今日こんなことが

山根一郎の極私的近況・雑感です。職場と実家以外はたいていソロ活です。

よくやった日本代表

2010年06月30日 | 時事
昨晩の日本-パラグアイ戦。
祝杯を用意し、 DVDデッキの録画をonにして観戦した。
試合自体は面白みに欠けたので、テレビ画面を見続ける集中力は失せて、
パソコンを操作しながら、時たまテレビに目をやっていた。
それには文句は言うまい(結果がすべて)。

たった1つの PKの不成功によって、惜しくもベスト8に進めなかったことは残念至極だが、
120分間の試合には負けなかったことで満足もしている。
冷静にみれば実力以上の出来、というか、大会中に成長した感じ。

この17日間楽しませてくれた。
これからは、夜更かししないですむかわりに、ワクワクのない日常に戻るわけか。


まずは輝度調整

2010年06月26日 | 生活
愛聴している”タチヨミスト”さんのポッドキャストによると、
「iPadの画面が明るすぎる」という苦情がユーザーの間から出ているそうだ。
iPadユーザーのレベルの低さに暗然となる。

パソコンを買って、あるいはパソコン用のモニターを買って、
起動して最初にすべきことは、「画面の輝度調整である」、と学生に教えている。

モニターの輝度は、店頭で色が栄えるように、高めに設定してある。
モニターは光源なのであるから、光源を見つめることになるので、
高い輝度のモニターを見つめていれば当然眼の神経疲労を高める。

だから輝度はできるだけ低く設定するべき。
ついでに私は好みで色温度もやや低めにしている(調整可能な場合)。
逆に手元の照度は高い方がいい。

かように、モニターの輝度調整はユーザーが最初にすべきことで、
これをしない方がユーザーとしておかしい。
もちろんiPadも輝度を下げて使っている(”設定”画面の「明るさ壁紙」を選択)。

実は、大学のパソコンルームでも、初期設定のままの強烈な輝度の画面を見つめ続けている学生って多い。
指導する側が情報工学に関心があっても人間工学に関心がないためだろう。

茄子三昧の試み

2010年06月23日 | 生活
今日は、半年に一度の”マーボーナス”を食べる日。
定職について、一番うれしい日とはこの日でのことである。

ところが、昨日から近所のスーパーやデパート、総菜屋をチェックしまわっているが、
シーズンオフなのか、どこにも”マーボー茄子”がない。
仕方なしに、”マーボー(麻婆)”はあきらめて、”茄子”に絞る。

まず生の茄子を買う。これは焼き茄子(醤油+生姜味)用。
それに出来合いの惣菜”茄子の煮浸し”も買う。
これらは前菜用。

そしてメインは、茄子の入ったパスタ(出来合い)。
締めは、茄子の漬物にしたかったが、なぜか売り切れ。
世間では、ナスビ(ナス日)は茄子の漬物だけで祝うものなのか。

茄子三昧はあきらめるものの、スパークリングワインを買って、祝杯。

今年は、土地を買ったりして出費が多かったので、通帳上の減った額を埋めるのに使うしかない。

iPadに必要なアクセサリ

2010年06月18日 | パソコン・メディア

iPadを使うようになって、じわじわと自分の情報生活が変化している。
ノートパソコンを持ち歩かずに、データをネットサーバーに保存する
いわゆる”クラウド・コンピューティング”的な情報生活に移行しつつある。

というわけでiPadこそ必携のアイテムになりつつあるわけだが、
そのためには、必須のアクセサリがある。
まずは、液晶保護フィルム。
パソコンと違って、液晶を指で触って操作するから。
6歳の甥っ子が画面をいくらベタベタ触っても、まったく指の跡が着かないが、
自分が触るとあっという間に指紋の跡だらけになる(特に雨天の午後)、

それと保護ケース。
持ち歩くことは、落とす危険も増える。
一度テーブルの上から落としたが、ケースカバーをしていたおかげが全く問題なかった。
iPodのようにもともと頑丈ならいいのだが、重たい分だけ、自らへの衝撃も大きいだろう。
それだけでなく、アップルマークのあるシルバーの背面も傷をつけたくない。
そして何より、液晶面の傷を防ぎたい。
液晶フィルムをつけていても、そのままで鞄に入れて、出したら、そのフィルム面にひっかき傷がついてしまった。
なので背面だけでなく、液晶面も覆う、両面ケースが必要(私はアップル純正のを使用)。
両面ケースだとiPadを使っているようには見えないのが残念だが、
縦だけでなく、横置に立て掛けることもできるので、フォトスタンド用途にいい。

あとプレゼン用ではなく、板書のための講義ノート用にiPadを使う人は、チョークがついた指で画面を操作すると、画面がチョークの粉で汚れる。
なので、タッチペンを使った方がよい。

ついでに、iPadの Keynote は画面を指で長押しすると、プレゼン画面に赤いポインタを示せることがわかった。
今まで、プレゼン用にレーザーポインタを使っていたが、その必要がなくなるわけだ。


「はやぶさ」という009

2010年06月13日 | 時事
小惑星探査機「はやぶさ」は、小惑星「イトカワ」の地上の砂を採取し、
持ち帰るという画期的(アポロ計画の月面以来の快挙)なミッションを、
さまざまなアクシデントを奇跡的に乗り越えながら、
残すは、その貴重な採取物をカプセルで飛ばして地球のわれわれに届けるだけとなった。

だが、それをするには、「はやぶさ」自身が大気圏に再突入しなくてはならない。
それは自らが燃え尽きることを意味する。
7年をかけて小惑星まで往復した「はやぶさ」は、自らの死をもって仕事を全うするしかないのだ。

その間ずっと「はやぶさ」を遠隔操作し続けていたJAXA(宇宙航空研究開発機構)は、
燃え尽きる前に、最後に予定外の操作をした。
はやぶさを回転させ、その眼(カメラ)に、7年ぶりに戻ってきた地球の姿を映させたのだ。

この記事を書いている今、「はやぶさ」は月の軌道の内側に入り、
丁度日本の上空にさしかかっているという。
あいにく曇り空だが、(それでなくても肉眼では見えないが)、
私はあえて、窓を開けて、曇天のはるか彼方の大気圏上空に目を向けた。

その心に映ったのは、流れ星のような一本の明るい光が、
一定の速度で天空を横断していく「はやぶさ」の姿。

そこで思い出すのは、石ノ森章太郎の神作品『サイボーグ009』だ(私はガンダム世代よりずっと年上)。
この第6巻の最後のシーン(作品自体は7巻以降も続くが、私にとっては6巻で終る)。
世界中に戦争を仕掛ける敵ブラックゴーストを、成層圏で破壊するという壮大なミッションを終えた009は、
その爆風で放り出され、落下する。
遅ればせながら彼を助けに来た同僚002に抱きかかえられながら。

もはや二人は高速度から地球に落下する以外になすすべがない。
大気圏との摩擦で次第に灼熱になりながら、
002は最後に009(人間名”島村ジョー”)にこう言った
「ジョー、君はどこに落ちたい?」

その時、地上の日本では、中学生ほどの姉と小学生ほどの弟が夜空に長い線を引く流れ星を見つけた。
そして姉は世界の人々の平和と幸福を祈った。

小学生だった私は、中学生だった姉からこの本を借りて読んで感動し、
とにかく第6巻だけは自分がずっと持っていたくて、譲ってくれるという遠方の友人のところにバスに乗って買いに行った。
『サイボーグ009 第6巻』は私が最初に買い求めたコミックスであり、今でも捨てないでいる。

「はやぶさ」の話に戻る。
はやぶさは、今夜大気圏に再突入し、オーストラリアの砂漠に落下する(そこに落ちたかったかどうかは別にして)。
JAXAの人たちは、ミッションの成功の喜びを感じる前に、
「やはぶさ」への感謝と別れの涙を流すに違いない。
※追加:現地撮影による「はやぶさ」の最期
これほど美しい最期を見たことがない…

誰か映画にしてほしい、無人の探査機が主役の映画を。

iPadで授業

2010年06月11日 | お仕事
iPadを使って授業をした。
つまりプレゼンソフトKeynoteの画面をオプションのVGAアダプタを使ってスクリーン出力した。
VGA出力が可能なのは、KeynoteやYoutubeなど特定ソフトのみで、パソコンのようにデスクトップ画面はでない。
すなわち、iPadのおもしろい画面操作はスクリーンでデモできない。
接続のタイミングにコツがあり、ケーブルを接続してから、Keynoteを起動する必要がある。

ところで、伊藤洋一氏は 自身のPodキャスト番組で、
iPadのこの機能制限をWindowsとApple製品の違いだと述べたが、
そうではなく、Macを含むパソコンとiPadの違いである。
ちなみに氏は、スティーブ・ジョブズのことを再三「スティーブン・ジョブズ」と発音していることから
Apple社に対する関心・知識の薄さがわかる。

教室のスクリーン画面はパソコンと遜色なく、
むしろMacでは、スクリーンと一緒に表示される液晶モニターにはへんな色がついて読めない状態であったが、
iPadではきちんと正常に映る。
演習室では液晶モニターしかないので、MacよりはiPadの方が使える。

メールで文字入力のしやすさがクリアすれば、ノートパソコンを持ち歩くかわりに、
iPadですませるかもしれない。

また、iPodのかわりにiPadでPodキャストを聞きながら通勤した。
iPodも不要になるかも。
iPadは図体はiPodよりでかいが、重くないので、読書しているつもりになれば問題ない。

iPadは閲覧デバイス

2010年06月10日 | パソコン・メディア

わがiPadはまだ本格的に仕事には使っていない。
パソコンで作成したデータを授業でプレゼンするのに使えるかがまず問題。

そのためにはMac側のiWorkが現行の09版である必要。
そして、作成したファイルを、ネット上のiWork.comにアップロードして、
iPadでそれをダウンロードしてiPad上の対応するiWork内のプレゼンソフトKeynoteを使う。
そのためには,iPad用のKeynote1200円をAppStoreで購入する必要がある。
私はMac用のiWorkも最新版を購入する必要があった。
(iWorkの利用にはAppleIDが必要。ない人はメールで送受信)

しかも同じKeynoteでも、Mac版よりiPad版の方が機能が少ないため、
移行すると無効になってしまう機能があった(画面切り替えの3次元効果など)。
特に、オブジェクトの空間移動などの特殊効果はすべて無効。
また”段落ごと”に指定した効果も”一括”になってしまうので、
iPad上で画面ごとに直さなくてはならない。
iPad上のソフトは編集機能が貧弱。

つまり、MacでKeynoteらしい凝ったプレゼン画面を作っても、iPadには生かされない。
文字や画像が次々と出るだけの平凡(パワポ的)なプレゼン画面なら問題ない。

Macでのカレンダー(iCal)やアドレスブック、Safariのブックマークなどは
Mobile Meで設定しておけば、ほぼ自動的にiPadに更新が反映される。
これは便利(Mobile Meの有料メンバーになっている必要)。

あと音声出力はモノラルだが、ステレオジャックは Bluetooth経由ではステレオ。。
最初はモノラルのみだと思っが、設定でアクセシビリティで「モノラルオーディオ」がオンになっていたためだった。

i文庫で青空文庫をダウンロードしてみたが、読書は快適。
文字の大きさを自由にできるので、小さい字が見にくい老眼世代には、紙媒体より読みやすい。
もちろん、ネット記事も文字を任意の大きさにできる。
これもパソコンより見やすい。

以上、やはりiPadは”閲覧”に優れたデバイスであって(ある意味、紙より上)、
それ以上の処理を求めるならパソコンを使うべきということになる。


iPadゲット!

2010年06月07日 | 時事
待望のiPadが手元に届いた。
さっそくUSBでパソコン(Mac)につなげて、iTunesを起動して、使用可能にする。
次に、無線LANとの接続(LAN側で接続するマシンを固定してるので、LAN側の設定変更)を若干試行錯誤してなんとかつなげる。
無線LANを利用して、カレンダーやブラウザのブックマークなどをリンク。

アプリは思ったほど入っていないので、プレゼンするにはiPad用の Keynoteなどを購入(ダウンロード)する必要がある。
WordやExcelのファイルの閲覧ならばそのままで可。

その前にApp Storeでいろいろソフトをダウンロード(多くが無料、有料でも高くて1200円)。
とりあえずは青空文庫を読もう。
電源ケーブルはiPodのをそのまま使える。

ただパソコンとのデータのやりとりは、直ではiTunes経由でしかできない(iPodのように外付けHDDとして使うことはできない)。
iPad側の購入ソフトなどのバックアップは、iTunesでなされる。
あと画面を指で操作するので、スクリーンの透明カバーは必需品となるな。

ソフトも揃えていないので、なにができるか未知数だが、
書類閲覧用が主な目的で(洋書の敷居が低くなるのが嬉しい)、授業でのプレゼンにも使いたい。
いずれにせよ、今年の私的10大ニュースに入る出来事であることには間違いない。
何しろ、ここ最近で、いちばんワクワクした買物だから。
というわけで、祝杯!

民主順送りの次に期待

2010年06月05日 | 時事
鳩山後に菅なんて、民主のいつもの順送り。
菅の次は小沢というわけか。
(下手したら、誰も知らない、タルトコっていう人が総理大臣になっていた。国の最高責任者をこういう党内力学で決めるシステムは、問題だと識者は指摘している)。

でもこの過程で、小沢派と反小沢派の対立関係が顕在化してきた(マスコミが騒ぐほどには顕在化していないと思うが)。
これは、政界再編成第二幕を熱望する私にとっていい傾向だ。

私の期待は、いわゆる第3極、すなわち、「みんな」と「日本創新党」と自民離脱派(反谷垣、ただ「新党改革」はどうだか…)と民主離脱派(反小沢)が、
反民主・非自民の統一戦線を張り、旧自民と旧民主の候補を破って、第一党(できたら過半数)を構成すること。
ただ、接着剤となる中心人物が見当たらないのが問題。

価値観の多様化した現在は、19世紀的な二大政党制なんて、無理だし(本家イギリスを見てごらん)、
今では、1つの党が長期政権を維持することも無理。
今までは、自民党以外の政党が、あまりに非現実的な政党だったから、自民以外に政治をまかせられなかっただけ。

自民は与党としての再生能力がなくなり、民主も野党的な未熟さを露呈したので、とにかく今一度再編成するしかない。

いままでと違うのは、(希望としては)再編成の主役が小沢一郎ではなくなる点。
彼は今までのように再編成する側ではなく、これからは”される側”になるべき。

いや、それとも、菅が鳩山なみのテータラクだったら、小沢自身が民主党を見限って、
自ら第3局の中心になってしまうかもしれない…。
それでは元も子もない。