Sakana no Sanaka

沖縄本島テキスト系ダイバーの一考察

みかまがめ(ダンダラダテハゼ)

2022-12-20 19:39:22 | ハゼ科

久しぶりに気持ちよく晴れたなぁ……という印象だった本日のやんばるです。

北寄りの風はもちろん冷たいですが、日差しのおかげで過ごしやすい一日でした。

明日は雨空になりそうですが、それ以後は雨アイコンが見当たらない週間予報になってます。

たっぷりと日差しを楽しめるクリスマスウィークになりそうです。

風は北東。晴天。

■■

『目は口ほどにものを言う』

なんてことわざがありますが、目からは人の内側の情報を多く読み取れるもの。

また人が受け取る情報の8割以上が視覚からの情報だとされているのだそう。

人の情報の入出力にとって、目は重要な器官のようです。

39億年前に地球上に生命が誕生したとき、その生物に目はありませんでした。

生物が目を獲得したのは約5億4千万年前なのだとか。

5億4千万年前といえば、『カンブリア紀の大爆発』と呼ばれる現象が起こったとき。地球上に突如として多種多様な生物が出現したときですね。

この地層から出てくる化石に、目のかたちがはっきりと刻印されているので、目が誕生したのはカンブリア紀であると考えられているのだそう。

『目(め)』の語源は『見(み)』が変化したものという説が多いのだとか。

ただし『まなこ(眼)』の『ま』が変化したという説もあるのだそう。

つまり、「みかまがめになった」ということのようです。いや、ちょっと面白い響きだなと思っただけです……。

因みに『まなこ』は『目の子』という意味で、もともとは黒目の部分のみを指す言葉だったのだそうです。

■■

で、『め』といえば……

〈ハゼ科ハゼ亜科ダテハゼ属ダンダラダテハゼ Amblyeleotris periophthalma 22年10月24日 沖縄島安和〉

学名種小名は『まわり一面に、あるいは非常に+眼』の意。

まわりって、何に対してのまわりなのでしょうか……。

 

 


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