今日こんなことが

山根一郎の極私的近況・雑感です。職場と実家以外はたいていソロ活です。

行けるところまで行くべきだった

2023年09月06日 | 失敗・災難

勤務先の用事が終わって、18きっぷ5回目(最後)を使って、帰京した。
前回の記事でJR東日本のダイヤの乱れぶりを指摘したが、今回のJR東海はすんなり帰りたい。

ところが、今日の午後から東海地方に線状降水帯ができるという予報なので、在来線は新幹線よりも早めに「運転見合わせ」になるため、いつもより1時間早めに乗ることにした。

そしたら、早速、名古屋9:31発の快速豊橋行きが8分の遅刻。
といっても雨のためではなく、沿線火災のため。
途中すごい雨に遭ったが、電車は無事に豊橋に着いた。
乗り換えて浜松まで行き、浜松から興津行きに乗る。
私のようにずっと先まで乗り続ける18きっぱーは、手前の島田で降りて、島田発の熱海行きに乗り換える。
終点の興津で乗り換えるよりも、発駅で乗れば座席が確保できるから(間の静岡駅で混む)。

島田に着く手前で、東海道線が接触事故のため富士—沼津間が不通になっていることを知った。
ただ、その区間はまだずっと先なので、島田で降りて支障なかろうと楽観して、幾多の18きっぱーたちと一緒に島田で降りた。
すると予定していた熱海行きは、運休になっていた。
仕方なしに10分ほど待って、次の興津行きに乗った。
これなら、先の興津行きに乗っていた方がよかった。
こうして走っている運行便もダイヤに遅れを出している。

ふたたびネットで18きっぱー用の運行案内(ジョルダン乗換案内)をチェックし、その指示通り、静岡で降りて、始発の三島行きに乗り、さらに富士で下車して、ここ始発の熱海行きに乗る、つもりで、富士で降りた。
不通区間がなくなったとの案内に安心したためである。
だが静岡県のダイヤは甘くはなかった。
またしても、富士始発熱海行きは運休(こういう情報は当駅で降りないと得られない)。

降りずに終点の三島まで行った方がよかったと悔やんでも後の祭り。

仕方なく次に来た沼津行きに乗り、沼津発三島行きという1駅分だけの変則的な便に乗って、三島で遅れてきた熱海行きに乗って、熱海でやっとJR東の遅れていない便に乗った。

ダイヤが乱れていると、間引き運転がなされる。
そして(特に地方は)便によって行き先が異なる。
なので、こういう時は、目的地到達の確率を少しでも上げるために、行けるところまで行ったほうがいい(行った先で臨時便が出ることもあるし)。
と、本来は心に決めていたはずなのだが、
今回は、「不通区間でないから」あるいは「不通が解消したから」という思い(=正常性バイアス)が判断を甘くした(長時間乗車なので座席の確保を優先したかったことも)。

今一度、心に刻もう。
非常時は、行けるところまで行くべし、と。


1ヶ月ぶりの名古屋宅で

2023年09月05日 | 失敗・災難

昨日、約1ヶ月ぶりに名古屋宅(アパート)に戻ってきた。
長い間部屋を空けるに際しやっておいたのは、冷蔵庫を空にして電源を切ること。
それに車のバッテリーを外して、バッテリーの自然放電を抑えておくことだ(ガソリンは満タンにする)。

そしてしばらくぶりに戻ってまず気になることは、もしかしたら室内に生ゴミなどが残っていて、それに虫がついて、1ヶ月の間に大繁殖していないか(ドアを開けたら部屋中虫だらけ)という懸念だが、これは幸い的中したことはない。
ただ、もう一つの懸念、これは昨年初めて体験したのだが、車のバッテリーをつなげて、セルを回してもエンジンがかからないこと。

残念なことに、これが当たってしまった。
車(エンジン)がうんともすんとも言わない。
もちろん、電気系は点灯し、ガソリンも満タンなので、原因は電気系でも燃料系でもない。
おそらくオイル系が固まってしまって流れないのだと思う。

そもそもこの時期に名古屋に戻ったのは、授業はまだだが会議があるため。
なので車で出勤する必要がある。
今回は、帰宅した前日の晩から、車のエンジン始動を試みて、この結果だった。
時間をあけた翌日になっても状態は同じ。

なので、昨年同様、任意保険のロードサービスを頼む。
ところが、搬入先となるディーラーは本日が休業日だった。
すなわち修理を依頼するディーラーに車を持っていくことができない。

ただ、昨年は、ロードサービスが来ただけで治った。
今回もそれに期待する。

果たして、ロードサービスが来て、状態を示すために、私が車のセルを回す。
すると、わずかに、セルモーターが唸り出してエンジンがかかりそうな音になった。
ただし、この動作ばかりやっているとバッテリーが疲弊する。
そこでサービスの人が持ってきた外付けバッテリーを車のバッテリーにつなげて、もう一度車のセルを回した。
すると、パワーが強くなったためか、車のエンジンが始動した。

やはり、レッカーでの移動は不要だが、ロードサービスに来てもらうしかない。
これで無事に出勤した。


教室を間違えた

2023年07月05日 | 失敗・災難

自分のシステム1の不調が留まる所を知らない。

その上、今朝夏風邪を引き、口内炎も発症して、コンディションは最悪。

温泉旅から帰っても、いや実は温泉旅に行く数日前から、1日1つはものを失くしている(本日も)

さらに本日は、自分が担当する授業の教室を間違えた。

授業時間になってゼミの教室に行くと、学生が2名しかおらず、残り10名の姿がない。

誤った休講情報が流れていないかネットをチェックしたが、そのようなものはない。
学生たちが私の授業をボイコットするいわれもない。
今日は学生たちの提出物を講評する大事な授業だ。

たった2名の学生を対象に授業をはじめたら、スマホをいじっていた学生から、他の学生たちは別の教室にいるとの情報が。

そうだった、この授業は教室変更をしていたのだ。
それを変更した当人(と2名の学生)が失念していた。
急いで残りの学生たちが待っている教室に移動し、本日予定の授業ができた。

この急に打ち続いている”失念”現象。

心当たりがないことはない。
最近になって飲み始めたサプリの摂取を中止してみる。


旅行に忘れたもの

2023年07月03日 | 失敗・災難

休日出勤の慰労として、出勤する用事のない月曜に発ち、会議のある火曜昼に戻る、温泉旅に出た。

慰労の温泉なら、定宿に復活した中津川のホテル花更紗だ。
総桧の浴室が今夜は男湯に割当てられるのを確認。

ここに行く時は、車で東濃の里山を快走するのも楽しみのひとつ。

着替えと服用薬、ノートパソコンを旅行バッグに入れ、あとは夜食と寝酒一式を買い物袋、客室内で使うハンモックテイストのリラックスチェアも持っていく。

宿のチェックインは午後3時なので、所要時間2時間強のドライブを入れても、出発はゆっくりでいい。

といっても旅気分が高まっているので、家にいても落ち着かない。
11時前に愛車を出発させる。
往きは時間があるので、東濃の里山を通る一般道を進む。

ついでに、中山道の中津川宿と馬籠宿の間にある落合宿に車を止めて散策する。

それでも、チェックイン1時間前に着いてしまったので、宿奥の林道に進んで、そこでリラックスチェアを出して、タブレットで読書をしながら、午睡をまどろむ。

チェックイン30分前になったので、早めのチェックインをして、ロビーで部屋の準備が整うのを待つ事にしよう。
そう思って、車を宿の駐車場に止め、車から荷物を出そうと思ったら、旅行バッグが見当たらない。
着替えと服用薬、ノートパソコン、その他こまごました旅行用品がぎっしり入った旅行バッグだ。
車に入れ忘れたのだ。

過去、ノートパソコンを旅行バッグに入れ忘れたことがあるが、旅行バッグそのものを忘れたことはなかった。

今回、いつものように、旅行前に今回の旅でもっていくべき品々をリストアップし、それをすべて、前の晩に旅行バッグに入れた。
この作業は、冷静な頭でやるシステム2だ。

その旅行バッグは持って行くのは当たり前で、あえてリストアップする必要がないので、定型行動を担当するシステム1にまかせた。
荷物を車に入れている間、明晰な意識(システム2)は、これから通る予定のドライブルートを考えていた。

財布はあるので、このままでも宿に泊まることができるが、
着替えと服用薬、ノートパソコンがないのはいろいろ不便。

悪いのは自分(のシステム1)だ。
なので自分で落とし前をつけるしかない。
自宅に取りに帰ることにした。

幸い、自宅もこの宿も高速インターからさほど遠くない所にあるので、高速を使えば、往復しても宿の夕食には間に合う。

というわけで、中央高速を飛ばして、往復2時間かけて、部屋の中に持出す以前の状態で置かれていた旅行バッグを持ってきて、無事チェックインをすませた。

旅行バッグをいつもの置き場所から動かすことすらしていなかったのは、システム1がこの旅行だけに持って行く買い物袋とリラックスチェアの方に気を取られていたためだ。
毎回持って行く旅行バッグは定型的すぎたため、私のシステム1がすっかり失念していたのだ。

こういう日常行動上のポカ(システム1の精度低下)は要注意だ。
精神的に余裕がなくなっているのかもしれない。
今晩は仕事を忘れて慰労に専念しよう。


心当たりのない定期引き落とし

2023年04月24日 | 失敗・災難

いくつかあるうちの、あるクレジットカードの明細を見ると、 NTTコミュニケーションズから毎月400円ほど引き落とされているのだが、いくつかある電話関係の代金の1つと軽く思ってそのままにしておいた(大した金額でもないし)。

このカードをやめようと思ったので、定期引き落とし先を他のカードに変更するため、 NTTコミュニケーションズのサイトを開いたのだが、そこからは手続きに進めなかったため、
まずはdocomo携帯関係かと思い、近所のドコモショップに行って手続きを依頼したら、これはdocomo関係でないことがわかった。
ということは名古屋宅の固定電話しか思い当たらない。

そのショップでNTTコミュニケーションズの連絡先を教えてもらったので、そこに電話して、用件(固定電話料金の引き落とし先の変更)を話すと、別の電話番号を教えられた。
その際、音声案内による選択でなく、オペレータに話すことを勧められた。

そこに電話して、ボタン操作でオペレータにつながって、名古屋宅の固定電話での引き落とし先の変更を依頼すると、名古屋宅の電話料金は別のカードで引き落とされているという(実は自分側で確認できる内容)。

すると残りの可能性は、東京宅の電話しかないが、東京宅の電話は昔からのもので私が支払っていないない。

最後の可能性として、現在地に引っ越す前の旧宅の住所を告げると、そこの住所での契約だという。

それでわかったことは、 私が旧宅の固定電話とは別に(そこの契約者は私でない)、 たぶん自分用のネットでのアドレスを取得するときにそのアドレスの使用料を契約したらしい。
そのアドレスは当初から全く使っていないのだが、それがずっと引き落とされていたのだ。
おそらく少なくとも10年間はそのままだっただろう。
1年で5000円だから総額50000円。
それが無駄な支払いの合計額。
この事実がわかって、オペレータはすまなそうな口調となり、その場でこの無駄な契約を解除してくれた。

カードや銀行の明細チェックは、不正利用の有無だけを主眼にしてきたので、まともな引き落とし先については逆に正当なものとして見過ごしていた。

私のように無駄な契約を継続している可能性があるので(特に通信関係)、一度総チェックをお勧めする。


18きっぷで帰京のはずが

2023年03月17日 | 失敗・災難

卒業式を終えれば、大学は春休み。
授業も会議もないので、時間を自由に使える期間。

なのでゆっくり帰京しようと、名古屋駅から青春18きっぷで快速豊橋行きに乗る。
豊橋で乗り換えて、次の乗り換え駅の浜松に着いた時、 iPad miniを忘れてきたことが判明した。

iPad miniは、通話にこそ使わないが、電子書籍の閲覧に必須(読書は可能な限り電子書籍にしている)。
パソコンとスマホの中間的存在で、両方の用途に使えるので、これがない生活は不便そのもの。
なので、迷うことなく、引き返すことにした※。
※:東京-名古屋間の中間地点は静岡。つまり浜松はまだ名古屋寄り(東京からだと三島?)なので引き返す気になれた。

幸い、18きっぷで乗っているので、帰路(浜松—名古屋)もそのまま使える。
というわけで、浜松で乗ろうとした静岡方面行きではなく、反対方向の豊橋行きに乗って、さらに豊橋で快速に乗り換え、名古屋1つ手前の金山で降り、中央線に乗り換えて千種で降りてあとは市営地下鉄で最寄駅に戻る。
家に戻って卓上にあったiPad miniをつかんで、再び名古屋駅に向かう。

ただ、この時間になって18きっぷで帰京すると21時を回り、夕食にありつけない。
なので、新幹線で帰るしかない。
幸い、 JR東日本のジパング倶楽部会員なので3割引きでひかりに乗れる。
※:のぞみに比べて小田原に停車するだけ(のぞみに追い抜かれることはない)。
といっても、本日分の18きっぷ2400円ほどに新幹線片道分の出費が加わる。
もっとも18きっぷでのんびり帰るつもりだったので、時間は余分にかかっても、せめてもの節約として新幹線は新横浜までの切符にした。
すなわち新横浜からは18きっぷで在来線(横浜線・上野東京ライン)で帰る。
これで500円回収。

こういうミスに対しては、iPad miniの旧機種を実家に置いておくことで対応する。


車のエンジンがかからない!

2022年09月06日 | 失敗・災難

昨日、約1ヶ月ぶりに名古屋宅に戻り、今朝これまた約1ヶ月ぶりに大学に出勤しようと、アパートの駐車場に置いていた我がFiat500s(ガソリン車でしかもマニュアル)に乗りこむ。

おっと、その前に、車のボンネットを開けて、長期間置きっ放しにする際に外しておいたバッテリーケーブルを差し込む(使わない間、盗難・無駄なバッテリ放電を防ぐため)。

運転席に戻って、キーを入れ、回す。
メーター類の表示が点灯する。
電気はちゃんと通っている(バッテリーOK)。

だが、エンジン回転数表示が動かない(耳を済ましてもエンジン音が聞こえない)。
エンジン音以前に”セルを回す”手応えがない。
エンジンが完全に無反応なのだ。

もちろん、ランプ類は点灯しているので”バッテリ上がり”ではない。
ガソリンは満タンにしてあり、実際表示もそうなっているから、”ガス欠”でもない。

電子メーター類を確認すると、見たこともないアラジンの魔法のランプのような記号と、電気回路のような記号が点灯している。
マニュアルを確認したが、残念ながらこの車種専用のものでないので、記号の説明がない。
症状から見ても、これら記号はオイル類と駆動系のような気がする。
言い換えると、私には手の施しようもない箇所。

幾度かキーを回したが、電気系が作動するだけで、エンジンは微動だにしない。
キーを回してばかりいると、今度はバッテリーに悪影響となる。

車がうんともすんとも言わないのだから、これでは出勤できない。
幸い、午前中の業務は、オンラインで研修会を受けることなので(コロナ以前は、対面での研修会に出席)、自宅のパソコンででき、対面の会議は午後3時からで、昼過ぎの学生との面談は、学生の方からキャンセルがあった。
すなわち、今日数時間は車の問題に関わることができる。

といっても車が動かない状態なので、修理できる所へ運ぶ必要がある。
そこで任意保険のロードサービスに連絡する。
この保険会社では初めての利用だが、30分までの現場での修理対応と100km以内のレッカー移動は無料だという。
 このFiatを買ったディーラーは車で5分ほどの近くにあって、修理工場もあるので、現場で解決できなければそこに運んでもらえばいい(幸い本日は営業日で明日は休み)。

10時からオンライン研修を受けるので、それが終わる11時半以降に来てもらう予約をした。

研修会が無事終わり、サービスがくる前にディーラーにも連絡しておこうかと思ったが(修理は予約制なので)、サービスからの電話とかち合っては困るので、サービスの電話を待つことにした。

11時45分になっても電話が来ない。
手持ち無沙汰なので、駐車場に向かうと、道路の先にレッカー車が止まっている。
私以外に近所でレッカー車を頼んだ人はいないと思うので、そこに向かうと、運転手はスマホをいじっていた。
私に気づいて、彼がいうには、いくら私に電話しても通じず、困っていたという。
そういえばアンドロイドのネットからの受信音がうるさく、しかもその解除法がわからず(スピーカの音量設定が効かない聞)、仕方なしに「サイレントモード」をオンにしていた(ただし通話は「全員」を指定したのだが…)。
このせいなのか。

彼に車の症状を見せようと、 Fiatのドアを開けて、キー差し込み回してみる。

すると、セルが回り、ゆっくりとだがエンジンがかかり出したではないか。
魔法のランプなどの記号も点灯していない。

あの研修会の1時間半の間に、固まったオイルがゆっくり車内の駆動系に行き渡ったというのか。
手持ち無沙汰のサービス員がそのように推測する。

でも、バッテリケーブルを外しての1ヶ月不使用は毎夏やっていて、
1ヶ月後にエンジンがかからなかったことは今までなかった。
オイルとエレメントは定期的に交換している。

ということは今年の夏だけ、車にとって特別な環境だったということか(8月なので異常に早かった梅雨明け宣言は影響ない)。
せっかくかかったエンジンなので、すぐには停めず、しばらく回転させる。
彼の指示に従って、車をバックで少し動かしてブレーキ(オイル)の確認もする。

ということで、結局レッカーのお世話どころか、現場での修理いやチェックすら不要で、書類に署名しただけで、丁寧にお礼を言ってサービス員には帰ってもらった。

その後はなんら問題なく車で出勤し会議をこなし、車での帰宅も問題なかった。

最初は顔面蒼白になる騒ぎだったが、仕事に差し障ることもなく、金銭的にも出費ゼロ。
こういうのを「空騒ぎ」というのかな。

でも”うっかりミス”などの人間側の要因でないトラブルだったので、こういう現象もあるものだと認識し、そしてその場合どうすればいいかということについてもいい経験になった。
失敗やトラブルは必ず客観的視点で反省し、繰り替えさないことを目指している。
そしてできたら皆さんと情報共有したい。
そのために恥を忍んで記事にしている。


スマホ紛失騒動

2021年08月30日 | 失敗・災難

ガラケーから切り替えたばかりの新品スマホ生活に入って2週間目。→やっとガラケーから卒業

久しぶりに名古屋郊外の大学に出校し、用事を片づけている間、研究室内でスマホを充電する。
さて用事がすんで、残りは名古屋市内の本部キャンパスに行って私設気象台のネット配信の再接続をしにいく。
そしてそのまま帰京するので、スマホの充電をはずして鞄のポケットにしまう。

ただしスマホの図体が大きいため、ポケットのチャックがしまりづらいので、チャックはあけたまま。
ポケットの口は上向きなので、鞄を下げて持っている限りは落ちることはない。

本部キャンパスには、学内巡回バスで行く。
ガラガラの座席に座り、タブレットを出して読書(電子書籍)にいそしむ。
本部キャンパスで、ネット配信の作業を終え、地下鉄に乗って名古屋駅に向う。
その間はタブレットで読書。

名古屋駅で、新幹線の切符を買い、母への土産に「うなぎパイ」を買い、そして車内での軽食を買ってレジをSuicaですませようと鞄をまさぐったら、スマホがない!
軽食を買うのをやめて店を出て、構内で鞄内をくなまく調べ、もちろん服のポケットも調べたが、どこにもない。
これは立ち寄った先に置き忘れたか、その間で落としたかだ。

一番怪しいのは、研究室で充電したまま持ち帰り忘れたかも。
充電をはずして鞄に入れたという記憶はあるのだが、えてしてそういう記憶って、捏造された可能性がある(イメージ想像が出来事の記憶と混同されることが心理学で確認済み)。

せっかく乗ってきた地下鉄を逆戻りする。
30分かけて終点まで行き、自宅に戻って車で研究室に行くつもり。
途中、本部キャンパスの最寄り駅に着いた時、ネットチェックをした部屋に置き忘れた可能性もあると思った。
なぜなら、さっきその部屋で以前なくしたと思ったタブレット用のApple penを見つけたから(これはうれしかった)。
かようになくしものしそうな部屋なので、そちらを先に確認した方がいいと思い、地下鉄を降りて、丘の上の本部キャンパスに歩いて行き、事務室で鍵を借りてネットチェックをした部屋に入る。

スマホは見当たらない(2度室内を探した)。
事務室の鍵貸し出しリストを見ると、この部屋は私以外に誰も使っていない(私の後に入ったはいない)。
ここではなかった。
本部キャンパスから自分の研究室があるキャンパスまでの学内バスの時刻をチェックすると、夏季休業中なのでかなり待つため、
最初の案どおり自宅に戻って車で行くことにする。

丘をおりて地下鉄に乗り、自宅最寄り駅で降りて、午後の暑い日差しを浴びて汗だくになって自宅に戻り、まずは汗をぬぐって、鞄を玄関に置いて車の鍵を取り、陽を浴びて屋外よりさらに高温になっている車でキャンパスに行く。
キャンパス棟入口で車を降り、研究室に駆け込む。

スマホは見当たらなかった。
一番期待した所なのに。
置き忘れた候補地に見当たらないので、これは「紛失」ということになる。
むなしく研究室の鍵を締める。
スマホ無しで東京に戻るしかない。

車に戻る途中、事務室がまだ開いていた(夏季休業中はもっと早く閉室するはず)ので、一縷の望みをかけて問い合わせてみることにする(可能性のあることはすべてやってみる)。
事務室に入ると、事務室の人が私を見て、視線を固定する。
何か言いたそう。
さらに近づくと、向こうから口を開いてきた。
スマホ落としていませんか、と。
もちろん「落としました」と答えた。
形状を確認してきて、該当するのでハイと答える。
なぜか意外感がなく、クイズの正解を知っている時のような落ち着いた気持ち。

学内バスの運転手さんが、バス内に落ちていたスマホを事務室に届けてくれていたのだ。
封筒に入れて保管されていたスマホを受け取る。
かくして、最後の最後でスマホが戻ってきた。

今日2度目の名古屋駅に着いたのは2時間後。
2時間費やして、スマホのある元の生活に戻ったわけだ。

後で知ったが、事務室から教員宛にスマホの落とし物メールが配信されていた(キャンパス内ではタブレットでメール受信可能)
これを見ていればもう少し手間を節約できたが、スマホを探している間は、メールチェックをする余裕はなかった。

今回の反省
実はバスの座席でタブレットを見る前に、スマホで地図を軽くチェックした(それを失念していたので、上には書かなかった)。
そしてスマホを鞄にしまった記憶はない。
システム1によるほとんど無自覚な行為、これが落とした原因だ(ヘッドフォンでポッドキャストを聴いていたので音に気づかず)。
鞄のポケットを開けたままスマホを入れると、歩いている間は大丈夫だが、座ると角度が変るのでポケットから落ちやすくなる。
落ちない処置をシステム2がすべきだった。

ついでに、こんなこともあろうかとドコモの紛失補償サービスには入っている(月額500円)。
なので紛失しても新品は手に入る。

ちなみに、本部キャンパスの私設「星が丘気象台」のネット配信は、東京宅で確認したところ、1回だけ成功したものの、その後ずっと停止状態。
結果論的には、学内バスに乗らずに素直に研究室から直帰しても同じで、そうしていれば3時間早く帰京でき、こんな騒動に遇うことはなかった。


蛇口開けっ放しの失敗を補う

2021年08月06日 | 失敗・災難

実は、名古屋宅で5月末に水道工事で断水の時、台所の蛇口を開けたまま出勤してしまい、帰宅途中にのんびり買物をして、夕方6時すぎに戻ったら、水が出しっ放しになっていた。

水道工事が終る予定の正午以降、6時間はその状態だった。

東京の実家近所では、使わなくなった部屋の水道を閉め忘れたまま放置して、数十万の請求があったという。
水道局では、過失による場合は減免措置の対象とならない。

水道代の請求は2ヶ月ごとなので、この件を反映した次回は8月始めだが、その回の水道代が幾らになるのやら…。

ということは、この2ヶ月間の水道使用量を節約すればいいのだ。

そこで、6月と7月の2ヶ月間は、それまで毎日湯船に湯をためて(追い炊きができない)入浴していたが、それを一切やめてシャワーのみとした。
幸い、夏なので暖まる必要がなく、シャワーで汗を流すだけで充分。
ただ洗濯、炊事、トイレは節約できないので普段のまま。

もっとも名古屋宅は、帰省や旅行で空ける場合があるため、その分水道も使わずにすむ。
そういうこともあり、今までは居る時は毎日湯船に湯をためて入浴するものの、水道代が基本料金を上回ることは一度もなかった。

さて、前期試験が終って実家に帰省し、昨日名古屋戻ると、水道代の請求書が郵便受けに入っていた。
開いてみたら、いつも通りの基本料金のまま。
節約に功があったようだ。

もちろん、久しぶりに浴槽に湯をたたえた。


車のエアコンが効かない…

2021年05月20日 | 失敗・災難

5月になると30℃を超える日が出てくる。
家以上に温度が上がるのが車の中。
私は、走行中の風を受けるのが好きなので、エアコンはよほどでないとつけず、できるだけ窓を開けて運転する。
だが、日差しの強い所に長時間停めていると、車内は45℃を超える(車内に温度計を設置)。
これはさすがに高温地獄なので、温度設定を冷房側にして、ファンのダイヤルを回す。

しかしいくらたっても、出てくるのは温風ばかり。
エアコンをつけると燃費が落ちるのだが、表示される燃費がいっこうに落ちない。

車の暖房はエンジンの熱をもってくるだけだが、冷房は専用の触媒の”クーラー”装置。
その装置が壊れたか…。

ディーラーに電話して点検日を予約した。

その点検日が今日。

夕立の雨の中、予約時間にディーラーに車を持っていき、担当者に状態を話す。
エアコンの触媒の枯渇(漏れ出しによる)、あるいはゴムなどの経年劣化もありうるというので、
私は劣化はないだろうと、毎年8月はまるまる帰京していて、実はエアコンはあまり使っていないと述べた。

担当者が修理工場内に消え、その間にリンゴジュースが出された。
リンゴジュースを飲もうとしていたら、担当者がやってきて、
車のエアコンにはスイッチがあって、それがオフになっているという。

暖房を入れる時は、温度設定を暖房側にして、ファンのダイヤルを回せば暖気が出てくる。
ところが、冷房に関しては、温度設定を冷房側にするだけではだめで、ファンのダイヤルを”押し”てスイッチをオンにしなくてはならないという。
エアコンの使い方を忘れた超初歩的なミスだった。

昨年の夏は冷房を入れていたのだが、その操作をした記憶がない。
夏になる前に一度だけ必要な操作なので、1年たつと忘れてしまうのだ。

 担当者は、私の「エアコンをあまり使っていない」という発言でピンきたという。

いそいでリンゴジュースを飲み干し、エンジンのかかったわが愛車に乗ると、見事に冷風が出ているではないか。
そしてファンのダイヤルが点灯している(オンになっているわけ)。
いたく恥じ入ったが、この問合せのケースはけっこうあるのだという。

エアコンの修理は高くつくので、幾らかかるか心配だったが、結果は0円だった。
それにしても分かりにくいメカニズムだ(もちろんマニュアルも確認したのだが…)。


iPodtouchを紛失

2021年02月15日 | 失敗・災難

実は、昨日(14日)、高尾山に行ってきたのだが、その記事を書かなかったのは、いやな思い出で締めくくられていたため。

山歩きでのラジオ聴取用に持参したiPodtouchを紛失したことが、帰宅後判明した。

いくら身辺を探しても見当たらず、iPadの「探す」でtouchを指定すると、見当たらないという。

記憶を探ると、帰路の京王線内でtouchをいじって、アウトドア用ベストのチャックの壊れたポケットに入れた(つもり)が最後。
新宿から山手線に乗り換えたがそこではいっさい触れていない。

なのでなくしたとすれば京王線の車内だ。
誰かが見つけて、届けてくれればいいが…
幸い、画面はパスワードロックをかけていて、しかもtouchの用途はラジオ聴取とカーナビに限定しているので、アップルペイなど買い物アプリや業務用メールなどは登録していないが、パスワードが突破されれば悪用される可能性は否定できない。

翌朝一番に、京王電鉄の「お忘れ物取扱所」に電話をかけた。
予想に反してすぐ繋がり、なくした物と乗車した便の説明をする。
iPhoneと似て非なるマイナーなiPodtouchを説明するのにひと苦労。
しばらく案内音楽が流れたあと、該当する届けはないとのこと。
また連絡どうぞという言葉を最後に受けて電話を切った。

処置なしだ。
touchの用途は限られているが、無いと生活に不便。
再購入を考えて、ネット検索してみると最新世代が2万円強とのこと。
実はApplewatchを買おうと思っていたのだが、touchに切り替えざるをえない。
今日は東京で仕事がないので、午後に買いに行くか。

昼に予約していた眼科から戻り、買い物に行く前に、最後のあがき。
「また連絡どうぞ」という言葉に賭けて、もう一度京王電鉄のお忘れ物取扱所に電話してみた。

またすぐ繋がり、前回とは違う担当者なので、説明しなおした。
今度の人はiPodtouchという製品を知っているようで、さっきとは違い、裏面の状態とか待ち受け画面を聞いてくる。
それに答えると(裏面にはカエルのシールを貼っていて、待ち受け画面は自室の如意輪観音だ)、なんと、該当する物が仙川駅に届いているという!

ここからは、とんとん拍子に話が進み、とにかく仙川駅に向う。
改札口で、事情を説明し、本人確認の免許証を提示すると、1日ぶりにわがiPodtouchと対面できた。
書類の受取り欄に記入すべく、それを見ると、届けてくれたのは20代の男性で、「権利を放棄」してくれている。

私のiPodtouchを、車内で見つけて仙川駅に届けてくれたこのお方に、このページを使ってお礼を申上げる。

どうもありがとうございました!

せっかくなので、この恩人様が利用する仙川駅の改札を出て、駅前を歩き、京王ストアでコロッケを買って食べた(京王電鉄へのお礼の気持ち)。

教訓1:大切な物はきちんと丁寧にしまおう。

教訓2:失せ物は執念をもって探そう。→同曲の記事「わが携帯電話よ


タイヤがパンク

2020年10月13日 | 失敗・災難

今日は午後から会議が3本。
終わるのは決って6時すぎる。

名古屋宅から車を走らせて職場の大学に向う最中、タイヤの空気圧の異常を見知するアラームが作動した。
走行に異常はないので、そのまま大学の駐車場に停め、タイヤをチェックしたら、左後輪のタイヤがしぼんでいた。

走行前に目視での確認はしなかったが、キーを入れてエンジンをかけた時は、空気圧の異常は見知されなかったので、走行中のパンクなのだろう(正確な原因は不明)。

暇なら、自分でスペアタイヤに交換できるが、これから会議なのでそんな暇はなく、会議が終わるのは夜。
夜の駐車場で、一人タイヤ交換をするのもいやだ。

どうすべきか気にしながら、会議に臨む。
後続する2つの会議は、自分が議長なので、休むわけにはいかない。

幸い、ディーラーの修理工場が職場から近い所にある(自宅より近い)。
だが、営業は7時まで。
そして会議は6時すぎまでかかる。
ロードサービスを頼もうかと思ったが、今日中(1時間以内に)直したいので、それにつきあう時間がない。
走行に支障ない程度なので、ディーラーまで自力で走れるだろう。
会議の休憩中に、電話で予約を入れた。

会議は長引き、終わったのが6時半。
エンジンをかけると、最初から空気圧異常と出て、スピードメータの所にタイヤパンクのアイコンが出て、ハザードランプが点灯状態になる。
その状態で数分間運転して、ディーラーに駆け込む。

以前、ローバー・ミニで、やはり左後輪がパンクしているのを気づかずに黒いタイヤ痕を道路につけながら走ったことがある(帰宅してパンクに気づいた)。
今の車は、さすがに知らせてくれる。
ただ、パンク状態で走ったので、パンク修理ではなく、タイヤ交換となった(この車種専用のタイヤがなかったので、とりあえず同じ大きさのタイヤを仮装着)。

実は、車検時に、この手のトラブルに対する補償サービスに入っていたので、ほとんど無料ですむという。
この歳になると、自分で手を汚すより、金で解決したくなる。


アマゾンで身に覚えがない注文が発生

2019年03月04日 | 失敗・災難

今朝起きて早速メールチェックしたら、アマゾンから注文確認のメールが入っていた。
昨晩は何も注文していないので、不審に思ってメールを開けると、

「終電ちゃん(2)」とかいうKindle本を購入したことになっている。

この本(コミックス)なんて知らないし、Kindleアプリも開いていない。 

すなわち身に覚えがない。

早速、パソコンでアマゾンを開くと、確かに注文履歴にその商品が入っている。
だがKindle本に対しては「返品」ボタンがない。 
サイト内をあちこち探すが、 Kindle本の返品処理の画面はなかった。
アマゾンに直接問合せするしかないと思ったが、それがメニューに見当たらない。

そこで「アマゾン 問合せ」とググって、問合せのページに行き、
注文後の商品について」を選ぶと、当該のKindle本が出て来たのでそれを選んだ。
Kindle本は購入後一週間以内なら返品できるようだ。 

問合せ手段として「電話」を選択し、自分の番号を入れると、すぐに電話がかかってきた。
英語でのアナウンスの後、日本語でのアナウンスとなり、
日本語のオペレーター(ただし日本人ではない)が応対した。

返金処理はスムースに終り、他に何かないかと聞かれたので、
今回は身に覚えの無い注文でそれが理解できないというと、
Kindleアプリではワンクリックで注文ができてしまう操作があると言ってきたが、
それは重々知っているし、そもそもこの商品画面を見ていないどころか
(閲覧履歴に登場しない)、Kindleアプリ自体を昨日は開いていないので、
「アカウントが乗取られた」可能性を伝えた(私に無駄金を払わせるいたずら?)。

もちろん確定はしていないので、また発生したらその処理をしてもらうことにした。
とにかく、初めての出来事だったが、迅速に対応してもらえた。

ちなみに「終電ちゃん」って各地の終電がテーマになっているらしい。
どうせ読むなら1巻からでしょ。 


新幹線全面ストップに遭う

2018年10月19日 | 失敗・災難

いつもなら16時頃の名古屋発のぞみで帰京する金曜。
19日の今回だけは、大学院の入試業務のため、名古屋駅に着いたのが18時半近くになってしまった。

自由席特急券を買って、改札に向うと、そこは人・人であふれかえっている。
1時間ほど前に山陽新幹線の姫路で人が走行車両と接触する”接車”事故が起きたため、山陽・東海道新幹線は全線ストップで、ホームへも入場規制で入れないのだった。

この事故は、すでにネットで知っていたが、それは山陽新幹線の事故だから、大阪以東の東海道新幹線は影響こそ受けるものの、まさかこちらまで全面ストップとは思わなかった。

復旧にはあと1時間はかかるとの案内なので、まずは車内用に買った巻き鮨と発泡酒を駅外の広場のベンチに坐って平らげた。

1時間程度の遅れなら、立ってでも乗って今夜帰ろう。
ということで、改札前の人だかりに加わる。
といっても、整然とした行列にはなっておらず、私の乗車券は回数券の組み合わせなので、ほとんどの人が居並ぶ自動改札ではなく、端っこの駅員が入札する出入口の前に陣取る。 
東京方面の自由席なので、入場できないか確認したかったが、前の人が同じ事を尋ねて、入場規制中なので改札外で待っていろとのことだった。
駅員が対応する改札の内側では、出札する乗客が払戻しの処理を受けるために行列になっている。

ときたま、拡声器で状況報告がされる。
そして、なんと復旧予定が30分繰り上げられ、20時頃になるという。
復旧しても、この混雑が名古屋だけでなくすべての駅で発生しているのだから、そして名古屋は始発駅でないのだから、来る便はすでに満杯だろう。
デッキに立ったままで帰ることは覚悟するが、そもそも乗車できるまでに幾便見送らねばならないか。

この混雑下で無理に帰るのではなく、いっそのこと明日朝に帰ろうかとも思うが、20時くらいに乗れるなら、名古屋宅に戻るには早すぎると、もうすこし粘ることにする。

こうして1時間半じっと立って待ち、さらに車内で2時間立ったまま帰るのも、足腰のトレーニングになると思えばいい。

そうこうしているうちに、まずは下りの次駅である岐阜羽島に行く乗客だけの改札が始まる(今ホームに止っている列車がそこまでは走ることになったという)。

そして、いよいよ入場規制が全面的に解除になった。
あふれかえってたまっている人たちが、実に整然と改札を通り抜ける。
行列はなかったのに混乱はまったく起きず、声を発する人もいない。
私もいつもどおり、駅員に計5枚のきっぷの改札を受け、ホームに向う。
ホームまでの空間には、改札を受けたものの乗車できずにいた乗客たちが、疲れたように坐り込んでいる。
彼らよりは待ち時間が少なかった私は、彼らをすり抜け、上り(東京行き)用のホームに上ると、左右両側に車両が停まっていて、ホームはその次の便を待つ客の列が各乗車口ごとにうねうねと伸びている。
14番線にはのぞみが停まっていて、しかも次発ののぞみがこちら側に来るため、列が長い。
それに対し15番線はこだまが停まっていて、並んでいる客は次の次ののぞみを待っている。
こちらの列の方が短い。
次に来る14番線で待っても、あの列の長さでは乗れそうもないので、15番線側の1号車の最後尾の乗車口の列(列の中で一番短い)に並ぶ。 

まず14番線ののぞみがデッキまで客を乗せてゆっくり走り出す。
そして名古屋駅の手前(岐阜羽島寄り)で停車していた次発の列車が入ってくる。
14番線側に並んでいた列がどんどん車内に吸収されるが、やはり列の途中で動きが止った。

一方15番線のこだまは、普段もガラガラな各駅停車だけに、立ってまで乗る乗客はおらず、座席が埋っただけの状態で発車。
そしてやはり、駅の手前で停車していた次ののぞみが入ってくる(後で確認したら博多発の便)。
この便、けっこう自由席が空いている。
おかげで私も席を確保できた。
ただ、私より後ろに並んでいた人たちは、車内で立ったまま帰ることに(指定席は完売)。

ということで、待つ事1時間半、列車のダイヤとしては2時間の遅れで、帰途につく事ができた。
しかも坐って。

三河安城までは徐行状態だったが、それ以降は普通の速度で走り、新横浜の手前で幾度か停車し、品川の前でも幾度か停車した(前が詰っているため)。
なので空腹をかかえていたので品川で降りて、駅そばを食べて、ここからは山の手線で帰った。
駅からの帰途、買物に寄ったりしたので、帰宅したのは23時。
今日は風呂に入って、寝るだけ。 

この遅れのため、特急券は払戻しされる(1年以内にみどりの窓口で)。

それにしても、山陽新幹線での事故で、大動脈である東海道新幹線までが全面的にストップするのは大迷惑。
これシステム的になんとか改善してほしい。


二つの二重災難が一挙に解決

2018年09月19日 | 失敗・災難

先日私に襲いかかった二つの二重災難、すなわち二ヶ所のキャンパスに設置してある気象観測装置が台風21号の強風で破損したことと、名古屋宅と研究室で同時にネットが使えなくなったこと、これらがいずれも解決した。

まずは本部キャンパスに設置してある気象観測装置は、すでに新品を買っており(それを設置する前に台風が来たので、むしろ幸運だった)、昨日、屋外に新品を設置し、また屋内の受信機とネット配信用のパソコンのセッティングを終えた。
画面の経時グラフがおかしいが、数日様子をみる。
そして「日進」キャンパスの装置は、風向計が故障してしまったが、他の観測は無事に再開。
しかも研究室内のネット配信も接続をしなおして、ようやく開通。
これで2ヶ所とも、気象観測のネット配信はなんとか再開できた。

最後に残ったのは、名古屋宅のネット接続。
原因は不明のまま、無線LANルータを新規購入して、 接続したら、やっとつながった。
その間、ポケットWifiを代用していたが、使用量がオーバーして画面を見るにもやたら時間がかかり一苦労だった。
サクサク走る画面に戻り、こうして気分よくブログに報告できる。

後期授業開始が目前なので、仕事はどんどん増えているが、まずは目の前の懸案事項が一挙に解決してよかった。