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韓国時代劇ドラマ 朝鮮王朝 「王の女」②

 

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 光海君とキム尚宮の歴史の物語を描いたドラマとしては「王の女」は二人を良く描いているし、悪い参謀役にイム・ヒョク(テジョヨンなど良い人の役が多い)を起用するなど、暴政を淡白に扱い、宣祖の方が悪い専制的な父王として描かれています。
 
 専制的な宣祖役にはイム・ドンジンがぴったりで、光海君を嫌う父親で、チソンファンには憎らしく感じられたでしょうが、好色な父親に比べ、よけい清潔なチソンが際立ちました。
 
 光海君役のチソンはきれいな王子であまり自信がなさそうでもないし、キリっとしています(「宮廷女官キム尚宮」の光海君役でおどおどしているキム・ギュチョルと大違いでした)。王になると自分の意思とは反対に、キム尚宮と参謀が反対派の粛清や兄、異母弟たちを殺していくので、光海君が暴君になってしまいます。
 
 キム尚宮(ケットン)役のパク・ソニョンも一途に愛する人のために突き進む尽くす女を演じています。陰謀と悪行の数々を行いますが、「真実」(2000年MBC)のように悪い女には見えません。歴史上では3大悪女につぐ5大悪女の一人ですが、このドラマでは良く描かれているようです。
 
 側室インビン(ヤンファダン)役のイヘスクが迫力あります。チソンとパク・ソニョンに対抗する悪役として存在感があります。
 
 「女人天下」でキョンビンの息子「福城君」を演じた子役のアン・ホンジン君が、「綾陽君」として見事返り咲き、第16代目王「仁祖」になります。アン・ホジン君は成長してカッコイイ若者になり、「ラブレイン」でチャン・グンソクと共演しています。
 
 「王の女」放送当時、裏番組が「チャングムの誓い」だったので、視聴率が伸び悩みました。
 

 

 

 

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