今日こんなことが

山根一郎の極私的近況・雑感です。職場と実家以外はたいていソロ活です。

18きっぷで帰京

2017年07月29日 | 東京周辺

昨日で前期の試験や大学院の中間発表など業務が終ったので(前期の採点は残っているが)、
今日、半日かけて帰京の途についた。
毎年のように「青春18キップ」で。

つまりたっぷりの夏季休業に入るので、何も急いで新幹線で帰る必要がなく、
その1/4の料金で、3倍以上の時間を使って、のんびり帰る。 

毎回通り慣れたルートなので、車窓を楽しむわけではなく、起点-終点を乗り継ぐので座席は確保できるのを幸い、たっぷり読書時間に充てる(もちろん冷房つき)。

それと帰京の18旅では、浜松駅で改札を出て、浜名湖産の鰻弁当(1600円)を買い、列車を1便分乗るのを遅らせてホームのベンチで、タレと山椒をたっぷりかけてかっこむのを楽しみにしている。

8月に職場に戻る用事もあるが、その前日に半日かけて18キップで戻ることにしている。

これで東京—名古屋間を5回も往き来すれば、もう夏の旅は十二分ということにもなり、それ以外に旅を求めなくなるのも、結局安上がりになる。 


頭髪の危機

2017年07月28日 | 健康

男なら誰でもが抱えているリスク。
それは頭髪から見放されること。

夏になって髪を短くしていたせいもあるが、自分の頭髪を通して頭皮が透けて見えるようになったのが気になった。

通っている近所の美容室で、散髪がてら、自分の頭髪について変化を尋ねた。

すると、髪が細くなっているという。

つまり、量は減ってはいないが、細くなったせいで地肌が見えやすくなったのだ。

そこで対処法を尋ねた。

基本は血行不足なようなので、夜寝る前に洗髪をした後、ヘアートニック(育毛効果のあるやつ)をかけて頭髪をマッサージし、
血行をよくした状態で、水平に寝ることで、頭部の血行がよくなるという
(トニックのアルコールが強過ぎるとスッとするだけで効果がないという)。

今までの私は、夕方帰宅して風呂に入り、洗髪していた。
そしてヘアートニックは朝、出かける前の整髪に使っていた(もちろんマッサージなどしていない)。

さらに、私程度の短髪だと、リンスは不要だという。

なに?

高校以来、ずっとシャンプーの後はリンスを欠かさなかった…。

ところが私程度の短髪だと、シャンプー後は頭皮から出る油分で充分なのだという。

むしろ短髪者がリンスをつけると、毛穴にリンスの油がつまって頭皮からの油を詰らせるという。

ちなみに、2日に一回はみそ汁にワカメを入れる。

夏は蒸れる帽子はかぶらず、直射日光を避けるために日傘をかざす。 

かように髪に悪い事はしていないつもりだが、積極的なケアもしてこなかった。

これからは、アドバイスに従ったケアをしよう。

リンスをやめるのはもちろん、
帰宅後はシャワーで汗を落すだけにして、寝る前に入浴して血行をよくした後、トニックでマッサージをする。


東京区部に降雹

2017年07月18日 | お天気

今朝、名古屋に戻った。
名古屋も暑いが、湿度が低いため日陰にいれば大丈夫。

そんな折り、私が去った東京の区部がたいへんな降雹に見舞われ、街路樹の葉がこなごなになったという。

ネットでわが本駒気象台(文京区本駒込4丁目)の観測記録を見ると、15時過ぎに10分間雨量が19ミリに達し(時間雨量に換算すると114ミリの瀑雨)、瞬間降水強度がなんと524mm/hというとてつもない強雨。
その間に気温は10℃も下がった。

夜実家に電話してその時の様子を聞くと、ゴルフボールほどの雹が横向きに降ったという。

幸いいわゆる「夕立」なので、短時間で納まったため、樹木以外の被害には至らなかった。

そういうこともあって、気象に携わる者としては、実体験したかった。

地上天気図では、関東付近は梅雨前線が途切れて、小さな低気圧があるだけ。
これだけではこのようなシビアな気象は予想しにくい。

上空500hpaの高層天気図を見ると、東日本上空に北西からトラフがかかっており、上空にシベリアからの寒気が流入していることがわかる。
下層は連日の暖気流入中なので、一気に成層が不安定になったわけだ。 

トラフの走行の北西−南東のラインは南関東に相次いで出現した降水帯の走行と一致している。

もちろん、気象庁は朝から天気の不安定さを予報していた。

シビアな気象現象をもたらす積乱雲は、立体的に発達するので、予測するには地上天気図だけでなく高層天気図も必要。
ただし地上のどの付近に発達するかまでは、地上風の詳細なデータ(観測網)が必要なので、残念ながら直前までわからない。

追記1:週末帰京して判ったことには、実家の屋上に設置してある気象観測装置の3杯式風速計のうち2杯が壊れて脱落し、1杯のみで回転していた(不正確ながら計測は続行されている)。
また風向計も下に落ちていたという。
まぁ、あの雹だからこの程度の被害は当然か。
気象観測装置は、どんな悪天下でも屋外で休まず任務を全うして、数年後に力つきてしまう。
風速計は買い直さねば。 

追記2:さらに実家の車の屋根もボコボコになっていた。
カバーをしていたのだが、そんなの無力。
近所の車も同じ状態。

こんな被害、東京では生まれて初めて。



 


大宮氷川神社へ気の交流に

2017年07月17日 | パワー・スピリチュアル

連休二日目の「海の日」とやらに奥多摩あたりの山歩きを予定していたのだが、
今の気候だと熱中症になりに行くようなものなので、木陰の多い所を探したら、
大宮氷川神社(武蔵国一の宮)の長い参道が思い当たった(先日「ブラタモリ」を観たので)。

この神社、だいぶ以前に初詣に訪れたが、その時は参道は歩かなかった。
由緒ある神社で古い木が多いので、気場(パワースポット)としても期待できる。 

今日は37℃になると予想されている大宮駅に降り立ち、まずは腹ごしらえ。
昼は軽くていいので、立ち食いそばを探すと、チェーン店と地元店があったのでもちろん後者に入る。

参道への近道「一の宮通り」を抜けて、「氷川神社前」の交差点から、参道に入る。
参道は全面歩道になっており、両脇の並木で木陰になっている。

並木は、種類や樹齢(太さ)が不統一だが、中には太いケヤキの木があり、思わず近寄って気の交流をする。
こういう樹って樹齢が3桁だろうから、それだけで人間を含めた動物からみれば超越的な寿命。
あと、幹がほとんど空洞というか、幹の手前半分が無くなって奥半分だけになっているのに、立派に葉を茂らせている樹もある(写真)。
その強靭な生命力(パワー)こそ神道的な神に資する。
というわけで、参道の並木段階で私にとっては気場の連続。

やっと境内に入り、楼門の手前で手水を取り、まずは本殿に向い、拝殿前で参拝する。
本殿の奥は神域の森となっている(このように神社のパワーは森の気に由来する所が多い)。
神札授与所で、東遊びの土鈴人形を求める。

次に舞殿周囲の神木に近づき、気の交流をする。
気功の本には、自分の気を高めるため「木から気を受け取れ」とあるが、
私は受け取る一方でなく、相互に気の交流をしたい。
相手から奪ってまでして自分の気を高めたくないし、交流することで自身の気の流れそのものを活発にしたいから。
そして神木と一緒になって地の気と天の気を受けたい。
もちろん、気の交流であるから、樹には直接手を触れずに、
気功の施術と同じく、両手を樹皮にかざして気を送り、同時に感じる。 

東門を出ると、そこに摂社が2棟並んでいる。
左側の摂社(写真)は「門客人神社」とあり、「手摩乳命・足摩乳命」を祀ってあるというが、実は国つ神のアラハバキ(荒脛巾)神を祀ってあることは一部で知られている。
私が前回ここに来たのも、このアラハバキ神を参拝するためだった(当時はなぜか立入り禁止になっていた)。
氷川神社は今(明治以降)では、天つ神系の一員としているが(境内に天津神社がある)、本来出雲系ということもあり、 国つ神(地神)系でもある。
アラハバキ神は残念ながら本殿の回廊の外にはじき出されてはいるが、この神を祀る社は、本殿と同じく氷川の神域に向かっている。
つまり実質的には同列なのだ。

そういうわけで、摂社の右側にはその神域への柵扉があるのだが、当然ながら閉じられて通行止めになっている。
ただ柵なので、その前に立って柵に身を寄せると、神域の森からの冷気が伝わってくる。
深い森は太陽を遮るので、気温が上がらず冷気が滞留する。
その冷気は重いので、熱せられて空気が軽くなった周囲に流れ込むのだ。
この冷気は神域が発祥なのでまさに霊気だ。
この冷たい霊気をアラハバキ社の横でたっぶり受け取る(涼しくて気持ちいい)。

さらに東に進むと、境内から出て、公園内となる。
公園内も木が多いが、雰囲気が公園なので、あまり”気”を感じない。
近づくと、樹皮に蟻や他の虫が這いずり回っている。
虫たちにとっては一本の木が生活環境なのだ。

さらに奥に進んで「歴史と民俗の博物館」を見学。
往路を戻って、境内の他の摂社を巡り、これはと感じた巨樹に近づいて気の交流をする。

私の他にも神木に直接手を当てている人がいるが、その動作からみて気の交流ではなかろう(手に虫がつくかも)。 

参道脇の店で「氷川だんご」をみやげに買った。

かように、自分の”気”への感度が上ってきたので、 以前のように外部装置に頼ることなく、
自分で霊気の有無を判断できるようになってきた。


オーディオを買い替える

2017年07月16日 | 生活

家電というのは、いくら低スペックのものでも、故障しないと買い替える気になれないもので、
昔買った安物のオーディオシステムもその例にもれない(ほんとは音楽好きなのでもっといい音で聴きたいのだが)。

もっともその装置、昔は使っていたMDが使用不能になるものの、MD自体が今ではまったく使わないのでそれが買い替え動機にはならなかった。

ここ数年は、CDすら聴く気にならず(CDを買うことも皆無)、もっぱらパソコン内の音楽データをアナログケーブル経由で再生していた(作業中のBGMで、音楽に集中するわけでないので、音質にはこだわらない)。

CDなど過去のメディアになりつつあったのだが、
昨年暮れに、モーツァルト全集(CD170枚)とバッハ全集(CD172枚)を相次いで大人買いして、 これら342枚のCDは今後一生聴き続けることになった。

ところがその決意を打ち砕くように、オーディオシステムのCD再生部分が故障してしまった。
CDを入れてもトラックを読み込んでくれないのだ。

というわけで、やっと買い替える決心がついた次第。

オーディオシステムといっても今ではCDレシーバとスピーカのみ。

CDレシーバは、オンキヨーのCRシリーズが評判よいのでそれに決めたが、セットになっているスピーカの音(低音)がいまいち気に入らず、またスピーカ本体の厚みが設置予定の本棚からはみ出るのも購入をためらわせる。

スピーカに渋っていると、(ヨドバシの)店員さんが別メーカーのものをあれこれ紹介してくれる。
クラシックをメインにしたい旨をいい、持参したバッハ全集の中の1枚をそれぞれのスピーカで聴き比べる。

結局、 audio proというメーカーの小ぶりなスピーカにした。
スペック的にはオンキヨーに劣るが、聴覚的にはこちらが良かった。
この製品、製造終了で在庫はなく店頭品のみだったので、率先して値引きしてくれた(スピーカの型落ちは気にしない)。 

レシーバとスピーカそれぞれ小型なので、両手に持って帰り、さっそく自室でセッティングして、しばらく聴けなかったバッハ全集の一枚を鳴らす。

まぁ、もともと小型で高級品でないので、感動するほどではないが、前のオーディオよりは響きがいいのは確か。

あとこのレシーバ、USBケーブル(すなわちデジタル)でiPadの音楽を聴ける(iOSのみ対応)のが特徴。
充電用のケーブルを接続して鳴らしてみたら(圧縮データなのに)音がいいのにびっくり。
レシーバ画面に曲名なども表示されるのもいい(しかもiPadが充電される)。

これでこの連休一番の用事は完了。 


熱中症を防ぐ

2017年07月15日 | 健康

帰京したら、気温が35℃になっていた(名古屋より暑い)。

図書館に行く途中、歩道脇に夫婦がいて、夫の方は意識もうろう状態で座り込んでいて、妻が携帯で連絡を取っていた。
見た感じ、夫が熱中症で、妻が救急車の手配をしているようだった。

日中は不用意に外出しない方がよい。

私は外出時には、まず吸水ポリマーを水で膨らませた鉢巻き(100円)を首に巻き(時には額にも巻く)、遮熱効果のある日傘を差す。
いずれも体の表面温度、ひいては体温を上げないための措置。

東京の夜は数日前から熱帯夜(最低気温が25℃以上)が続いている。
私は躊躇なくエアコンをつけっ放しで寝る。

エアコンの設定温度を27-28℃程度にしておく(寝苦しくない程度に設定温度を上げる)と、
睡眠中に冷気にさらされることもなく、また消費電力も極力抑えられる
(朝起きて稼働中のエアコンのプラグに付けてあるワットチェカーを見たらたった5Wだった)。

要は暑くなければいいのであって、涼しさまでは求めない。


災害大国であることの自覚

2017年07月15日 | 防災・安全

例外がないくらい、気象災害は毎年発生している。
その理由は、まず低気圧の出現(発生・移動)分布をみると、日本付近が真っ黒となり世界的にも低気圧の通り道地帯であること。

そして国土の75%が山地なので、いわば国土の75%に土砂災害が発生しやすいこと(平地の一部でも発生する)。
またそれはほとんどの河川が急流であることを意味し、増水被害も発生しやすいこと。
ついでに残りの25%は人口が密集する沖積平野で、大きな河川による洪水被害と沿岸の低地は高波などの被害に見舞われる。

さらに日本付近は地球上でも格別な地震火山の密集地帯でもあるため、当然これらの被害のメッカでもある。

地震は75%の山地には山崩れなどの大規模土砂災害をもたらし、25%の平野には軟らかい地盤による激しい揺れと沿岸部と低地に津波被害をもたらす。

火山は地震よりは頻度が低いとはいえ、過去数百年の間に御嶽山、雲仙岳、三原山、磐梯山、富士山、浅間山などが被害を発生させている。

25%の平地のうち最大面積を占める関東平野は、大河川(利根川、渡良瀬川、鬼怒川、那珂川、荒川)が洪水のたびに運んでいた土砂と箱根・富士による火山堆積物によって形成されたもの。
面積第二位の濃尾平野は、木曽三川(木曽川、長良川、揖斐川)が運んできた土砂と養老断層をはじめとする活断層によって造られた。

いや日本自体が、火山と地震(活断層)と洪水によって形成されたと言っていい。

このように、われわれは地球上でもすこぶる危険な場所に住んでいることを自覚したい。

では何をしたらいいか。 

わが勤務先の大学では、全学部生を対象とした防災の授業があり、その一部を担当している私は、受講者に自宅近くに「土砂災害危険箇所」があるか確認させている。
これと地震・洪水・津波のハザードマップの確認は、全国民にとって必須だ。


中津川の気場を巡回

2017年07月10日 | パワー・スピリチュアル

2泊の旅の2日目は一日中旅先にいる日。
といっても通い慣れた宿なので、観光は不要。
現在、自分の”気”を高めるトレーニングをしているので、近くの気場に行って、そこでいい気を受けとりたい。

気場といっても公開されているわけではないので、自分なりの判断で、


まずは”地の気”が上昇している所として、湯舟沢川の上流にある宿の温泉の源泉塔に行く。
ここは人工的に大深度から温泉を汲上げている所。
言い換えれば、大深度の地下から”地の気”が強制上昇している所。
その地に立って、”天地人のたんとう法”(気功の方法の1つ)で足から地の気が入ってくることをイメージする。
気功って「その気になる」ことが大切なようだ。


次に、源泉塔の奥にある森(写真)、実は私がこの宿に泊るたびにここで木刀の稽古をするのだが(今回はやらない)、
前々からこの森に”気”(個々の樹の気の集合体)を感じているので、その入口に立って、先の法と”三円式站樁功”をする。


ここから車に乗って中津川市の北西端の夕森公園内にある竜神の滝に行く。
中津川には数え切れないほど来て、市内の名所の9割9分は行ったが、
ここは唯一訪れていなかった。
キャンプ場に車を置いて、数分で竜神の滝を上から見る神社(滝上が正面)と滝を正面に見る遊歩道に達する。
竜神の滝は、落差こそ8mだが、落口から下1/3あたりに洞穴があって落ちた水がそこで水平に一周するため、滝の水流が複雑となっている。
周囲の暗い岩の中で滝の部分だけ陽光を浴びて白く輝いた姿は神々しい(写真)。
そして湿気を含んだ”水の気”に満ちている。
水の気は物理的に測定できそうなので、滝見の展望台から電位計を十数メートル先の滝にかざすと、みるみる陰イオン(私は決して「マイナスイオン」とは言わない)が増えいった(イオンバランスで500ボルト陰イオン側に傾いた) 。


馬籠に戻って、馬籠上の展望台に行く。
ここは旧中山道の歩道上にあり、目の前に拡がる恵那山脈から南に続く美濃の山が一望。 
空が広く、”天の気・山の気”に満ちている(山の気は、天に向って上昇した強い地の気と表面を覆う森の気の集合体)。 
これらの”気”を充分に吸い、ベンチに座って瞑想を始めようとするが、
ベンチが日射で熱くなっていたので、それに気が散ったため、早々に引き上げた。
今の時季は屋外では瞑想しにくく、瞑想は宿に帰って部屋でやった方がいい。 

このように、いつの間にか自分で気場を判断(感受)できるようになった。


九州北部に発生した恐ろしい雲

2017年07月05日 | お天気

本日、九州北部(福岡・大分県境付近の山間部)に猛烈な雨が続いていて、「大雨特別警報」が発令されている。
これは大雨をもたらす雲が停滞しているためで、災害をもたらす状態になっている。

気象衛星で確認して、慄然とした(右図)。
九州北部に左向きの3角形の雲があり、衛生画像を動画にしても動かない。

これは「テーパリング雲」という巨大積乱雲で、エリアは狭いながら最も恐ろしい雲だ。
この積乱雲は左側の頂点部分から垂直に発生して、成層圏に達し右側にかなとこ状となって拡散している。
それが移動せず、同じ場所で発生し続けるのだ。
そのため、左側の頂点にあたる地上には尋常でない大雨がずっと続き(時間雨量100ミリを超える滝のような雨を私は「瀑雨」と呼ぶ)、河川氾濫・土砂災害などをもたらす雲なのだ。

この雲の下にあたる川や山地の斜面の近くの人たちは早々に避難すべきだが(なぜなら、気象衛星画像でこの雲の発生を確認することが※避難判断の基準となるから)、夜となっては避難行動自体がかえって危険になる。

無事を祈るのみ。 

※今日昼の衛星画像を確認すると、14時には発生していた。
すなわち14時以降、避難すべき事態に入っていた。 


慰労の三谷温泉と蒲郡の岩巡り

2017年07月03日 | 

大学院入試のために休日出勤した翌日、慰労の三谷温泉(愛知県蒲郡市)に一泊。

蒲郡は、南は三河湾に面し、北が山に囲われた温暖な地で、しかも温泉が数箇所ある。
距離的には名古屋からまったくの日帰り(通勤・通学)圏なのだが、愛知では犬山と並ぶ観光資源が豊かな地なので、あえて温泉に泊って慰労したい。

蒲郡には、御神体となっている岩がいくつかあるのでそこも訪れたい。

まずは蒲郡の西端、形原温泉の近くにあるその名も岩上神社

車で行くには 東名岡崎 ICから南下し、形原温泉(ここに行く手前には三河地震の亀裂が見学できる地がある)の十字路を東進し、「岩上神社」のバス停がある参道入口付近の脇の広場に駐車する。

無人の神社ながら、掃除は行き届いている。
本殿の裏山側に、まるで両耳を立てたトトロのような大岩(岩神様)が立っている(右写真)。
残念ながらその大岩には近寄れず、神社側から眺めるのみ。
この岩、現代人にはトトロに見えるが、抱き合っているようにも、股を上に上げているようにも見える。
それゆえか、この岩は、安産・子育て、縁結びの御利益があるそうだ。 

車に戻る時、入れ違いに女性が車でやってきて、本殿の前で黙然と祈りを捧げている。
私のように岩の見物ではなさそう。 

 

次は東に進んで、拾石川沿いにある大巌神社
ここは地元の鎮守拾石(素戔嗚尊)神社の一部となっている。
拾石神社の裏側に、「たび石」という上が2つに割れた縦長の岩があり(左写真)、説明板によると地元の松平氏が浜松の家康の元に通う時に”旅”の安全を祈ったのが元というが、どうみても足袋の形象石だ(写真を見て気づいたが、たび石の右下にさらに小さなたび石がある)。

 

大巌神社の社殿の裏側のじめっとした日陰にあるのが御神体の岩(下写真)。
この岩、説明板によると女陰の形象岩ということで、岩の窪みに沿って縦の皺が入っている。
個人的印象では、あえて連想すれば可能な程度 (この種を見たいなら、中津川の女夫岩がお勧め。あと目的地の三谷温泉にこれ的な宗教施設があったが閉鎖となった)。

さて次は、蒲郡の街中をつっきって北の山裾に向って、赤日子神社に行く。
ここの奥社にあたる聖山に「お皿様」という岩があるのだが、事前調査不足で登り口がわからない。
とにかく今日は暑く、快晴ではないが、日差しが強いので、山に登る気力がない。

その代わり、上ノ郷城跡への道があり、そちらに向った(山城巡りも趣味)。 
この城は地元の土豪・鵜殿氏によるもので、家康によって落城された。
地元の保存会による道標をたよりに、台地上の本郭に立つと蒲郡の市街が一望。

このような寄り道をしたおかげでチェックイン直前に宿に到着。
宿は「ホテル明山荘」という崖下から海が拡がる大きめなホテル。
もっとも私が泊るのだから、宿代はリーズナブル。

案内された部屋は山側のツインの洋室。
廉価のビジネスプランなので、かように部屋もビジホ並み(でも和室の布団よりベッドの方がいい)。
海沿いの宿の山側なのは残念だが、そのかわり三谷温泉のシンボル・山の上に立つ巨大弘法大師像がありがたくも拝める(ライトアップされる)。

正しくも最下階にある温泉大浴場は、内湯がアルカリ単純泉で露天がラドン泉。
本来なら入れ替えるべきなのだが、そう思う客はいなさそう。
温泉の濃さを測ると、当然ながらラドン泉の方が4倍濃かった。
なのでもっぱら露天に浸かる(内湯ならラドンをたっぷり吸入できるのに)。
あと人工の炭酸湯もあるのが気に入った。

夕食はバイキング。
正面に無人の大島を臨むオーシャンビューの席を宛ててくれた。

種類は多くないが、海の幸が豊富で、地元水揚げのメヒカリを卓上コンロで網焼きにし、家康鍋というカニ・アサリと根菜たっぷりの汁を味わう。
ここのズワイガニは大振りなので一瞬喜んだが、なぜか中身がスカスカ。
もっともこの価格帯なので文句は言わない。
もっと安い宿のバイキングだと、カニは小振りで足には肉がほとんどなく、ハサミの先端部しか食べる所がない。 
それにしても脚の肉がスカスカな安バイキング用のカニが海の中にいるということか。
ただしこの宿はカニが次々に補充されるし、我先にとカニに殺到する客層でない(年齢層が高い)のが幸いして、落ち着いて食せる。

個人的にうれしかったのは、大振りのエビフライがバイキングの品にあったこと。
名古屋の客にとってはエビフライは別格。
実際、エビ天なら多くのバイキングにある。
この宿にもそれがあるので、なんとエビフライとエビ天の両方を好きなだけ食せるのだ。
衣のカロリーに注意しながらも、エビフライとエビ天をそれぞれ複数個1つの皿に盛って(付ける調味料は相異なる)食べ比べることができた。
これって新鮮な経験。

バイキングの他に追加料金の特注料理があり、その中に三河湾名物の大アサリが2個1100円とある。
三河湾南端の伊良湖だと、その大アサリが食べ放題となるのに(その代わりズワイガニとエビフライはない)。 

とにかく温泉と食を堪能して、今日一日だけは仕事を忘れたい。 


都議選の結果に思う

2017年07月02日 | 時事

都民ファーストの会の予想以上の勝利となった東京都議選。

私個人は、都議選に国政スキャンダルを反映させようとする”反アベ”勢力への反発と豊洲問題への支持から自民候補に入れた。
都民ファーストに投票しなかったのは、豊洲問題への不支持の他に、トランプ的な「〜ファースト」スローガンだけで、大衆迎合的な軽さを感じていたから。
といっても私は元来の自民支持ではなく、以前から自民に代わる(自民を超える)責任能力のある政党を求めていた。 

自民敗北がはっきりしたのだが、自民圧勝時に感じたような、何も変わらないというがっかり感はなく、むしろ変化への期待感がある(不安も大きいが)。
これを機に地方自治レベルから新しい責任政党が誕生してほしい。

でもまずは豊洲問題の現実的な解決からだ。