今日こんなことが

山根一郎の極私的近況・雑感です。職場と実家以外はたいていソロ活です。

三人官女の中で既婚者は

2011年03月03日 | 歳時
今日は桃の節句(ひな祭り)。
テレビでつぎのような質問があった。
「三人官女の中で結婚しているのは何人?」
何(幾)人だと思う?

そのテレビによると答えは一人。
三人官女の人形で、眉を剃ってお歯黒をしているのは中央の一人だからという。

それは結婚していることを表現しているだけで、
なぜ一人だけ結婚している女性がいるのか、の答えにはなっていない。

なぜ、中央の女性だけが結婚している必要があるのか。
婚礼における、”三人官女”の役割を知っていればわかる。
まず両端の二人(銚子と提子を持っている)は、
雄蝶・雌蝶として婚礼の”式三献”(三三九度)を執り行う役で、その行為に慣れてさえいれば未婚でかまわない。

中央は、本来なら何も持たないのだが
(人形ではバランス上、式三献に使う盃を載せた「三方」か、婚礼に飾る「島台」を持っている)、
待女房(介添え、介錯)といって、花嫁の隣に座って、婚礼の補佐の役。
花嫁のほとんどは、婚礼が初めてで、しかも婚礼は当事者以外には(家族にも)非公開なので、
どう振る舞っていいかわからない。
昔の花嫁は、たいてい10代だから、式三献で酒を飲む儀式もよく知らないだろう。
なので、花嫁の振るまいをいちいち指導し、動作を手伝うのが待女房の役割。
当然、婚礼の経験者でなくてはならない。
ということで、中央の女性が既婚という理由。

犬小屋出現

2011年03月03日 | お仕事
わが勤務先の椙山女学園大学・日進キャンパスの屋上に
犬小屋が出現した(写真)。

屋上で犬を飼うわけではない。
その証拠に、犬小屋に入っているのは、どうみても犬ではない。
なんか不思議な機械みたいだ。
これはいったい何?
なんで犬小屋に?

数日後に明らかとなる。