今日こんなことが

山根一郎の極私的近況・雑感です。職場と実家以外はたいていソロ活です。

名古屋での休日

2010年04月29日 | 名古屋周辺
週中の休日なので、名古屋ですごす。
まずは、昼前に”あんかけスパ”で腹ごしらえ。
名古屋での外食の第一候補はいつもこれ。

地下鉄を乗り継いで「名古屋市港防災センター」に行く。
防災の授業で見学する価値があるかどうかを確認するため。
ここは小規模ながら、個人で行っても、東南海地震の体験や伊勢湾台風の 3D体験、暗闇の避難体験ができ(他の館なら予約が必要)、いい印象だった。
団体だと60-90分かかるというから、授業の代わりとしても丁度いい。
見学する価値ありと結論。

帰りは久しぶりに大須の商店街に立ち寄った。
人出が多く、以前よりも活気に満ちている印象。
大須の商店街は、個性的な店が多く、名古屋で一番のお気に入り。
エスニックグッズの「楽居風」で、ヒンズーの神ガネーシャのミニ石像を買った(玄関外に置く)。
「マコト宝石店」では、エミール・ガレ風のキノコ型ランプの群に見入る(”ガレ風”だから、ガレ・ランプの半値程)。
この店に入って、いつも思うのは、さまざまな形・大きさのキノコ型ランプに囲まれた生活をいつかは実現したいということ。
ただ全体がガラス製だから、壊れやすいのが欠点。

ほかに定番の巡回店をまわり、そのまま栄まで歩いてアップルストアに立ち寄り、東山線に乗って帰宅。

当り前のニュース

2010年04月28日 | 時事
当り前のニュースが続いている。
まずは殺人事件での時効の廃止。
今どき15年はないでしょう。
ただ、国松長官狙撃犯の時効を迎えた後の成立っていうのが,ちょっとひっかかる。

次に、検察審査会が小沢一郎を起訴相当にしたこと。
これは政治家の疑惑についてはきちんと説明責任を果たすべきという”民意”の表れ。
結果としての判決はともかく、起訴によって説明が余儀なくされることが期待されてのこと。
確かに本来あるべき形でないかもしれないが、自業自得ともいえる。
ところで、小沢一郎は、もとは自由党という弱小政党の党首で、
民主党は彼に軒下貸して母屋取られた、いや取らせたのだ(選挙のために)。
元来の民主党支持者は、外からやってきた彼が幹事長で強権をふるっていることをどう思っているのだろう。
自民党から旧民社党、それに旧社会党出身までいる(しかも国民新党と社民党と連立している)民主党にとっては、政策的スタンスなどどうでもいいか。

そして、沢尻エリカの離婚騒動。
これも当然予想されていた。
21歳も上の帽子好きのハイパー氏と結婚したことがそもそも不可解だったから。
彼の作品は映画1つしか知らないが、
マスメディアから持ち上げられ過ぎていた印象だった。
ただ自分として残念なのは、安室の時もそうだったが、
「男は顔じゃない」という事が証明されたと思っていたら、
ぬか喜びに帰してしまったこと。

新選組隊士供養祭

2010年04月25日 | 東京周辺
つかぬまの晴天の日曜。
まだ図書館通いの原稿執筆モードに入らなくてもいいので、
どこかに出かけたい。

我がiCal(パソコン内のカレンダー)には、4月25日は
「近藤勇供養祭」という年間行事が表示されていた。
そう4月25日は、板橋の刑場で斬首された新選組局長・近藤勇の命日。
板橋駅前の墓所は毎年この時期に足を運んでいるが、
供養祭には参加しかことがない。
ということで、供養祭が始まる11時前に着くべく、出発。

JR板橋駅の滝野川口に出ると、いつもはひっそりしている近藤勇の墓所が人であふれている。
近づくと新選組の羽織を着たスタッフが交通整理をしている。
墓所内は墓の主である近藤勇・土方歳三、そして建立者だった永倉新八の遺影
(そう、この三人だけは写真が残っている!)と位牌が祭壇に並んでいる
(写真:中央後ろ姿は女性の僧侶)。

一般参列者は、行列となって墓所の裏側まで延びている。
参列者は白髪の老人から、若い女の子まで老若男女幅広い。
私の前に並んでいるのは、制服姿の女子高生グループ。

この供養祭は、近藤勇だけでなく、新選組全体の供養なので、
各地の縁者や新選組”残党”(ファン)が集っている。
浅葱色の羽織を着ているのは地元”滝野川新選組”で、黒の羽織は”流山新選組”だ。
おそらく、日野新選組や調布新選組もいることだろう。
自分なら、本籍が試衛館の隣町なので”牛込新選組”か、
あるいは長年文京区民だったので小石川伝通院に集る”浪士組”か。

寿徳寺僧侶たちの読経が流れ、関係者(縁者)から焼香が始まる。
一般参列者は3名ずつ焼香。
近藤・土方・永倉の遺影・位牌の前に立つと、
本当に彼らの葬式に参列している気分になった。

焼香を済ませて墓所の出入口に戻ると、
地元の滝野川新選組の人から、記念品をもらった。
それは寿徳寺が所蔵している、
近藤勇の短剣を摸したオリジナルキーホルダー(短剣の写真の絵はがきも)。
しかも裏に「143回忌記念」と今日の日付が記されているので、今回のみの限定頒布品。
こいつは思わぬ収穫だ。

ちなみにこの墓所では、5月23日に「滝野川新選組まつり」というもっと大規模な新選組祭りが開催される。

自民の分裂wktk

2010年04月23日 | 時事
抜本的改革ができっこない自民党が自壊しているのはいいことだ
(河野太郎も小泉進次郎もガンバレ)。
これに対して「自民の分裂は民主を利するだけ」という批判は、
いまだ自民・民主の”二大政党制w"の幻想から抜けきれない発想。

「カレー味のウンコかウンコ味のカレーか」(下品で失礼)的選択肢しかない無能な二大政党は、
危機に瀕している日本にとって存在悪。
はやく両党ともとっとと自壊して再編成されるべき(無能と有能に)。

夏の参院選前に、一旦乱立する新しい小政党間でできるだけ連合してほしい(前世紀の政党とは組まないように)。
そうすれば参院選で民主が惨敗し(小沢の神通力が消え)、
今度は民主の自壊が始まる(政策本位の反小沢勢が離脱)。
悪夢の旧”自民・民主体制”(55年的自社体制の残映でしかなかった)から
日本国民はやっと解放され、21世紀の政治が開始できる。

テレビ収録

2010年04月22日 | お仕事
日本人の歩き方について、小笠原流礼法の視点から文章を発表していたら、
東京のMXテレビで”ガリレオチャンネル”という番組を制作している会社がそれを見つけて、
取材したいといってきた。

礼法の本部からは、安易にテレビ取材を受けないように言われていたが、
その番組はきちんとした学術情報番組みたいなので、受けることにした。
学生を指導しているところを撮りたいというので、
授業外であるが、過去の授業履修者の中で出てくれる学生を個別に募集。
3名が集ってくれ、収録開始。
その後は、私にインタビュー。
ときたま、質問以外の事まで答えてしまった。
編集してください。

日本人の歩き方は変化したのか、というテーマで、5月15日に放映されるとのこと。
ただ、東京ローカルのMXテレビは愛知では見れないので、
出演した学生の分もDVDを送ってくれるそうだ。

私にとっては2回目のテレビ出演。
でもいずれもローカル放送。
いつかは全国ネットデビューを。

浜名湖から名古屋名東区へのルート

2010年04月19日 | 
新年度最初の旅に準定宿のホテルグリーンプラザ浜名湖。
バイキングメニューには、豪勢な焼きタラバはなくなって、
元の小さめのゆでズワイガニに戻っていた。
確かにいつも同じではありがたみが薄れる。
その代わりにタケノコが加わって、季節感を出していた。

最近は、ここに行くのに車は使わず、電車を利用する。
宿が天浜線(天竜浜名湖鉄道)の「浜名湖佐久米」駅から近く、
天浜線も1時間に1本ながら、乗り継ぎをうまくすれば2時間ちょっとですむ。

さて、いつもは宿からの帰りなら、新所原・豊橋・名古屋とメジャーな路線経由なのだが、
今回は、岡崎から「愛知環状鉄道」に乗り換え、
八草から「リニモ」に乗って藤が丘に戻ることにした。
このルートでも運賃も時間もたいして増えない。

ローカル線のディーゼルである天浜線から、最後は最新技術のリニモまで乗り継いで、
結構楽しかった。
車窓の風景が一番広大でよかったのは、リニモだった。

スマートフォン

2010年04月12日 | 生活
Mac好きの私がiPhoneを使わない一番の理由は、キャリアがdocomoでないから。
私がdocomoにしているのは、日本国中できたら山の中でもつながってほしいから。
つまり単独行での救助要請用。
実際、八ヶ岳の山頂でちゃんと下界につながった。
これは身の安全のためだから、たとえ料金が多少割高でも、妥協はしない。

iPhoneの快進撃を指をくわえて見ていたそのdocomoから、
ようやくスマートフォンが発売された。
さてどうするか。
スペックを見て、やはり触手が動かなかった。

携帯会社が決まったとして、次に機種を選ぶ基準は、もちろん機能。
今使っている機種で、意外に便利な機能と、実は使わない機能が明確に別れる。

私がまずもって使わないのは、カメラ。
カメラはデジカメを持ち歩く。デジカメに比べると画質の違いが歴然。
携帯のカメラも最近では画素数だけは増えているが、肝心のレンズがしょぼすぎ。
もちろん、バーコードリーダーは使う。

それから、ワンセグ。
これはテレビそのものを見ないからで、自宅にいない昼間はさらに見る番組がない。
ニュースならimodeの方がいつでも最新のものを読めるからそっちでいい。
でも、地デジのかわりに、アナログ放送終了後は、唯一のテレビ受像機として
たまに使うかも。

最初は使わないと思っていたが、実は一番便利なのがフェリカ、つまりおサイフケータイ。
特にSuica圏の東京では、公共交通に必須。
JRだけでなく、地下鉄、私鉄、都バスばかりか、区のコミュニティバスもこれをかざすだけ。
その他、買物に使える店・コンビニも多数。
消費税のある現在、買物は現金でないほうが支払作業が楽。
もちろん専用カードでも機能は同じだが、携帯の方がその場で出しやすく、読み取り機にかざしやすい(残額も確認しやすい)。

名古屋圏もようやくToicaのフェリカ化を進めているが、
市バスや名鉄バスが対応しないと私には無関係
ただ対応したとしても、市営交通の”ユリカ”カードの太っ腹な割引の魅力には勝てないだろう。
逆に言えば、Suicaなどに割引がないのは不満(微々たるポイントのみ)。

あとEdyも愛用。
これは名古屋圏でも近所のスーパー(松坂屋ストア、成城石井、やまや)で使用。
これは携帯からチャージできるのがいい(一方Suicaは会費がかかる)。
iDも登録はしているが、クレジットカード払いは利用可能額が大きいので、
安全のためにパスワードロックのままにして、使わない
(iDが使える所はたいていEdyかSuicaが使えるし)。

このフェリカは、携帯の本来機能である通話やメール以上に使っている
(他人とのテレ・コミュニケーションはもっぱらインターネット)。
なので、私はフェリカが使えない機種は使う気がしない。
ということで、フェリカが使えないスマートフォンは使わない。

もちろん、スマートフォン独自の機能(ソフト群)に魅力は感じる。
でもそれらは、携帯として使わなくてもいいもの。
ならば、iPhoneのソフトが使えるというiPadにすればいいか。
というのが今のところの結論。

※追伸:フェリカとiモードつきの機種が今年中に発売されるという。そうこなくちゃ。

血圧が…

2010年04月09日 | 健康
今週初めは、重い気分のところに新年度最初の仕事がふりかかり(しかも主任の重責が追加)、
月・火のたった二日間で気分的に疲れきったところで、血圧を測ったら、
上が140を越えていた。
ちゃんと降圧剤を毎日欠かさず飲んでいるのに、この値って…

一年間飲み続けていた降圧剤が効かなくなってしまったのか。
するとこの先、どんどん強力な降圧剤を服用していかないと、血管がぶち切れる…
降圧剤はまだ残っているが、週末に処方を出している診療所に行こうと思った。

でも、水曜に”遠足”に行き、肉体的に疲れると思いきや、かえってリフレッシュでき、
授業開始の木曜、血圧を測ったら、130前後にさがってきた。
授業が開始すると、時間的には忙しくなるが、
慣れ親しんだ業務の再開なので、精神的ストレスにはならない。

そして今日、帰省して診療所に行って血圧を測ったら、
120台でいつもの値に戻っていた。

どうやら非日常的業務によるストレスが血圧を一気に上げたようだ。
丁度、ジャイアンツの木村コーチがクモ膜下出血で倒れたのと同時期。

精神的ストレスの怖さを実感したが、
同時にストレスはすんなり消えていくことも実感。
ストレス状態を長引かさないことが肝要だという、セリエのストレス学説を思い出した。

日進市のラドン濃度

2010年04月08日 | 計測
ラドン濃度測定器を日進市にある職場の研究室内に置いた。
すると、値は61Bq。
名古屋宅と同じような値で、東京の実家よりずっと高い。
やはり地域差ということか。
だが、名古屋宅も研究室も鉄筋コンクリート製なので、建築素材の影響も捨てきれない。
できたら名古屋の木造家屋か屋外で測りたい。

この話題の詳しくは「ラドン濃度の東・名差」の記事を参照してほしい。


交流遠足

2010年04月07日 | お仕事
きょうは、ピッカピカの一年生(ただし大学生)を連れての遠足だった。
おととしの記事と同じ、明治村。
バスはキャンパス移動用の学内バスを使うので安上がり。
アルバイトの上級生に班ごとのリーダーになってもらうので、引率の教員は楽。

昼食は大食堂の二階を借りきって、立食パーティと教員紹介を兼ねたアトラクション。
料理は、昨年より、若干豪勢になった印象(特に寿司ネタが大形に)。
これも毎年利用してお得意になったためか。
私がお勧めとして案内するのは、「ザビエル天主堂」と「帝国ホテル」。
ホテルの前で班の記念写真(↑写真)。

後は自由行動にまかせる。
その間、私は、的矢で遊び(五本中二本しか当らず)、
聖歌の流れる天主堂の椅子に坐って、敬虔な雰囲気にひたって時間を潰す。
新入生達も、それなりに親しくなれたようだ。

遠足は疲れると思っていたが、近場でトラブルもなかったので、
かえって気分転換になったくらい。

気分一新して、明日から授業開始。

新年度開始

2010年04月06日 | お仕事
入学式を終え、わが大学の新年度がスタートした。
といっても授業開始ではなく、公式行事はまだ新入生のオリエンテーションのみ。
つまり2年生以上はまだ春休み。

だが、教員は新入生への情報提供(オリエンテーション)と教員レベルの会議が続き、
授業前にすでに疲労困ぱい。
特に私は今年度から”学科主任”なので、
新入生への挨拶や、会議の議長やら馴れない仕事をこなさなくてはならない。
できるなら、このまま温泉に行きたい…。

二大政党制の幻想

2010年04月04日 | 時事
このブログはのんきな私的雑記で暇つぶしをしてもらって、
国論を二分するような時事問題には触れたくないのだが、
いいかげん黙っていられなくなった。

私は前回の衆院選で自民にはもちろんだが、民主にも投票しなかった。→私の投票行動
民主党のマニフェストを最後のページまで読んで、こりゃダメだと思ったから。
だから民主党が政権をとると、こうなることが予想できた。

ホントは選挙前にいいたかったが、
今の日本において、二大政党制は幻想である。
二大政党制は、政権担当能力のある2つの政党が存在して初めて可能となる。
民主党はそれを目指していることは認めるが、まだまだ未熟。
ところが、二大政党制が実現しているという幻想・願望をもった人たち(典型は T原S一朗)が対立を煽るせいで、
民主は自民との対立の深化を余儀なくされ、存在感を出すために左傾化せざるをえなくなった。
(私は民主党と自民党の違いは、”政策”レベルではなく、より根源的な”体質”レベルを期待していた)。

民主の未熟性は小沢一郎自身わかっていたので、自民との大連立を受け入れようとした。
それは、民主党にとって格好の修業体験になれると思って、私は期待した
(このへんの考え方は他の人と違うようだ)。
それを機会に、政界再編第二幕となって、自民の若手と民主の一部(非社会党系)が新たな党を結成するのを期待していた。
ところが、すでに二大政党制が実現していると思っているマスコミらは、それに驚き、選挙民への裏切りといって激しく非難し、水泡に帰せた。
民主は再び、自民との対決姿勢を先鋭化させた。
私はがっかり。

自民党の政権担当力のなさが明らかとなっての前回の衆院選。
二大政党制の幻想をもっている多くの人は、「あっちがダメならこっち」という反応で、マニフェストを熟読せずに民主党に投票したらしい。
たとえば「自民にお灸をすえるため」、という投票行動は客観的には存在しえない。
自民はお灸ではなく見限るべきだ。
そして、民主を積極的に支持しないのなら民主に入れるべきでない。
民主党が、国民に支持されてもいない、いいかげんなマニフェストを実現しようと躍起になっているのは、
投票した人の責任だ(国民の一人として損害を受ける私は、その人たちをうらむ)。

今は、政権担当能力のあった自民が自壊し、民主も政権を担当すべきでなかったという状態。
もちろん、党レベルがダメなのであり、個々の政治家にはまともな人がいる。
だから、彼らに今の殻から抜け出してもらって、もう一度政界再編成が必要な時。
ダメな二つの大政党ではなく、まともな政党一つがまずは必要。
そしてその政党を軸に(過半数とれる人数はいないだろうから)、
連合政権(実はここ最近はずっと連合政権)をつくればいい。

桜の時季は気が重い

2010年04月03日 | 歳時
新年度の4月。
ホントなら、華麗な桜に暖かい日差しで、気分が高揚してもいい時期
だがこの時期は、一年で一番気が重い。
これは学校(特に大学)関係者だけが感じる気分のサイクルだろう。

新年度の新学期が始まるということは、今までの1年間の仕事がチャラになって
跡形もなくなり、また1からやりなおしということ。
気の重さは、これからの1年分の重圧をいっぺんに感じるから。

まるで、三途の河原で石積みをさせられ、積み上がると鬼にこわされ、
積み直しを延々とさせられる幼ない亡者のよう。

これは仕事に対する不平不満ではない。
ただ否定できない気分の落ち込みなのだからしょうがない
(もちろん、表には出さないが)。
この陽気な春だから、この程度の重さで済んでいるのかもしれない。