今日こんなことが

山根一郎の極私的近況・雑感です。職場と実家以外はたいていソロ活です。

誕生日の寒冷渦

2013年07月29日 | お天気
丹沢の大山(1252m)に行こうと思っていたら、あいにくの雨天なので、
実家で迎えるいつもの月曜と同じく図書館に行ってお勉強をした。

今日は自分の”誕生日”で、山をやっていた頃は、
いつも夏休み中ということもあって山で過したものだ。
それで一応、山を0から再開したつもりなので、
初心者レベルの日帰り登山をしようと思っていたわけだ。
今日を逃すと、事情でしばらくは山に行けなくなるのが残念。

暑い晴天が続いていたので、水不足の心配もあって雨がほしいとは思っていたが、
いざ雨がふると、かように恨み言をいってしまう。
むしろ、ここんとこ日本海側の雨はひどすぎる(群馬の山奥に降ってほしいのに)。

一部のマスコミでは日本海に横に延びる「前線」による雨と説明しているが、正確ではない。
前線だけが原因なら、こうも積乱雲が発達しない。

日本上空に「寒冷渦」が居座っているのだ。
上空に寒気渦があると、地表が熱せられなくても大気は不安定になり、積乱雲が発達する。
近くの地上に前線(収束帯)があれば、その収束を強化して前線を発達させるが、
寒冷渦は、地上に前線がなくても、ゲリラ的な短時間強雨をもたらすのがポイント。

寒冷渦は偏西風の蛇行が原因なので基本居座る。
なのでこの状態が数日間続いている。
日本上空に居座る寒冷渦のせいで太平洋高気圧と梅雨前線が北上できず、
梅雨の逆戻り状態になりそう。

今回のような大気不安定な状態は「地上天気図」だけでは説明できない鉛直現象である。
テレビのお天気番組も、そろそろ「高層天気図」を常用すべきだ。
キャスターが「気象予報士」ならそれを使った解説はできるというもの。
地上天気図だけで天気予報をしている専門家など実際には一人もいないのだから。
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運転免許更新

2013年07月28日 | 生活
五年ごとの運転免許証の更新を迎えた。
以前は、誕生日までに更新し忘れて、再発行手続きになったが、
今では、誕生日の翌月まで更新期間が伸びたし、第一きちんと連絡してくれるから、
し忘れずにすむ。

ゴールド免許の私は”優良”区分なので、平日なら近場の警察署で更新手続きができるのだが、
日曜の今日に済ませたいので、地下鉄を乗り継いで「江東試験場」(東陽町)まで赴いた。

日曜の午前10時すぎに着いたが、更新手続きの人の行列ができている。
ほとんどが私と同じ「獅子座」生れの人たちだ。

まず最初に暗証番号を登録するという手順が明示されておらず、
4桁の番号を2つ登録する作業にも戸惑う。
これは改善の余地がある。

ただ最初のここを過ぎると、あちこちに行かされるものの、
ベルトコンベア的な流れ作業に乗るので、行列に並ぶだけですむ。
視力検査をし、写真を撮られ、上の階に行って30分の講習を受け、
さらに上の階に行って新しい免許証を受取る。

正午前に新しい免許証(ただし写真は5歳分ふけている)を手にした。
新しい免許証にはICカードが内蔵され、本籍地を照会する時に、
最初に登録した計8桁の暗証番号を入力する。

講習では、道路交通法の変更点を学び、道路標示を再確認した。

名古屋周辺で運転していると、
”歩行者よりも車が優先”という態度が、自分にも染みついているのを痛感してしまう。
交通事故死が毎年全国一位という愛知県の運転習慣に馴染まないようにしないと。
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日傘男の言い分

2013年07月27日 | 生活
ここ数年、夏は日傘を愛用し、”日傘男子”の先駆けとして新聞にも載った私であるが、
周囲を見渡しても、日傘をさす男は依然としてほとんどお目にかからない。
もったいない話だ。

私はなぜ帽子ではなく日傘なのか。
まず、日除けの帽子は頭が蒸れる。
そして髪が乱れる。
さらに、日除けの範囲が狭すぎる。
利点は手が塞がらないとう点だけ。
なので、まだ暑さが本格的でない初夏は帽子で済ませる。

暑さが本格的になると、上で示した様に帽子では対処しきれない。
そこで日傘である。
すなわち、頭部のみならず身体を直射日光から遮る”日陰”を持ち運ぶ。
もちろん、女性のように紫外線防御の意味もある(シミ・シワを防ぎたい)。
だが、一番の理由は、より快適にすごしたいためであり、
温熱効果のある赤外線を防御するためだ。

気象予報士として私は、東京と愛知で私設の気象観測(配信)をしており、
その観測項目に体感温度の指標がある。
体感温度指標も複数あり、気温に湿度を考慮した夏用のもの(熱指数)、風速を考慮した冬用のもの(風冷指数)がある。
そしてさら日射を考慮したものがある(THSW)。

たとえば今日の東京の気温が33℃の時、湿度が52%あるので、熱指数は37℃にもなる。
これが気温以上の”蒸し暑さ”を意味する。
でも、さらに直射日光を浴びると皮膚が受ける暑さ(THSW)は45℃を超える。
45℃と言えば、風呂でも熱くて入れない。

もちろん日傘の中の体感温度は、THSWではなく熱指数(湿度は防げない)。
周囲の男性が45℃の熱射ビームの直撃を受けている中、
それを防御している私の皮膚は悠然と37℃ですごしているのだ。
これはやめられない。
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入り納めの温泉

2013年07月25日 | 温泉
とある事情により、8月以降、数ヶ月間にわたり、
温泉大好きの私が温泉に入れないという苦痛の期間をすごす予定
(その事情については、発生した時点で紹介する)。
なので7月下旬の今、まだ前期授業が終わっていないのだが、仕事の合間を縫って、
温泉に”入り納め”の1泊旅行に出た。

といっても、まだ就業期間内で、明日の午後には仕事の打合せがあるため、近場しか行けない。
前回の旅は、温泉ではないが渥美半島の伊良湖岬という海側に行ったので、
今回は山側にしようと、東濃の恵那峡にある「かんぽの宿恵那」にした。

ここは、”かんぽ”にしては造りがリッチで、その割りに混雑しておらず、
なにより、客室から一望する恵那峡の眺めがいい(上写真のように木曽川から川霧が発生しやすい)。
東海地方の「かんぽの宿」の中では、唯一気に入って毎年利用している。

ここの風呂は一応温泉だが、湧出量が”測定不能”と表記されるほど微量なので、
正確には”温泉が混じっている”といったところか
(その”混じっている”浴槽は2つで、他のスパ的な浴槽は真水)。
なので、気分は温泉だが、効能は期待しない方がいい。

では、”温泉ソムリエ”として、きちんとここ「恵那峡温泉」の成分表を解読しよう。
泉温は15.7℃なので温度的には”温泉”ではなく冷鉱泉
pHは源泉で5.8だが、試験室では6.9なので中性
また溶存物質の合計がたったの120mg/kg(入浴剤1袋分)なので、湯の中の成分はほとんどない、
すなわち家庭の入浴剤を入れた風呂と同じレベルといってよい。
以上ここまででは、特定成分名がつかない、冷たい湧水の「単純冷鉱泉」。

ではいったい何がここを”温泉”たらしめているのか。
それはラドン(ガス)が42.2×10**10Ci/kgと基準を超えているのだ。
それゆえ「単純弱放射能冷鉱泉」と名乗れる。
この放射能泉は、日本有数の高放射線帯である東濃地域に典型的。
適応症としては高血圧・動脈硬化などで、私(降圧剤を常用し、コレステロール値が高い)に丁度いい。

ただしラドンはガスなので、その効能を得るには、狭い密閉した浴室である必要があり、
まずは露天では無意味だし、ここの微量なラドンに比して浴室はやたら広い。
やはり温泉”気分”を味わうだけか…。

ところで、計測マンでもある私は、成分表などの既存のデータの他に、
どうしても自分のオリジナルな計測データを加えたくなる。
そこで、まずは簡易水質検査として、pH(6.5),残留塩素(0.2未満)、Mアルカリ度(40)を測った。

また放射能泉なので、ガイガーカウンターを浴室に持ち込んで計測した。
露天風呂の湯口脇が一番高く220nSv/hだった。さすがバッググランドより高い。
かように、放射能泉としての特徴は私の計測からも確認された
(ただ、東濃地方は温泉場でなくても至る所で200nSv/hを越える)。

ただし、ごく微量の湧出量からして、「源泉かけ流し」は夢のまた夢。
当然循環湯で、浴槽に流れ込むその湯はちょろちょろと細く、
温泉ソムリエとしてmy桶で上がり湯を楽しむにも、ジッと桶を湯口にかざし続ける必要がある。
さらに加温・加水、それに塩素殺菌をしている。
温泉としての化学的弱点を補うつもりか、同じ浴室内の真水のスパ湯は、
噴出力という物理的力で筋肉をほぐす。

私は、源泉かけ流し以外を認めないような温泉原理主義、いいかえれば温泉に療養効果を求める湯治主義
(最低1週間の連泊を前提)ではなく、
2泊程度の気分転換を主目的とする温泉旅行主義なので、かような工夫はおおいに認める。
計測マンをパワーアップして、こういう施設でも心身にリラックス効果があるかどうかを、
我が身の生体計測で探っていきたい。
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甥と高尾山

2013年07月21日 | 山歩き

9歳の甥っ子・柊聖と高尾山に行った。
甥は二年前に私と多峰主山(271m)に登って以来の二度目の山。
599mという高さは甥にとっては未知の領域。

実際、登山口から歩いて登る人の中で甥は最年少。
ところがケーブルの駅を過ぎると、子供の大群はもちろん、三輪車やベビーカーの子供まで加わる。

私も甥と同じ小四の時に高尾山に遠足に来たが、もちろんケーブルでの往復。
なので、登山口から山頂まで(しかも4号路経由)、泣き言一つ言わないで自らの足で登った甥は偉い。

甥は、参道のここかしこにある「六根清浄」の回転石板に興味をもち、見つけ次第回す(上写真)。
他の小学生たちも同じことをやっている。

麓から山頂に登っただけで、私にとっては合格なので、
下りは、気分転換にとリフトを利用した。
子供にとっては、珍しい乗り物に乗る事自体楽しみだから。
実際、今回の山は疲れたけど楽しかったとの感想。
高尾山は、山頂からの展望が悪くても、経路でそれなりに楽しめるのがいい。

明るいうちに帰宅して、私はきちんと投票に行った。
投票は権利というより、国政を選択する神聖な行為だ。
投票所に行くたびに、その張り詰めた気分を味わう。

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参議院選挙に迷う

2013年07月20日 | 時事
本来的には、参議院は政党で選ぶべきではないと思っている。

だが制度的に第二衆議院化されてしまっているため、
衆議院とまったく同じ基準での選挙を余儀なくされているのが残念。

なので私はできるだけ無所属、比例区は衆議院に議席がないミニ政党を優先してきたが、
もちろん、形ばかりの無所属やまともでないミニ政党の方が多いので、選択肢はかなり限定される。

参議院独自の基準は諦めるとして、
自民にかわる政権担当能力のある政党が存在しない点でも、選択肢がない状況。
今どき、自・共対決構造なんて時代遅れも甚だしいし。

民主党がほぼ脱落した現在、維新とみんなが一体になれば心強かったが、
決別する前から、それぞれ支持を躊躇する「妖しさ」を抱えていたのも事実。
公明は、学会員以外からは、幸福実現党と同じ異質な宗教枠の分類に入ってしまう
(熱心な学会員の知人から投票依頼が来る度にそう思う)。

こう考えても、やはり参院選は党ではなく人で選びたい。
もちろん、単なる有名人に落ち着きたくはない。
ただ、初めて知る人は、選挙公報以上の情報がない。
ネットなどを駆使すれば、けっこう人物像も把握できるので、
こちらが積極的に情報収集したい。
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『エビデンスで知るがんと死亡のリスク』

2013年07月19日 | 作品・作家評

発がんは確率的現象であるため、リスクという発想で対処すべき病だ。
つまり、病原菌のような特定の要因によって必発するのではなく、
多様な要因が相互的に作用して発生する。

いいかえると、特定要因だけを対処してもダメで
(たとえば喫煙が肺がんを必発させるわけではないのと同時に、
禁煙すれば確実に肺がんリスクを0にできるわけでもない)、
トータルなリスクを低減させる努力をした方がいい。
このようなリスク思考は、防災でも同じ。

では、トータルな発がんリスクを低減させるにはどうしたからよいか。

さまざまな発がんリスク要因、たとえば生活習慣、食品、放射線などを網羅的に知ることである。

そのための格好な本が、安達洋祐著『エビデンスで知る がんと死亡のリスク』(中外医学社)だ。
この本、大学図書館でみつけて、借りて読んだら、あまりにも重要情報満載なので、ネットで注文し直した。
自分だけでなく家族にも読ませたいほど。

対照研究やコホート研究で統計的に有意な結果を世界中から収集し、その客観的基準に基づいたリスクを表記している。
性別・人種から性格、肥満、運動、さまざまな食品・薬品、喫煙・飲酒・コーヒーなどの嗜好品、携帯電話・放射線・スポーツ・ストレスなどのリスクがすべて研究論文をもとに記載されている。
もちろん、情報源の論文も一覧で紹介されている。

医学書なので4600円と高価だが、内容的に一般人にもおおいに参考になる。
むしろ一般人こそ、自分の生活の発がんリスクを計算するのに使うべきだ。

面白かったのは、血液型別でかかりやすい病気が異なるデータだ。
血液型は性格とは関係ないが、体質としての性質はあるみたいだ。

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心理的距離を見えなくするメディア距離

2013年07月18日 | 時事

テレ(遠隔)・コミュニケーションを可能にするメディアは、
直接対面できない人同士を、あたかも対面しているかのように近づけることができる。

ただ、それは人との距離が近いのか、遠いのかを不確定にし、混乱させることをも意味する。

なぜなら、相手の姿は感じられなくても、
相手の発した言葉(文字)は、目の前に厳然と存在し続けるから。
相手ではなく、相手のメッセージが異様に近くなるのだ。

そして、自分の言葉も、相手の目の前に提示されるという、すなわち自己と相手の間に存在するというより、
自分の脳内からほんの少し離れた近傍にのみ発せられる、と感じてしまう。

そもそも、対人関係のトラブルは、遠すぎることより、近すぎることで発生する。

なので、メディア・コミュニケーションでは、あえて遠い距離感で接するのが基本だ。

歴史の長いテレ・コミュニケーションメディアである手紙は、
とかく儀礼を尽くし、家族に対してさえも敬語・丁寧語で記すのが作法とされてきた。
それは単に作法である以上に、対人関係に対する知恵というべきだ。
私自身、家族や友人に対してはもちろん、学生に対しても、メールでは丁寧語を使う。

文字メッセージを日常の会話のつもりでくだけた口語にする人を見ると、
なんと無防備なと思う。
メディア距離に対して無頓着で危険な態度だ。

そのルーズさにまかせると、絶対とりかえしのつかない失敗をするに違いない。
一見、ものすごく近く感じるメディア距離にだまされず、
実際には遠方にいる相手に対し、それにふさわしい距離感で接する。

あえて距離を取るとは、あえて時間の間をもつことでもある。
文字メディアはそれができるのが利点である。
なので、すぐに返信を求めるようなSNS的なうざい(=距離が近すぎる)規範は、
距離の自由度が高いというメディアコミュニケーションの特質を無視している。
これはメディアを対面の代替とみなす、超古くさい発想だ。

メディア距離の近さを心理的距離の近さに誤解して
かえって対人関係に失敗するする人がいる。
距離が調整できないメディアこそ慎重に使った方がいい
(私は使わない方を選ぶ)。

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海の日に伊良湖岬

2013年07月15日 | 
二週連続の休日出勤により、ここんとこ休みがなかったので、
海の日の今日と、幸いにして会議がない明日を使って、慰労の旅に出た。
先月は東濃の山里に行ったので、今回は海の日にちなんで海の方に行きたい
(まぁ、本来は7月の祝日は伝統的に「七夕」にすべきで、海の日なんてこじつけで無意味なのだが)。

愛知で最も海を堪能できるのは、渥美半島の突端の伊良湖岬だろう。
何しろ、太平洋・伊勢湾・三河湾の3つに面しているのだから。
名古屋から遠いのが玉に瑕だが、せっかく海に行くなら世界最大の太平洋を拝みたい。

渥美半島の遠州灘(太平洋)に面した赤羽海岸で車を止め、
人の少ない夏の砂浜に立つ(写真)。

更に半島の先端に向かい、伊良湖岬の「恋人浜」に達する。
ここは観光地だけに、人が多い。
ただ、ネーミングからして、中年男が1人で砂浜を歩くには向かないことこの上ない。

それでもせっかく来たのだから、靴下をとって素足にサンダルとなって、浪打際に足を濡らす。
1人でやってもむなしいだけだが、海に来た証しとしての儀式的行為だ。

宿は休暇村伊良湖。
ここは温泉でないのが残念だが、
夕食はバイキングで、地元の「大アサリ」と「マスクメロン」を好きなだけ食べれるのが売り(私は確信犯的「ら」抜き主義者)。
大アサリを9枚、マスクメロン5切れ食べて満足。
屋上からは、夕日に輝く伊勢湾と三河湾、それに神島の灯台の灯を堪能した。
神島の奥は三重の鳥羽の島々と伊勢の浅間山、深い伊勢湾の右は知多半島の師崎、三河湾の島々、蒲郡を囲む山、そして渥美半島の山々。
海を囲む景色もいいものだ。
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50℃洗いと風呂

2013年07月14日 | 健康
野菜を50℃洗いすると、ホントにシャキシャキ状態が長持ちする
(肉類にも有効らしい)。
これは温度の刺激が細胞の防衛力を高めるためらしく、その結果腐敗が遅れることになる。
なので、特に腐敗しやすい今の季節、野菜は買ったらまず50℃洗いをして、冷蔵庫にいれている
(40℃台だとかえって腐敗させる側の菌が増えてしまうという)。

さて、今日は二週連続の日曜出勤で、オープンキャンパスに駆出された。
それを終えて帰宅し、いつもはシャワーだけなのを、今日は特別にバスタブに湯をためて、疲れを癒した。
41℃の風呂に入りながら気づいた。
これって野菜の50℃洗いと同じかも。

日本人が好む熱い風呂は、深部体温を上昇させて免疫力を高める効果があるという。

それに対し、「人間は恒温動物なので、温浴くらいでは体温は上がるわけない」という誤った主張がネットで見られるが、
体温の恒常性維持能力はそう強固ではないことは、
いともかんたんに高温下で熱中症になって体温上昇してしまう事実
(そのほか低温下で低体温症さらには凍死に至る事実)によって簡単に否定される。

気温が30℃を越えると熱中症になる人間だ。
40℃を越える温浴で体温が上がらないわけがない。

「データを取らずにもの言うなかれ」をモットーの実測主義の私(計測マン)は、
今日の入浴中、精巧な赤外線温度センサーを口内の咽頭部および鼓膜という深部体温に近い場所に照射して、
1~2分の入浴によって自分の体温が平熱以上の37℃を越えたことを確認した
(こんなことは周知の事実で、昔から体温を測る時は、入浴直後はダメと言われている)。

生体にとっては50℃はもちろん熱すぎるものの、
体温が1℃上昇すると免疫力が数十倍上がると言われている(ただしその情報の科学的データを私は知らない)。
これがまさに50℃洗いと同じ原理だ。

ならば、まずは体内(咽頭部か鼓膜)の温度を測定しながら入浴し、
風呂の温度と入浴時間(分)と体温上昇との関係を知る必要がある。
それが分かれば、その後は、温度と入浴時間の調整だけで1℃の体温上昇のタイミングが推定できるというものだ。

計測マンは、いよいよ自分自身を計測する方向に突入した。
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波動拳!

2013年07月12日 | お仕事
大学の卒業アルバムには卒論ゼミ写真の項目があり、
われわれ教員が唯一関与できる部分だ。

教員からすれば、毎年ゼミ写真を撮っているので、
同じポーズでマンネリになるとつまらない。

なので、なんとか毎年違う写真にしようと少しは工夫する。
昨年は、人数が多かったせいもあり、皆で「エグザイル」をやった。

今年は人数が少ないので、息の合うところを見せようと、
今、高校生の間で流行っている「波動拳」に挑戦した。

1人が中央に立ち攻撃のポーズを決めて、残りの人間で業者のカメラマンの合図で、
一斉にジャンプしして、攻撃を受けるポーズを取る。
それを人数分撮った。
カメラを下から構えると、それなりの躍動感が得られるらしい。

私は拝見できないが、
気取った姿ばかりの卒業アルバムの中、わがゼミの個性をアピールできそうだ。
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多治見が最近暑い理由

2013年07月10日 | お天気

今日も、東海地方では多治見が最高気温だった。
多治見は、東海地方の最高気温を出す場所として、全国的に有名になっている。

なぜ多治見が暑いのか。
もともとここは盆地なので、甲府盆地がそうであるように、暑くなって当然。
でも周囲の似たような盆地は、多治見ほど暑くならない。

多治見が地域の最高気温を出す時は、たいてい西風になっている時だ。
これは濃尾平野からの西風が多治見と愛知の境である内津峠を越える際、フェーンとなり昇温するためであろう。
また、名古屋のヒートアイランドで暖められた空気が、伊勢湾からの海風で運ばれて庄内川=土岐川(岐阜側の名)の谷に沿って多治見に流れ込むことも考えられる。

そもそも多治見の東の岐阜市が以前はこの地域トップで暑かった。
その岐阜が暑い理由は、はやり西風の時で、
これは風上の滋賀の空気(風の拭き出し口は琵琶湖)が関ヶ原の逢坂の関を越えてフェーンとして昇温するためといわれていた。
確かに、米原、岐阜、多治見がともに西風の時、気温は米原<岐阜<多治見となり、山向うの風上ほど低い。

かように、多治見は岐阜や名古屋より暑くなる地形になっている。

ところが、多治見が岐阜より暑くなったのは、ここ数年からだ。
それ以前は岐阜の方が暑かった。
地形は変わっていないのに。

なせ多治見は”最近”こんなに暑くなったのか。
これが正しい問いだ。

この疑問に答えたのが、吉田信夫氏を代表とする「多治見の気温をはかる会」で、
その研究報告が、日本気象学会の雑誌「天気」の2013年1月号に掲載されている。

それによれば、多治見市街の都市化によって、水田が減り、いわば名古屋や岐阜と同じ地面条件になったため、
地形の効果などが顕在化された(この部分は私の解釈)ということだ。

いいかえれば地形条件だけでは、多治見はこうも暑くならなかった。
コンクリとアスファルトの代りに森と水が復活すれば、もとの暑すぎない多治見に戻れるはず。

「暑さ日本一の熾烈な競争」

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がんばれ多治見

2013年07月09日 | お天気
今日は、わが私設日進気象台、星が丘気象台(以上愛知県)、ひぐらし気象台(東京)いずれも37℃を越えた。
体温を越える気温だと、そよ風も熱風となり、団扇や扇風機は用をなさない。

幸か不幸か、私はずっと長い会議(教授会)だったので、この酷暑を体験する機会を得なかった。

ただ、会議中にちょこっとiPadminiで気象庁のアメダスを確認したら、
岐阜県多治見はなんと38.8℃。
さすが多治見。
こと暑さに関しては、以前は”暑い”といわれていた名古屋や岐阜から頭一つとびだし、兄貴分の貫録。

この時関東のアメダスを見ると、ライバル熊谷(埼玉)は36.4℃。
関東での熊谷のライバル館林(群馬)は37.3℃。

余裕で多治見が勝った。
すなわち今日の日本一は多治見だと確信した。

ところが、
うかつにも、
伏兵・山梨の勝沼がなんと39.1℃を記録していた。
差はたった0.3℃だが、負けは負けだ。
悔しいが潔く認めよう。
去年は館林、今年は勝沼が調子いいようだ。
ライバルが増えている。

多治見は東海地方での、いわば地方選での1位で満足するような小物ではなく、
常に日本一を競う器だ。
がんばれ多治見!

私がこうまで多治見に肩入れするのには訳がある。
今年の8月、多治見で心理的に涼しさを体験するための講演を予定しているのだ。
暑ければ暑いほど、講演のしがいがある。

ただし、熱中症にはくれぐれも注意。
「みはりん坊ミニ」のような熱中症アラーム付き温度計の使用をお薦めする。
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ナマジー設置

2013年07月08日 | 計測
計測マンの進化はとどまる事を知らない。

防災と電磁波の双方に興味をもてば、必然的に電磁波異常による地震予知の可能性に結びつく。
すでにラドンガスの常時計測による地震予知の試みは開始している。

地震前兆の宏観現象は科学的には立証されていないが、観察・観測事例はたくさんあるので、
可能性としては期待できる。

天山プロジェクトによる地震予知前兆感知器”ナマジー”の1世代前のものを、
ネットで格安に入手できたので、さっそく名古屋宅で作動してみた。

すると、突然画面のナマズ(ナマジー)が赤くなり、警告を発した。
なんとその時、神津島・新島でM1の地震があった。

ちょっと敏感すぎ?
警告の中身は、静電異常だった。
本器は設置環境による正常値を学習するというので、
まだその期間かもしれない。

ただ、天山プロジェクトって今でも稼働中なのか、
サイトをみると更新されていないので、ちょっと心配。
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七夕の夜はソーメン

2013年07月07日 | 歳時
今日は、朝から夕方まで大学院入試。
臨床心理士を志望する受験生が25名も受験した
(定員は3回の院入試で合せて10名。倍率は推して知るべし)。
筆記試験だけでなく、人数の少ない教員で面接試験もやるので、面接する側の方がはるかにたいへん。
終わる頃には頭がフラフラになる。
というわけで、今日は休日出勤なのだが、
終われば、七夕の節句を祝ってのソーメン祭り。

明治政府によって無碍にも廃止された「五節句」の年中行事。
その中の4番目の七夕(正式には「しちせき」)の節句は、ただ笹竹を飾って終わりなのではない。
棚機女(たなばたつめ)が織る五色の糸を模したソーメンを食べる日なのだ。

なのでこの日は、スーパーなどが家族団欒のソーメン・パーティの惣菜を思いっきり宣伝できる日なのに、
なぜそれをしない。
節分の日に非本質的な「恵方巻」をあれほどうるさく売るのに。

仕事を終え、名古屋の棲み家に戻った私は、
一人前のソーメンに、いつもの茗荷・山芋のほかにゆで卵・天ぷら(茄子と竹輪)などをたっぷり載せ、
試験疲れの慰労を兼ねて、500ml缶のビールを開けた。

例年のような梅雨空ではないが、雲が多くて織女星も牽牛星も見えないのが残念。


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