2年前に4級を取ったので、昇級試験である。
なんだ、いい歳して「1級」でないのかと馬鹿にするなかれ。
この制度、4級から始まり、今年やっと3級への道が開かれたのであり、
2級も1級もまだ存在しないのだ。
すなわち、私は「危機管理主任」の一期生なのだ。
場所は、江東区有明にある「東京臨海防災公園」の管理棟、
すなわちいざ首都直下地震が起きた時の防災本部となる所。
いつもとは逆に試験を受ける側になるので新鮮な気分。
ただ、試験し慣れた者としては、
あちらさんの試験の段取りに不慣れな部分が目についてしまう。
午前中に筆記試験。
あいにく、ヤマが外れて四苦八苦。
午後は救命救急法の実技講習(これも合格要件)。
知識の勉強も大事だが、実技講習は定期的に受ける必要がある。
忘れないためばかりでない。
最適方法が頻繁に更新されるから。
なので、受験する意味はこの講習にこそある。
講習は4時までの予定だったが、台風が接近中なので3時に終わった。
消防署からきた講師は、今日は帰れそうもないと言っていた。
すなわち、早い終了はわれわれ受講生のためではなく、
講師たちが今から防災の対応につくためだ(日曜だが)。
合否が分かるのは数週間後だが、一応、無事に終わったので、
今晩は、久しぶりに寝酒にスナック菓子を加えることにする。