今日こんなことが

山根一郎の極私的近況・雑感です。どんなヤツか知りたい人はまずブックマーク「山根一郎の世界」へどうぞ

テレビ局からの依頼を断った

2012年07月31日 | お仕事
とある吉本系の放送作家から、
某大手テレビ局の特番で予定している、芸能人に廃虚をお化け屋敷として体験させる番組作りに協力してほしい、
というメールをもらった。

その企画があまりにもつまらないので(特番でやるほどのモノか?)、
”こんなくだらない事にまじめな研究者を使わないでよ”という思いで、表面上は丁寧な断りのメールを返した。

私の経験では、東京MXテレビの取材はまじめな内容なので受け、
私の取材を含めて作られた番組は、
授業の映像教材に使いたいほど完成度の高いものだった。

ところが、大手テレビ局(民放)からくる取材って、あまりに”痴的”で、
協力して名前を出されては不名誉と感じてしまう低俗な企画ばかり。
日本のメジャーなテレビ番組の創造性と知性の無さを、
私なりに絶望的に実感させられている。
ちゃんと学校を出て行いても、テレビ局に入ると、
知性とは正反対の能力しか使わないようだ。
その真の原因は、ハナから視聴者をバカにしている、という点にある。

そもそも、なぜ私に依頼が来たのか。
私のサイトの「研究の世界」に、
「恐怖の現象学的心理学」という論文がアップされているためだろうか。
この論文は、通俗的恐怖観から脱していない心理学の”恐怖”理解に対して、
恐怖体験を現象学的に解読することで、
たとえば不快でない、むしろあえて求められる恐怖体験(お化け屋敷)をも
(ドーパミンという非心理学的単語を一切使わずに)説明する道を拓いた論考だと自負している(☞論文ダウンロード)。
「人が安全な恐怖体験に快を感じるのはどういうわけか」を心理学・現象学的に追求するなら意味があり、
そういう知的問題意識での番組作りなら協力を惜しまない。

いや、知性のかけらもないテレビ局のこと、
そのような学術的な情報を参考にしたと考えるのは買いかぶりすぎだ。
私は「お化け探知器」を愛用していることをブログに記しているので、
どうせ「お化け」と「心理学」のワードの組でヒットしたのが私のブログだったんだろう。
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電位計を装備

2012年07月30日 | 計測
”ケーソクマン”のパワーアップは留まるところを知らない。
本日、ロケーターという電位計を買った。
静電気の帯電状態を計測するもので、私としては物に対してではなく、大気に向かって測りたい。

気温・湿度・気圧などの大気の熱力学的計測に始まった私(ケーソクマン)だが、
今は磁場・電位など大気の電磁気学的計測に邁進している。
なぜそうなったかは、今しばらく措くとして、

さっそく秋葉で購入したロケーターのスイッチを入れて、秋葉のヨドバシカメラに向かう。
路上で0ないし-0.1kVだったが、
店内に入り、ちょっと用のあったカーナビ売り場に向かうと、マイナスに数値が上がり、-0.8kVまで達した。

さて家に帰り、部屋でスイッチを入れると、やはり-0.1kV。
ところが扇風機の回転している羽根に近づけると、さきほど以上に急激に(マイナスに)上昇し、
-7.0kVにも上がった(扇風機の本体から1cm離した値)。

そしてその扇風機になぜか付いている「マイナスイオン」スイッチを入れると、
値は更に上がり-13kVに周期的に上がる( -7と -13の間を往復)。
つまりマイナスイオンは周期的に出ているんだな。
別に「マイナスイオン」には関心ないが、
それを謳っている商品(泉精器製作所の「マイナスイオン卓上扇風機EF-070」で中国製の安物)
だけにきちんと放出されているのは見直した。

扇風機のスイッチを切ると、非常にゆっくりと低下していく(この点が動電気の電場とは異なる)。
さらに10分ほど経過しても、まだ-1kVを保っていた。

値が高いのは扇風機の羽根の周囲(前後左右)だけで、
羽根の後ろのモーター部分や台座部分はそれほど高くない。

プラスチックの羽根に、空気との強い摩擦によって静電気が発生したということなんだな。
羽根にホコリが着きやすいのも、その静電気のせい
(プラス側はどこなんだろう)。

このロケーターの購入によって、
”パワースポット”の計測の装備が整った。
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気温20℃の大菩薩

2012年07月29日 | 山歩き

35℃の下界のうだる暑さから逃れるべく、
標高2000mを越える大菩薩(山梨県:写真)に日帰りで行ってきた。
山上は20℃。
エアコンがガンガンきいた部屋よりもずっと涼しい空気の中にいた。

この大菩薩に登ったのは、中学2年の時以来。
当時は、新宿から夜行列車に乗り、
塩山駅から夜明け前のバスで登り口に行ったのだが、
今では、標高1600mの上日川峠まで甲斐大和駅からバスの便があるので、
東京から気楽に日帰りで行ける2000mの山となっていた。

なぜ今日この日に大菩薩に行ったのか。
その理由を記せば長くなる。

そもそも、私が登山をやっていた頃は、毎年7月29日は山で過していた。
中学の時から、自分のアイデンティティは”山”だったので、
誕生日のその日こそ、山に居たかったから。

山からリタイアしてしばらくたち、
また今年あたりから徐々に復帰しようかと目論んでいた。
そんな矢先、春に膝関節症を患い、医師から膝に負荷の高い運動は禁止された。

今年は7月29日は日曜で、帰京中の私は久々に山に行ける。
だが、膝が完治していないので、ハードな登山は無理。
かといって、今の時期、低山では下界以上に灼熱地獄になる。

そこで、東京から、気楽に行けて、しかも気温が低い=標高の高いという難条件の山を探した。
条件がピッタリなのが、大菩薩嶺(2057m)で、
迷うことなく決定。

日帰り登山の欠点は、不自然なほど早起きしなくてはならないことだが、
目覚まし時計で5時40分に苦もなくとび起き、
予定通りの電車とバスに乗り、
10時前に上日川峠に到着。

最近、「山ガール」が増えていると聞いているが、
ここも山用スカート姿の女性が目につく。
ちょっと前までは、山の中は定年退職後の老人たちばかりだったのだが…。
年齢層が若返ったのはいい傾向だ。
惜しむらくは、中2で大菩薩に来た頃の私のような
ティーンエイジャーがほとんど見当たらない事。

膝関節症発症以来、初めて(山らしい山は2年ぶり)の山歩きだが、
膝はもちろん、脚力自体快調で、
人を抜いても、抜かれることはなく、
標準タイムの3/4の時間で歩くことができた(昔なら、2/3に短縮できたが)。

この調子ならなんとか山歩きを再開できそうだ。
まずは日帰りで足慣らしを繰り返そう。
山小屋での雑魚寝も、
おしゃれな山ガールがイビキオヤジに取って代わってくれれば、楽しくなろう。

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今年は館林がアツい

2012年07月28日 | お天気
今日もそうだが、今年は群馬の館林の方が埼玉の熊谷より暑さが勝っている。
館林が新しい王者に君臨しそうな勢いなので、
熊谷としては自らのアイデンティティにかかわる焦りを感じているだろう
(ただし記録保持は依然として熊谷と多治見)。

その理由は以前にも書いたが、都心のヒートアイランドを北上させる南風が比較的強く、
アメダスの風向マップによると、
都心→越谷→久喜→館林という熱風の北上ラインが形成されている。
熊谷はこのラインから外れていて、地元だけでまかなうしかない。

熊谷が以前のようにトップに立つにはどういう条件が必要か。
いつものように、東京からのヒートアイランドを期待するなら、
関東平野の風が南風ではなく、南東風になる必要がある。
あるいは、秩父山系を越えるフェーンを期待するなら、西風の必要がある。
これらの風向はいずれも太平洋高気圧を中心とする気圧配置によって決まる。

あと、努力する価値があるのは、”風の道”を作ること。
河川や広い道路が風の道となる。

北関東が競って都心のヒートアイランドを呼び込んでくれると、
その分、東京は海風が入っていて過しやすくなる。
頑張ってほしい。
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うなぎを食べようか…

2012年07月27日 | 歳時
土用の丑の日の今日、ただでさえ高いのに
資源不足でさらに高騰した”うなぎ”を食べるべきか。

こういうイベント的な食に冷笑的な人もいるが(かつての私もそうだった)、
時を実感するために、何かにつけて特別視するという、
時間的存在(死にゆく者)である人間の営為に、
平賀源内が好きなこともあり、私は賛同したい。

しかも今日は前期授業最後の日、つまり個人的にも”打上げ”の日だ。

また、今日は帰京する日であるが、夕食は私一人でとる事情となった。
つまり今晩の夕食は自分で決定できる。
そこで、東京でうなぎを食べるかどうか迷った。
新幹線に乗っている間も結論は出なかった。

東京駅に着き、構内の駅弁売り場で、とりあえず「うな重弁当」を探したら、あった。
私の足が店の前で停まった。
1980円。
やや間をおいて、私はその場から去った。

まずは、値段にたじろいだ。
いや、今日は特別の日として、奮発してもかまわない覚悟でいた。
ただ、せっかく高価なものを一人で食べてもうれしくない、と分かった。

また、「うなぎを食べたい!」っていう気持ちが、
2時間弱の新幹線車内の強い冷房によって、冷めてしまったこともある。

うなぎを諦めた私は、かわりに近所の谷中銀座にある弁当屋に立ち寄り、
500円の「スタミナメンチ明太子弁当」を注文した。
この弁当、メンチと焼き肉とウインナとポテトサラダがついて、
ご飯部分には海苔が敷かれている下に明太子がちりばめられているのだ。
しかも、ゆで卵一個がサービスされる。
この店の定番は300円の弁当なのだから、私は上客の方だ。

丑の日の行事は諦めても、”打上げ”は挙行したいので、
いつもなら300mlの「麦とホップ」のところを、
今日は特別に、500mlのエビスビールにした。

ゆで卵とウインナとメンチをビールの肴にしても、
明太子がある分、ご飯のおかずは不足しないのがうれしい。

土用の丑の日に、「う」がつく”うなぎ”を源内が提案したのは
江戸時代という制約があったからで、
現代なら、素直に”牛”を食べればいいのだ。
でもそれでは、特別な日の感じがしないか…。






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電子書籍自炊派の立場

2012年07月25日 | 時事
私は電子書籍推進の立場であるが、電子出版を購入する派ではなく
自炊派である。
つまり、紙書籍を購入して自分で電子化するのをよしとする。

もっとも電子出版された書籍が紙より大幅に安いのであれば、
そしてその本が一度読よめば終り程度の価値の本であれば、
それを利用することにやぶさかでない。
ただ、電子書籍と紙書籍の値段に差がないなら、必要な書籍は紙バージョンを購入する。

なぜなら、紙の方が保存性がいいからであり、
そして自由な所有形態ができるからだ。

自炊することは、書籍形態を破壊する作業ではじまるが、
実は簡易製本機があれば、再び書籍化することが可能。
あるいは、カラー、モノクロ、そして解像度を変えた幾通りかの電子化が可能。

一番の理由は
自炊してPDFにすれば、iPad画面上で線を引いたり、マーカーで色を塗ったりできる。
これは学術書など精読するには必須の作業である。
ところが少なくとも私が持っている電子書籍閲覧アプリでは、
しおり機能程度しかなく、上のような精読作業ができない。
つまり、暇つぶしの小説専用。

ただし、PDFという1民間企業のファイル形式がいつまで続くのか保証がない。
PDFは永久保存できないと思うべき。
他のあらゆるファイル形式よりも保存性に優れるのは”紙”である。
なので、私は紙の書籍を買い続けるつもり。

そして自炊後、紙として保存するか否かを判断して、
当面電子ファイルとして使えればいいものは紙を廃棄する。

また、とても重要な本で、書物として破壊したくないものは、
紙としての保存用と、自炊用と2部購入する。

そもそも、一番紙が不要で最初から電子化してほしいのは、仕事で配布される資料。
ドキュメンドスキャナで電子化するに値しない紙資料の多いこと。
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悲しきkobo touch騒動

2012年07月24日 | 時事
楽天から電子書籍リーダーkobo touchが発売された。
8000円弱の安さで、予約するとポイントが3000点つくということもあってか、
発売前の楽天サイトでは★5つの評価が溢れたが、いずれも購入前の期待感を表すコメントで、
はっきり言ってステマ臭かった。

iPad2ユーザーの私としては、iPadは機能的には満足しているのだが、書籍としては重くかさばるため
(かといっていつも持ち歩いているipod touchでは画面が小さすぎて電子書籍リーダーとしては使えない)、
より小ぶりで軽量のリーダーを求めてはいた。
ただし本命は 8月に発売されるkindleで、
それが気に入らなかったら来年出そうな高画質の小型iPadまで待つつもりだったので、
いかにも低機能のkoboには食指は動かされなかった(実物を見たいとは思ったが)。

そして発売後、楽天サイトでは、★1つがどんどん増え続けた。
実際の購入者からの手厳しい評価の投稿が始まったのだ。
そしてとうとう楽天は、評価のページを閉鎖してしまった。
購入者からの酷評が増えすぎたため、販売に支障をきたすからだろう。

買わない者としての私は快哉を叫ぶどころか、”日本人”として悲しくなった。
今回も日本はダメだったのか。
自分にとって”お気に入り”の製品はApple,B&W,Braunなど欧米の会社のもの(工場がどこかは問題でない)。
”大好き”な計測器に至ってはテスター以外はアメリカ製ばかり。
(お気に入りのカメラがNikonであるのが唯一といっていってもいい例外か)。

アメリカの商品・サービスなら使いやすく性能がいいが、日本のはダメ。
これが常態になってしまった。
「日本製=安かろう・悪かろう」の終戦後に逆戻り。
高度成長とともに育ってきた私の半生が、無に帰したような…。
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ここ最近、原発関連で唖然

2012年07月22日 | 東日本大震災関連
福島原発事故の放射線測定で”ネット・デビュー”したような私が、
今さら、原発問題に言及するにはおよばないのだが、
将来の原発比率の意見聴取会における電力会社側の発言、とりわけ名古屋での中部電力関係者の、
「原発事故で死者は出ていない」という暴言に唖然としていたら
(危険箇所に立ち入らないから無事なのであって…それに長距離避難中の入院患者から十名以上の死者が出た)、
こんどは、福一での作業員の線量計がアラームを出さないよう細工させられていたとは(これは下請け会社の問題)…
ホント、開いた口が塞がらなかった。

私は、原発政策については、サイレント・マジョリティと同意見の”脱原発依存”であり、
日本の核技術を否定するのが目的の反原発イデオロギーにくみすることはないが、

いまだ”安全神話”から抜け出せない人たちに原発をまかせるわけいはいかない、という思いは強くなる一方だ。

やらかしてしまった失敗に真摯に反省するという、根本的な態度変容をせずに、
むしろ、できるなら”無かったことにしたい”という一番安易な心的防衛反応に頼るのは、
少なくともその道のプロ(職業人)がすることではない。
これはいじめ問題における学校・教育関係者も同じ。

言ってはなんだが、私はこのブログに「失敗トラブル」というカテゴリーを設けて、
自分がとんでもない失敗をやらかすたびに、恥を忍んでこの場に公表し、
その原因の分析と対策について考察する(できたら読者のみなさんのアドバイスも受けたい)。
それは、その失敗を二度と繰り返さないための、自分自身のための情報公開なのだ
(今まで私がどんな”失敗”をやらかしてきたかは、カテゴリーを「失敗トラブル」にして検索すれば一目瞭然)。
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外付けHDDのロック(アクセス権)トラブル解決!

2012年07月21日 | パソコン・メディア

実は、先々週、Macの外付けHDD内全部のアクセス権を開放の方向に変更しようとしたら、
なぜか、そのHDDがロックされ、アクセス権が「カスタム」となって変更できず、
HDD内のデータにまったくアクセスできないトラブルに見舞われていた。

そのHDD内は、元々最新バックアップ用で、さらに多くの動画ファイルが保存してある。
まずは、アップルのサポートサイトの「ディスカッション」のページで検索したが、不得要領。
ただ、MacのターミナルアプリでUNIXコマンドを使えばなんとかなりそうなので、
ネットでググってみた。

すると、king_of_subcultureなる人の「Ani-came!」というブログサイトに「Mac OSX 10.5.6(Leopard)のカスタムアクセス権解除に苦労しました」という記事があり、ピッタリの解決法が書いてあった!
そこの指示通りに、
chflags nouchg /Volumes/ハードディスクの名前
sudo chmod 1775 /Volumes/ハードディスクの名前
と、2回にわたってターミナルでコマンドを打ったら、見事に直った!

king_of_subculture氏のブログに感謝のコメントを書きたくなったが、
(私なんかとくらべてはるかに)律義に丁寧に返答してくれるのがかえってお手数をかけるようで心苦しいので、
ここに引用して、感謝の印としたい。
ありがとうございましたっ !! 

ホント、ネットは衆知の集合体で役に立つわ。

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「記録的短時間大雨情報」=災害発生警報

2012年07月21日 | お天気
年に何度も発令される「大雨警報」は、定義として「重大な被害が予想される時」に発令されるのだが、
実際にこの警報発生時に”重大な被害”はあまり、いやほとんど発生しないこともあり、
「大雨警報」が発令されても、避難を準備する人は(私を含めて)ほとんどいないだろう。
このような警報の逆効果を「狼少年効果」という。

だが、大雨警報よりハイレベルの「記録的短時間大雨情報」が発令された時は、浸水などの被害が必発する。
ところが、このネーミングがあまりに冷静な雰囲気のため、
現実の危機が迫っているという切迫感を与えないのが残念。

でも気象庁側では、大雨警報どころではない切迫した危機を警告するつもりで発表しているのだから、
これを受信した側は、災害発生の覚悟を本気でしなくてはならない。
自治体はもちろんのこと、各家庭でも、この”情報”の意味を理解しておくべきだ。

大雨時は、気象庁のサイトとにらめっこしていていほしい。

私がここのブログで口酸っぱく言っているのは、
気象災害は地震と異なり、ほぼリアルタイムの実況と数時間後の予想が可能であるから、
その(気象庁や国交省のサイト)からの情報リテラシーの有無が、
被害に遭うか生き延びるかの分かれ目になるということ。
生き延びたい人は、情報リテラシーを高めましょう
(このノウハウについては、大学の授業ではやっているが、一般向けの本が必要だな)。

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三陸東方沖の低気圧がくせ者

2012年07月20日 | お天気
東日本がにわかに低温化し、本州のあちこちで単発的な大雨が発生している。
テレビの天気番組では、日本海のごくごく小さい低気圧のせいにしていたが、
主たる原因は別の所にある。

三陸東方沖に停滞している低気圧がくせ者。
実はこの低気圧、とっても背が高く、上空1万メートルにも達する。
そして上空の寒気を北西風で本州に呼び込んでいるのだ。
これが不安定な天気の原因。

この背の高い低気圧、その本体は地上ではなく高層にあって、
寒気を呼び込む停滞性の低気圧。
その名を「寒冷渦(うず)」という。

地上天気図では、その影響力がわからないもので、
500hPaやさらにその上の300hPaの高層天気図で確認する必要があるもの。

実際、今回のように、地上天気図では大雨の説明がつかない場合、
たいていはこの寒冷渦のせいである。
以後、お見知りおきを。
またまた高層天気図の価値がわかる現象だ。

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計測マンがパワーアップ

2012年07月20日 | 計測
”計測魔”改め”計測マン”が更にパワーアップした。
地磁場を測れるミリガウスメーターを購入したのだ。

実際、電磁波計やiPadアプリの磁場計とは異なった挙動を示す。
「イヤシロチ」といわれるような、地磁場が変動する地点があるのか確認したい。

次なる目標は、大気中の電位を測ること…。
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エアコン稼働中の室内気温傾度

2012年07月18日 | 計測
室内の冷房に、エアコンの吹き出し口を可能な限り真下にして、空気を撹拌するサーキュレーターを使用しないので、
私の部屋は床と天井との間に見事な気温傾度が発生している。
その値を報告しよう。

エアコン(三菱霧ケ峰MSZ-SV22R)の「冷房」ではなく、「除湿」の”標準”に設定。
なので消費電力は冷房の420-600Wより半分ほどの、250-310W間を往復。
冬の暖房時には大活躍するサーキュレーターを、夏はあえて使用していないので、
床から2mほどの高さのエアコンの温度センサー部分の気温は高く、30.1℃
(外気温は28.2℃)。
フローリングの床の私の足元では、26.3℃、坐っている私の頭頂部では、27.9℃。
床から2mのエアコンの高さまで、幅4℃弱の気温傾度はだいたい直線的に高くなっている。

エアコンからの冷気風が直接肌に来ていることもあり、気温27℃付近の私の上半身は体感的にはやや寒いほど
(頭上に手を伸ばすと、指先は28℃の生暖かい空気に触れる)。
20時から22時まで除湿しっぱなしで、ほとんど温度変化がない。
もちろん室内の湿度は53%で湿度的にも快適。

このように、よほど室温が高い時以外は、使用電力が小さい除湿にしたままで、
自分の居場所の気温は27℃前後の適温になるので、このような省エネ的使い方でまったく問題ない。
ちなみに1ヶ月の電気代(中部電力)は、300Wで1日10時間使用×週5日(週末不在のため)で1355.8円。
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梅雨明け

2012年07月17日 | お天気
本日、関東以南が梅雨明けと認められた。
その根拠は、地上天気図ではわからない。

高層天気図の500hPaが基準(バイオウェザーのサイトで確認できる)。
昨日21:00のその図において、5880mの等高線が秋田(北緯40°)より北上し、
元々梅雨がない北日本を除く本州部分が太平洋高気圧にすっぽり覆われた状態がほぼ実現したことが確認されたため(昨晩の時点では等高線は微妙に秋田の南側だが…)。

ついでにさらに高層の300hpa面を見ると、
チベット高気圧と太平洋高気圧が合体して、東西に延びた高圧帯を形成している。
これは日本がこの時期に限り、”亜熱帯高圧帯”に入ったことを意味する。
すかさず、東京西日暮里にあるわが”ひぐらし気象台”では
正午過ぎで37℃に達しようとしている
(ただ湿度が39%なので”蒸し”暑くはない)。
さぁ、夏本番、暑くなるぞ~!

ちなみに、関東平野で最高気温の地点が熊谷ではなく、”館林”になったのは、
南風が強かったため、首都圏のヒートアイランドが更に北上したためだろう。

※今日明日より先の、数日後の天気傾向に関心がある人は、
高層天気図を読めるようになるといい。
高層天気図は地上天気図の”予想”に使えるのだ。

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当り前を疑おう

2012年07月16日 | 雑感
今晩、NHKで驚異的な強さを誇る東アフリカのマラソン選手の動きを分析した番組を観たら、
普通の理想的着地法とされる「踵着地」ではなく「つま先着地」を意識的にやっていた。

武家礼法の歩行を教える者として、それなりに歩行の勉強をしてきたが、
草履の日本人はずっと踵着地などしてこなかった。
踵着地は、脚に対して衝撃が強く、踵部の底が分厚く頑丈な靴を前提とする、
不自然な歩行法だと思っていた(この場合、正しくは走行)。
やっぱりそうだったのか。

同様に、今私のブログでは、私が昨夏に書いた”冷房にサーキュレーターの併用は逆効果”という記事にコメントが集っているが、
世間知とは異なる私の主張に賛同してくれる人はいない。

そのほか、いままで
「放射能はたとえ微量でも発がんの危険がある」、
「危機の情報を公開すると人々はパニックに陥る」
という世間的思い込みに対しても、
その逆の主張(これらはちゃんとした研究成果であって、私オリジナルでない)をしてきた。
電磁波の生体への影響についても、怪しげな自然観や商品販売とは無関係の、
信頼できるソースから情報を得るようにしている。

さらに「消費税の”逆進性”ってホントは無いんじゃないの」という主張をしようと思ったら、
さすが経済の問題は、私よりも専門的な人たちが、ネットでその論を展開していた。

情報って、きちんとした検証もされずに独り歩きして、
いつのまにか世間的に”真実”(=常識)になってしまうことが往々にしてある。
政治的意図や販売的意図が隠されている場合もあるので、注意を要する。
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