マガジンひとり(ご訪問ありがとうございます。年内に閉鎖を予定しています)

書肆マガジンひとりとしての小規模な同人活動を継続します。

帰ってきたサンプラー #4 ─ Indie Top 20

2022-10-25 17:03:54 | 音楽
このところ学校~会社員時代の恥ずかしい記憶が芋ヅル式もしくは散発的によみがえってきて苦しい気持ちになることが多い。おそらく、コロナ対応・円安・統一教会問題など日本の国全体が信用を失い沈んでいくなか、自分はわりと浮上できていて精神的に安定しているけれども、おまえは本質的には変ってないよ、慢心したらまた失敗を重ねて人生沈没するよという心の免疫のようなものがはたらいているのでしょう。


Indie Top 20 Volume V - Spirit of Independents
Danielle Dax / Cat-House (1988)
Joy Division / She's Lost Control (John Peel Show 31 Jan 79) (1979)
Nick Cave & the Bad Seeds / The Mercy Seat (Single Version) (1988)
Talulah Gosh / Bringing Up Baby (1987)



Indie Top 20 Vol. VI - Pride of Independents
Inspiral Carpets / Butterfly (1989)
Sandie Shaw / Nothing Less Than Brilliant (1988)



Indie Top 20 Volume VII
The Stone Roses / Made of Stone (1989)
The Man From Delmonte / My Love Is Like a Gift You Can't Return (1989)



Indie Top 20 Vol VIII
Depeche Mode / Personal Jesus (1989)
The KLF / Kylie Said to Jason (1989)
Loop / Arc-Lite (1989)



Indie Top 20 Vol. IX
Finitribe / Monster in the House (1990)
A.C. Marias / One of Our Girls Has Gone Missing (1989)
Lush / De-Luxe (1990)



Indie Top 20 Vol. X
The Charlatans / The Only One I Know (1990)
Teenage Fanclub / Everything Flows (1990)



Indie Top 20 Volume XI
The Bridwwell Taxis / Spirit (1990)
Cud / Magic (1990)
Pixies / Dig for Fire (1990)



Independent 20 Volume 15
Spectrum / How You Satisfy Me (1992)
Wonky Alice / Sirius (1992)



Independent 20 Volume 17
Saint Etienne / You're in a Bad Way (1993)
Pulp / Razzmatazz (1993)


Indie Top 20 Volume 19
Gigolo Aunts / Where I Find My Heaven (1993)
Compulsion / Mall Monarchy (1994)

このシリーズはBeechwood Musicという1980年代から2000年代初頭まで活動していたらしい英レーベルによるコンピレーション企画で1987年の1集から96年の23集まであるらしい。うち88年の5集がニック・ケイヴやジョイ・ディヴィジョンをはじめ収録20曲が粒ぞろい、以降も神保町のレンタルCD店ジャニスに入荷するたび借りていた。

私は高1の1980年から社会人9年目の1991年まで自分のヒットチャートを毎週更新しており、実家を出てアパートで自活する準備などで忙しくなり中止してからも年間チャートは作り続け、英米インディーズの最新曲を漁れるこのシリーズには重宝し、今でも愛着のある好きな曲が多い。特筆されるのは、後になってブリットポップのブームに乗って有名になったアーティストであってもそれらインディー時代の代表曲を超えられなかった(売れたとかでなく私が好きかどうか)アーティストが少なくないこと。

ブリットポップはマーケットに甘えた幼稚な音楽の多さ、対立や乱痴気騒ぎ、ゴシップも売りにするなどJ-PopやK-Popのビジネスモデルを先導したのだろう。私もまた会社から帰って一人で見るテレビ=野球・マラソン・スーパージョッキー・ごっつええ感じ・ウリナリ・ガラスの仮面などなどそれらの価値観では自分が卑屈になるばかりの罠に捕らわれたまま心をすり減らす時期だった。
コメント    この記事についてブログを書く
« 22-Oct-2022 Top 15 Hits | トップ | 29-Oct-2022 Top 15 Hits »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

音楽」カテゴリの最新記事