今日こんなことが

山根一郎の極私的近況・雑感です。職場と実家以外はたいていソロ活です。

放射線観測網が実現

2011年03月24日 | 東日本大震災関連
福島原発の影響を受けそうな近隣各県が放射線観測態勢を整えた。
わがブログの「リンク集」において、それらを一堂に会させることで、放射線観測網が実現した。
原発を中心として(東側は海だから除外)、最も近い周囲域は避難区域なので空白だが、
原発正門から、福島県内、隣接県、そして南関東や新潟など200km圏まで含まれている
(距離は南関東と同じなのに全く影響のない新潟が羨ましい)。
空気中の放射線量だけでなく、水道水や降下物の放射性物質の測定も可能になった。
さらに風向の実況リンクも加えたので、ある程度の予測もできる。

もしかしたら、数日以内に、原子炉格納容器内の圧力を抜くために、一時的に放射性物質が外部にかなり放出される可能性がある。

自治体向けだというSPEEDIを直接利用できないわれわれは、リアルな実測値を頼りにするしかない。
本観測網は、データの更新が遅いサイトからの情報を集めてやっと全体像がつかめるので、SPEEDIに対向していろいろ皮肉をこめて「SLOWLY」と名づけたい。