今日こんなことが

山根一郎の極私的近況・雑感です。職場と実家以外はたいていソロ活です。

1月終わり

2007年01月31日 | 歳時
新年気分だった1月が終わった。
毎月末に東京(ひぐらし)と名古屋(星が丘)の私設気象台の記録を集計しているのだが、
ひぐらし気象台も最低気温が0度以下にならず、星が丘も-0.2度止まり。
確かに暖冬だ(東京などの冬の最低気温が高いのはヒートアイランドの影響でもある)。
ついでに言えば、大都市の乾燥化も進んでおり、最低湿度は「ひぐらし」で19%、星が丘で26%と、東京の方がずっと少ない(でも降水量は東京>名古屋)。

ちなみに、今日は大学の後期試験最終日(学生は明日から実質春休み)。
自分の試験はとっくに終わっているので、今日から採点開始。
まずは一番受講生の多い授業の採点を済ませた(筆記試験の採点って判断が微妙でつらい)。
それと、懸案だった作法の授業も継続できそうになり、また年度末ではやく買わないといけない教育用の茶道具の件も進行し、ほっとした。

こうみると、けっこう物事(細事ばかりだけど)が順調に行ってるなぁ。
20日頃は悪い事が続いたけど、今はいい時みたい。
バイオリズムとか運気とかは信じないけど、波ってあるのかな。

病院比べ

2007年01月26日 | 健康
母が近所の診療所にいったら、心電図がおかしく狭心症の恐れがあるので、精密検査を受けろと言われた。
 母は近くのT大学病院、それに伯父のすすめる心臓では有名なS記念病院の2ヶ所に行った。
 T病院の方では、簡単な検査の後は、「細かい検査やっても同じだろうから」と、心臓にカテーテルを入れて検査するので入院をするように言われた(このカテーテル検査によって脳梗塞を起こす危険性も説明)。
 一方S病院の方では、エコーをとり、24時間装着して心電図を記録する機械を付けたり、走るなどの負荷をかけた状態での具合をみたり、いろいろ検査をして、カテーテルを入れるかはこれらの結果待ちという。
 同じ入院するなら、家から近い方がいいかなというわけで、母自身はT病院の入院にかたむきかけたが、カテーテル検査自体の危険性に不安を覚えていた。

 名古屋から電話でその話を聞きながら、パソコンのネットで心臓検査にいい病院を探していたら、千葉県松戸のC病院がヒットした。
 そこのHPを見たら、「入院しての心臓カテーテル検査などは古い」と意味のことが書いてあり、全国で1台しかないという最新のマルチスライスCTで検査すれば数秒で終わるという。
 そのページにもカテーテル検査の危険性は言及してあり、それに対してマルチスライスCTではもちろん危険性は0。
しかも時間もかからず、入院しないので費用も格段に安くすむ。
 そのHP(←リンク)を転送して母にこの病院をすすめた。
 翌日予約して実際行ったら、ここが一番詳しく検査したという。
今日、母がS病院に行き検査結果を聞きにいったら、結局心臓に異状は認められなかったという。
 ほっとした。
そしてT病院から電話がきて「30日から入院できるから、手続きしてくれ」という。
 もちろんキャンセルした。
 最終的には、C病院での検査結果も待つが、不必要なカテーテル検査をしなくて済むことだけは確かなようだ。

それにしても病院によって、受ける検査・費用がぜんぜん異なる(同じ病院でも医師によって見立てがまったく異なるし)。
 だから選択はきちんとした方がいい。
 それには、ネットなどでの病院ランキングなどもおおいに参考になる。
 ネットは自分たちで作る自分たちのためのデータベース。
 お互い確かな情報を出しあって、ネットの価値を高めていこう。

順調だったのに

2007年01月17日 | 失敗・災難
今日は、公式には授業最後の日。
でも、教育熱心な私は授業の補講を明日も来週もやる(ので、この件の祝杯はお預け)。
それはさておき、ずっと気になっていた事務・教務作業が順調にはかどり、さらにフリーの日が新たにできて、その次の日から予約していた宿の予約前倒しまでうまく進行した。

さて、そのように順調だった今日のしめくくりに、今晩は「焼きそば」にしようと、近所のスーパーで夕食の買い物をすませた。
帰宅して、フライパンを油で熱し、キャベツなどの野菜を刻んで、さあ、焼きそば作りに取りかかろうとしたら、肝心の焼きそば本体を買い忘れていた!
何やってんだー俺は。
この期に及んで焼きそば以外の選択肢はないので、フライパンの火を止めて、急いで上着をはおって、さっき行ったばかりのスーパーに「蒸し焼きそば」1個38円(安いでしょ)を買いに行った。

イチョウ葉エキスの摂取をやめてから、このようなポカはなくなっていたんだが…
でも思いだしてみれば、一度など、スーパーで買い物して、買ったものをレジ袋に詰め込んで、それを置き忘れて、空の買い物カゴを持ったまま店を出たこともあったし…
単なるポカでも、公共交通機関の従事者だったら怖いことになってたろう。

長久手散歩

2007年01月14日 | 名古屋周辺
名古屋宅での日曜。
いい天気で洗濯に蒲団干しをした。
本当なら日帰り登山でもしたい天気なのだが、疲れをとりたい休日にわざわざ疲れに行く気がしないし。
でも運動不足のなまった体に少しは活(喝!)を入れないと。
そこで、名古屋に来て15年を越えるのに、まだ一度も行っていなかった隣町の”長久手古戦場”跡を歩き回ることにした。
隣町だからもちろん自宅から徒歩。
そして手には携帯GPS「Mio168RS」。
GPSの地図には御旗山・色金山・首塚・資料館など町内に散らばる古戦場跡がちゃんと載っている。
なもんで、さっそくナビゲーションを開始。
ただ、史跡の正しい入口まで導いてはくれないので、「目的地周辺」に達したら、あとは自分で入口を探す。
こうやっておよそ2時間、戦跡を歩き回り、最後はリニモ(愛知万博以来の利用)で藤が丘に戻った。
運動するとかえって腹が減ってしまい、日頃なら食べない昼食をとってしまった。
今日の結果は、体重にはどう影響するかなぁ…。

七草の日の

2007年01月07日 | 歳時
1月7日は「七草」の日として知られているが、
本当は「人日(じんじつ)の節句」だからね。
一年で最初の節句であるこの日を、なんで「人日」というかは、世界ができて7日目に人類が誕生したからという話にもとづいている。
そんなすごい日でもイベントは七草粥しかないもんで、正月の疲れた腹に丁度好いなどと解釈されてしまっている。

実際五節句のなかで今でも盛り上がっているのは、本来の意味が改変された3月と5月だけ。
個人的にも人日より15日の「小正月」(女正月・本来の成人の日)の方を盛大にすべきと思っているから、
今日は七草粥食べればいいや。

最初の節句だから、正月気分とはおさらばするのはもっともで、我が家でも先月から植木に飾っていたイルミネーションを取り外した(ついでに門松も)。
さらば正月。
年末年始という一年でいちばん充実した期間が終わってしまった。
あとは平日が延々と続くのか。

遠方初詣で

2007年01月04日 | 
あえて外出しなかった三が日を終えた4日の今日、
満を持して「遠方初詣」に出かけた。
 ちなみに家族で行く「公式初詣」は菩提寺と地元の神社。
 気分転換の散歩がてらに行く「近場初詣」は谷中七福神。
さて今年の遠方初詣は、”鹿島神宮”(茨城県鹿嶋市)に決定!

考えてみればここって関東で最も由緒ある神社なのに、今まで行こうともしなかった。
なにしろ場所が関東の東のはじっこだから、遠い。
でも東京駅から20分間隔で鹿島神宮行き高速バスが出ているのを知った。
つまり神宮まで直通(それでも2時間以上かかるが)。
せっかく鹿島に行くならと、相棒の利根川対岸の「香取神宮」も寄ることにした。

10時発のバスに乗り、昼すぎにバス終点の鹿島神宮駅に到着。
駅で電車の時刻をチェックしたら、JR鹿島線は45分後。その後は2時間待つ。
のんびりしてられない。急ぎ足で出発。

幸い、神社は駅から近く、また本殿参拝は行列しなくていいように考慮してあるので急いで参拝。
宝物殿と一番遠くにある要石(かなめいし;これが見たかった)を足早に見学し、記念にお札(神璽)を買う。
昼食に電車の中で食べるお好み焼きを買おうとしたらできるのに時間がかかりそうだったので諦め、
いそいで駅に向った。
慌ただしくて残念だったが、この地は神宮以外に観る所ないから電車の便に合せないと。

香取に向う車窓から、南北に細長い「北浦」をその南端から初めて見る。
北端の岸が見えないほどの長い湖は、新幹線でいつも見る浜名湖にも匹敵する海っぽい景観だった。
このへんは潮来(いたこ)や北浦など昔は入江が内陸に入っていた土地で、地面の水分がやたら豊富な所だ。

無人の香取駅で降り、香取神宮まで2km歩いた。
ただ境内の雰囲気が悪く、わざわざ立ち寄ったのを後悔した。
本殿に参拝する気も、お札を買う気も起らず、宝物殿をさらっと見て、いそいで帰ろうと思ったが、
交通も不便で佐原駅までの路線バスもないに等しく、結局駅まで3km歩いた。
佐原の”駅そば”でやっと昼食にありつく。

鹿島神宮は、境内の並木に神聖な雰囲気があり、また参拝者への配慮が行き届いて、
バイトの巫女さんたちの応対も洗練されて、好印象だった。
でもアントラーズ・ファンでない者には、せっかく行っても他に見る所がないのがつらい。
高速バスは便利なんだが。
まぁ、廃止が決まった鹿島鉄道(石岡ー鉾田)に乗りに、もう一度くらい来るかな。

香取神宮は参道のみやげ物店は多いが、参拝者の質に違和感。
佐原旧市街の川べりの風情(小江戸と言われる)はよかったが。

三が日が終わり

2007年01月03日 | 歳時
あっという間に正月三が日が終わったね。
この間、意地でも仕事関係の作業はせず、ゲーム三昧のつもりだったが、疲れるし飽きるので、二昧程度。
気分転換に、谷中七福神のうち近所にある五つに足を運んだものの、
結局、この三が日は無駄な時間の過し方をした感じ。

年中行事に否定的態度だった学生時代は、正月もあえて意地をはって読書にいそしんでいたが、
作法をやったせいで正月を大切にする気持ちになったはいいものの、することがない…。

日本人は正月くらいもっと休むべきと思っているが、実際には退屈して困るだろうな。

謹賀新年

2007年01月01日 | 歳時
一年ぶりにまた新年を迎えた。
いつもは父の霊廟のある寺で一家揃って新年を迎えるのだが、
甥っ子が小さいため、早めに墓参と年越しソバを済ませ、帰宅。

元日は、弟一家らと一緒に、母手作りのお節料理を囲む。
私は、烏帽子に直垂(ひたたれ)という武家の正装で、屠蘇(式三献)の儀を執り行なう。

この時ばかりは日本酒というわけで、地元にちなんだ銘柄を買い集めたが、
一番舌に合ったのは、小山酒造(丸真正宗で有名)の特別純米酒「田端文士村」。
それ以外の大吟醸・吟醸は甘すぎ(いわゆる吟醸香とは違う)だった。
ちなみに一ノ蔵ベースの発泡清酒「すず音」は女性陣に好評。
それにしても三が日は昼間っから酒が飲めるぞ~。