。
夢のモバイル生活への道は意外に遠い

モバイル生活!

2008年04月12日 | パソコン・メディア

2月にFOMAのN705iに切り替える前は、movaという、通話とiモード(モノクロ画面)のみの質素な生活だったため、最新のモバイルライフなど想像できなかった。

今では、当初は一番不要だと思っていた”おサイフケータイ”が気にいっている。
Suicaのカードが入っているのとは別のバッグを持って外出して、Suicaが使えない事が幾度かあった(もっともSuicaは割安でないので切符を買う手間がふえるだけだが)。
それで外出時に忘れることがない(忘れたら取りに戻る)携帯電話にSuica機能をつけた「モバイルSuica」を使いだしたらもう病みつき。
第一、定期入れに入れたSuicaカードだと、読み取り機が時たま一発では読んでくれない時があるが(PASMOで)、携帯電話だと触れるか触れないかの距離で読んでくれる。
それに薄っぺらいカードをペタッと着ける行為より、ハンディマシンをかざす行為の方が未来的でかっこいい(ほとんどの乗客はまだカード利用)
これに気を良くしてiDとEdyにも登録して、おサイフケータイをほぼ完璧にした。

あと、パソコンと連動したスケジュール管理が気に入っている。
スケジュールの入力はパソコンでして、それをケーブルで携帯電話に転送すれば、あとはその時刻に携帯電話が鳴って予定を教えてくれる。

通話やiモードはさほど使わないが、上の2つの機能だけでもかなり便利。


遠足

2008年04月07日 | お仕事
今日は、大学新入生の「交流遠足」。
これはまぁ、いわゆる”新入生オリエンテーション”の一環で、教務などの事務的ガイダンスだけでなく、新入生同士、それと教員との親睦を深めるための行事として、大学においても定着している。
遠足なので、大学生といえども、お菓子は300円まで

行き先は、明治村。
学生に聞いたら、名古屋出身者なら小学校で遠足に来たというから、まさに遠足にふさわしい場所。
ただ、惜しむらくは我が学科との接点がない
でも、昨年までは「ラグーナ蒲郡」だったから、少しは学校行事らしくなったか。

演習クラスごとに、担当教員が引率して廻る(写真)。
せっかくなので、知ってる範囲で解説を試みた。
昼食は、食堂の2階を借り切って、アトラクションなどで盛り上げる。

午後から雨になったので、思ったほど廻れなかった。
でももともと明治建築の見学が主目的でないから、別にいいか。
学生は明日から前期授業。

木製化計画

2008年04月06日 | 生活
木の肌触りが気に入って、自分の食器を木製化している。
元々日本人の食卓は、膳から、箸・椀の蓋に至るまで、すべて木製(漆塗)だった。
それがいつのまにか、陶器が主役となってしまった(洋食や中華の影響もあろう)。

また、名古屋に住んでからは、周囲が焼物の産地(瀬戸、美濃、常滑)なので、あえて碗や皿に陶器を求めたりした。
また沖縄で琉球ガラスのグラスなども買い足した。
見た目は陶器やガラスはきれいだけど、手に持ち、口に触れる時、木の肌触りが最高なんだよな(手づかみで食べるおいしさに通じる)。

実は木製化の一番の動機は触感ではなく、陶器やガラスの食器だと落として毀れてしまう点。
それなりに愛着がある食器だったのに、一瞬の手落ちで毀れて破片となってしまうと、喪失感に襲われて、いやな気分になってしまう(すぐ新たな物を買う気がしない)。
ならばどうせ使うなら、簡単に割れないものがいいと思った。
金属は口触り(味)が嫌なので、それで木製となる。

最初は、バリ島で買った藤製の薄いが緻密なコースターや鍋敷きが気に入った木製で、
その後は、よく行く木曽路で、木製品を買い集めるようになった。
それなりの店にいけば、味のある(作品的な)皿や椀などあり、購買欲がそそられる。

箸と汁椀と夏用のざるそばセットはもとより木製だったので、
まず木製化したのは、フォークとスプーン(肉を切る食事はしないのでナイフは不要)。
とにかく口触りは絶対金属ではなく木がいい。
ただフォークはスパゲッティ用に柄が円筒形のものがほしいのだが(クルクル回転させるため)、平たい柄ばかりなのが残念。

木曽に行くたびに木の食器を買い足して、
今では、ビール用の小グラス、日本酒用の猪口、刺し身用の小皿、洋菓子用の平スプーン、焼物用の平皿、丸皿、籐製の缶ビール入れ、それにラーメン用の丼鉢まで木製化した(籐製も含めてすべて上写真にある)。
ただ飯碗と湯飲み茶碗は愛用している陶器で満足しているのでそのまま。
木の器にしてから、ビールの泡立ちがよく(中が見えないのが欠点だが)、なによりラーメンがおいしくなった。
ちなみに木製食器は、(表面の防水処理はしてあるものの)本質的に透水性があるので、水に浸したままにしないこと。

もっとも食器を100%木製化するつもりもない。
コーヒーカップやワイングラスは木にしたいと思わない(そういうの売ってるけど)。
木にした方がいいと思うものだけをするつもり。

今気になってるのは、食器ではないが、把手が木製の革製ビジネスバッグ。
そういえば、我が愛車ローバー・ミニも、購入直後にハンドルとフロント下の前面(計器やダッシュボードのある面)とシフトノブは木製に替えたっけ(さすがに車体と座席までは…)。
実家でも名古屋でも床はフローリング。テーブルも木製。
それに江戸指物が好きだし、
理屈抜きで木が好きなんだな。

救急車に乗った

2008年04月01日 | 失敗・災難
近所で開通した「舎人(とねり)ライナー」に乗ってみようと思い、家を出ようとしたら、
母が朝から鼻血が出て止らないという。
このような経験は高校時代に自分にもあったので、
鼻に保冷剤を添えて、ソファに寄りかからせれば、20分ほどで止ると思った。

ところが止る気配が全然なく、鼻の奥から血がどんどん喉におりてくるという。
最初のうちは口に溜まった血をトイレに出しに行ったが、
止らないのでそのまま呑込むようになった。
鼻の方もティッシュが真っ赤になって、何度も取り換える。
1時間しても止らないので、かかりつけの近所のクリニックに電話したら、それは病院の耳鼻咽喉科で診てもらったほうがいいといわれた。
だが、出血が止らないので、歩いていけない。

救急車を呼ぶ事にした。
たかが鼻血で救急車を呼ぶというのも、昨今の話題からして、気が引けたが、
歩いていけいないのでどうしようもない。

まず、病院に電話して、診察をお願いし、
次に119番して、救急車を呼んだ。
やがてサイレンを鳴らしながら救急車が来て、ストレッチャーを出し、
自宅前で母を乗せる。
母はよそ行きのエナメルの靴を履いて乗る。

ストレッチャーで救急車に乗せられる母の姿は、
顔の中央が血だらけになっているので、
まぁ、それらしい情景。
私も同乗して、連絡してあった近くの大学病院へ(それにしても救急車内って揺れる)。

病院の耳鼻咽喉科は今日は午前中で受付終了だったが、救急車で行ったおかげで急患としてすぐ診てもらえた。
鼻に麻酔をして、血管を切って出血を止めた(一応、手術ということになる)。
これで安心。
タクシーで帰った。

今回、よくわかったことは、以下の3点。
(1)まず、救急車を呼ぶ前に、病院に連絡をしておいた方が、たらい廻しにされなくてすむし、病院での対処もスムースにいくという事。

(2)連絡は、携帯電話の方がいい。
狭い住宅街だと、自宅の外で家族が救急車の到着を迎える必要がある。
その最中に、救急車側から確認の電話が来るので、携帯電話の方がスムースに対応できる。
それになぜかボタン式の固定電話だと119と3桁だけ押しても通話しなかった。
どこかのボタンを押せばいいのだろうが、緊急時にそれは無理。
携帯の方が簡単(使い慣れてるせいもある)。

(3)あと、患者本人は、入院するほどでないと予想できるなら、最初から靴を履いていった方がよいこと。
母はその点ぬかりなかった。
裸足のまま病院に運ばれても、帰るための靴がない例がよくあるというのだ。


帰宅して、まだ陽が高いので、出血が止ったのを確認して、私は自分の用事を済ませに外出した。
まず携帯電話でモバイルスイカに登録して、駅の売店でチャージ。
ハンズ内の眼鏡店に新調した眼鏡2つ(遠近用と近々用)を受取りに行き、
ビックカメラでLeopardを使いこなすためにパソコン雑誌を買い、
帰りに寄り道して「舎人ライナー」に乗ってみた(モバイルSuicaで)。
高架を走る車窓からの風景はずいぶん新鮮で、けっこうウチの近所も都会的なんだと思わせてくれ、
また新しくできた駅の風景も街を新鮮にしている(写真)。

いろんな事をいっぺんにやった一日だった。