尋常でないパワーが物理的に計測され、しかも来訪者の偶然でない人数が何らかの反応を起こすという2つの基準に達してはじめて、私が認定するのが”真正パワースポット”。
それに唯一合格しているのが長野県根羽村にある茶臼山カエル館。
なので私は年2回、カエル館を訪問して、パワーの実態と来館者の反応を収集する。
ただし物理的パワー計測も生体反応の非侵襲的な計測測もそろそろ持ち駒がなくなったので、半ばお手上げ状態。
さらに私自身が、パワースポットから霊の経験に関心が移ったこともあり、カエル館でやる事に行き詰まってきた。
そういうわけで、今回の訪問には、なんとゴースト・ハンティング(霊探知)の装置を持参した。
といってもこの装置は、霊は電子機器に反応するという知見に基づいての、霊探知を目的とした電磁波計に過ぎない。
通常の電磁波計と同じ低周波の電場と磁場の計測のほかに、RSというマイクロ波の計測ができるのがミソ。
なぜなら霊の探知(捕捉)帯域がマイクロ波だから。
尤も、霊山でない山上のカエル館に霊がいるという想定をしていない。
ただ、以前に”ばけたん”が青く反応したこともあるし※、直流の電場・磁場と低周波の電磁波、更には高周波の電離放射線も計測済みなので(直流磁場以外は異状なし)、残った空白地帯たるマイクロ波(-3.5GH)を測るしか持ち駒がない。
※:長年愛用している霊の探知器。良い霊が探知されると自動的に青く光る。
さっそくカエル館内外で計器をかざす。
当然ながら、コンセントや稼働中のパソコン近くでは電場も磁場も反応するが、マイクロ波はほとんど反応しない。
それ以外の場所は、電場も磁場も反応しない(直流磁場=地磁気は反応する)。
ところが、館内の強い磁場スポットの隅のゼロ磁場近くにある、地元産のパワーストーンである大きな瑪瑙石(というより岩)に計器をかざしたら、マイクロ波の針が不定期に揺れ出し、時にはアラーム域に達する(写真:値が31.6mW/m^2で、基準値10を大きく超えている)。
もちろん近くに電源やスマホはないし、館内は無線LANもない。
そしてこの石以外の近くの他の石たちでは全く無反応。
この不定期なマイクロ波の大きな揺れは、ゴースト・ハンティングとしては、ゴースト(霊)が目の前を通り過ぎた動きに相当する。
石に無関係な霊(あるいは電波)の反応なら、近くの他の石の近くでも同じ反応があっておかしくない。
なのでこの瑪瑙石に固有な反応といえるが、磁気のように一定値でなく、不定期な変動を示す理由がわからない。
この石は生きているのか。
また1つ、謎ができてしまった。
マイクロ波が発生するなら、熱作用も伴いうるので、石の温度を測ってみるか(サーモグラフィで)。
ちなみに標高1200mのカエル館は本日最高で25℃。
名古屋より13℃低く、今までの最高気温が28℃という冷房知らずの場所。
エアコン故障中の身なので、できたらずっと居たい。
追記:翌朝、再度この石のマイクロ波を測ってみたら、全くの無反応。
むしろこれが正常で、上記の反応は一時的だったようだ。理由は不明だが。
ここでいう磁場は地磁気と同じ直流磁場で、いわゆる電磁波の交流磁場ではありません。
「強磁場」とは地磁気より(ずっと)強い磁場のことです。
私の「茶臼山カエル館計測」カテゴリーの記事を遡って読んでいただくと、測定方法や値と身体反応との関係などが説明されいます。ちなみに私も霊の視認経験について研究しており、それについても「パワー・スピリチュアル」のカテゴリーで記事にしています。